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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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新NISAの積立をいつやめるか|私がゴールに置いた金額と4%ルールの中身

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こんにちは、バフェットかおるです。先に結論を書きます。私は「65歳の時点で、公的年金に足りない分を30年ぶん補える金額」を自分のゴールに置きました。月6万円の不足を30年補うなら、年4%で運用しながら取り崩す計算でおよそ1,270万円になります。これは私がこの前提で計算した一例で、正解の金額ではありません。

金額そのものより、前提を自分で決めたことのほうが大きかったと感じています。前提が決まると、あといくら積めばいいかが逆算できて、やめていい時期も見えてきました。この記事では、その前提と計算の中身を全部書き出しておきます。

※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年10月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

この記事の内容は、YouTubeの動画でもお話ししています。

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私がゴールを決めた理由

企業に投資するのは、長くて20年や30年の付き合いになります。終わりが見えないまま「貯めなきゃ」と思い続けるのは、私にはしんどいことでした。どこまで走ればいいのか分からないマラソンのようで、何度も気持ちが切れそうになりました。

もうひとつ、ゴールを決めないと使えないという問題もありました。いくら必要かが分からないと、本当は使ってよかったお金まで我慢してしまいます。私は大正生まれの祖母に育てられたので節約そのものは苦になりませんが、使わないまま年をとるのも違うなと思うようになりました。

計算の前提(ここが変われば金額も変わります)

金額を出す前に、前提を先に書きます。前提がずれると、あとの数字はすべて意味が変わってしまうからです。

生活費の不足額 公的年金で足りない分を月6万円と置く
年金額 金額は人によって違うので、ここでは「年金で足りない差額」だけを扱う
取り崩す期間 65歳から95歳までの30年
想定利回り 年4%(税金・手数料・物価上昇は含めていません)
取り崩し方 65歳で全額を引き出さず、運用を続けながら30年で使い切る

ご自身の年金額は、ねんきん定期便や「ねんきんネット」でご確認いただけます。私はそこの数字を入れ替えて計算し直しました。

利回りを年4%にしたのは、控えめに見ておきたかったからです。過去を振り返れば、これより高い年も低い年もありました。過去の実績は将来を約束するものではないので、私は低めの数字で計算して、届いたら上出来と考えることにしました。

この前提での計算例は約1,270万円

月6万円、つまり年72万円を、年4%で運用しながら30年かけて使い切る。この形で必要な元本を計算すると、およそ1,270万円になりました。

  • 1,270万円を年4%で運用しながら取り崩す
  • 毎月6万円の不足分を65歳から95歳までの30年間おろす
  • 30年後には残高がほぼゼロになる前提

私はこれを「最低ライン」とは書きません。前提を少し動かすだけで、必要な金額は大きく動きます。月の不足が8万円なら必要額は1,700万円前後になりますし、取り崩す期間を35年にすればもっと増えます。あくまで、この前提での計算例です。

「老後2,000万円問題」が話題になったことがありましたが、あれも別の前提での試算でした。数字が違うのは、どちらかが間違っているからではなく、前提が違うからだと私は受け止めています。

「4%ルール」とこの計算は別のものです

ここは私が以前取り違えていたところなので、はっきり書き分けておきます。

4%ルールというのは、ウィリアム・ベンゲンが1994年に発表した研究と、トリニティ大学の3人の研究者が1998年に発表した研究から広まった考え方です。初年度に資産の4%を引き出し、2年目以降はその金額を物価の上昇に合わせて増やしていくという、定額(物価連動)の取り崩しを前提にしています。毎年そのときの残高の4%をおろす「定率」の取り崩しとは別のやり方です。

そして4%ルールは、30年間お金が尽きなかったかどうかを過去の相場で検証したものです。資産を増やす方法でも、必ず尽きないという保証でもありません。

この違いは金額にはっきり出ます。1,270万円に4%ルールをそのまま当てはめると、初年度に引き出せるのは50万8,000円、月に直すと約4万2,000円です。月6万円を初年度から引き出すなら、4%ルールの考え方では1,800万円が必要になります。私がこの記事で出した1,270万円は「30年で使い切る」計算なので、4%ルールの数字とは一致しません。同じ4%という数字が出てきますが、中身が違います。

年齢別に、今いくらあれば届くかを逆算してみた

同じ年4%の複利で65歳まで運用したとして、今いくらあれば1,270万円に届くかを逆算した表です。これから追加で積み立てる分は入れていません。今ある金額だけを運用した場合の計算です。

現在の年齢 必要な元本 運用期間 年4%での倍率
30歳 約320万円 35年 約4.0倍
40歳 約470万円 25年 約2.7倍
50歳 約700万円 15年 約1.8倍

50代の私が見ていたのは、いちばん下の行でした。15年あれば年4%で約1.8倍。700万円あれば届く計算です。早く始めた人のほうが少ない元手で届く、というのが複利の正体だと思いますが、残り15年でもゼロではないと分かったのが、私には大きかったです。

ただし、これも年4%が続いた場合の計算です。途中で下がる年もありますし、ちょうど取り崩しを始める時期に相場が下がっていると、同じ利回りの平均でも結果は変わります。私はそこを読めないので、少し多めに用意しておくことにしました。

ゴールに届いたあと、私が考えている4つの調整

金額が見えたあとは、どう暮らすかの調整になります。私が自分の表で動かしてみた項目は4つでした。

  • 働く期間を延ばす 65歳を70歳にするだけで、必要な金額は目に見えて減りました。私はデパ地下のパートを続けているので、ここは現実的な選択肢だと思っています。
  • 積立額を増やす この試算は控えめな前提なので、積む額を増やせばその分余裕が出ます。
  • 取り崩す期間を短くする 30年ではなく20年で使い切る計画にすれば、1年あたりに使える額は増えます。健康で動ける期間と寿命は別物なので、元気なうちに使う形も考えています。
  • 取り崩す率を下げる、または収入をつくる 引き出す割合を下げる、退職後も少し稼ぐ。どちらも資産を長持ちさせる方向に働きます。

いつ積立をやめていいのか、私の答え

私の場合は「自分で決めた前提で計算した金額に届いて、その前提をもう一度見直しても大丈夫だったとき」としました。金額だけを見てやめるのではなく、年金額・生活費・取り崩す年数をもう一度確かめる。この2段構えにしたのは、計算は前提ひとつで変わってしまうからです。

私は良い企業を割安なときに買って長く持つ、というウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。配当金で生活費の不足を埋められるようになったら、新しく積むのをやめても持ち続ける。いまはそういう形を考えています。

まとめ

  • 私は65歳時点で約1,270万円を自分のゴールに置きました。月6万円の不足を30年、年4%で運用しながら取り崩す前提での計算例です
  • 前提(生活費の不足額・年金額・想定利回り・取り崩す年数)が変われば金額も変わります。正解の金額はありません
  • 4%ルールは初年度に4%を引き出し、その後は物価上昇に合わせて金額を調整する定額の取り崩しを前提にした研究(ベンゲン1994年、トリニティ大学1998年)です。定率の取り崩しや、30年で使い切る計算とは別物です
  • 年4%で逆算すると、今ある元本だけで届く目安は30歳で約320万円、40歳で約470万円、50歳で約700万円でした

数字は2026年10月時点で私が計算したものです。出典を確認できない発言は引用していません。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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