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金融危機のときに私がいちばん困ったのは、相場が下がったことそのものよりも、自分の積み立ての設定を自分で決めていなかったことでした。何をいくら、どの口座で、どんな費用がかかって買っているのかを説明できなければ、下がったときに判断の基準がありません。この記事は、私が積み立ての設定をひとつずつ自分で決め直したときの手順の記録です。
当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の会社や金融商品の売買を推奨するものではありません。本文の数字は2026年10月時点で私が確認した範囲のもので、その後に変わることがあります。制度や税金の取り扱いについては税務署や税理士に、商品の内容については各社の交付書面でご確認ください。
下がったときに迷ったのは、設定を自分で決めていなかったから
私は以前、勧められたものを言われたとおりに買っていた時期がありました。そのころは、相場が下がると自分がどうしたいのかが分からず、人の言葉に左右されていました。設定を自分で決めていないと、下がったときに拠りどころがないのだと思います。
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。わからないものは買わない、という一点を守るために、積み立てについても買う前に自分で確かめる項目を決めました。以下はその順番です。どなたかに勧めるものではなく、私がこうしたという話です。
はじめに、どの口座のどの枠で買うのかを確かめました
同じ商品でも、課税される口座で買うのか、NISAの枠で買うのかで税金の扱いが変わります。私はまず金融庁のNISA特設ウェブサイトで制度の説明を読み、税金の扱いは国税庁のタックスアンサーで確かめました。枠の金額や対象になる商品は改正で変わることがあるので、人の解説ではなく一次情報のページを見るようにしています。
つみたて投資枠で選べるものかどうかは、金融庁が公表している対象商品の一覧に載っているかで分かります。私はその一覧と、自分の口座で実際に積み立て設定ができる商品の一覧を並べて見ました。
次に、何を買うことになるのかを交付目論見書で確かめました
商品名だけでは中身は分かりませんでした。交付目論見書には、何を対象にした指数に連動させるのか、どの国や資産にどれくらい投資するのか、分配方針はどうなっているのか、どんなリスクがあるのかが書かれています。私はここを読んで、自分が何を持つことになるのかを自分の言葉で言えるかどうかを確かめました。
言えなかったときは、買うのを後回しにしました。これはバフェットの考え方の中で、私がいちばん役に立ったところです。
費用は、信託報酬の表示と運用報告書の費用明細の両方を見ました
目論見書に書かれている信託報酬のほかに、売買委託手数料や監査費用などが実際にはかかります。それをまとめて確かめられるのが、運用報告書の1万口あたりの費用明細です。私はここを見て、表示されている率と実際にかかった額の差を確認しました。
費用の水準をどう受け止めるかは人によって違うと思いますので、私は何パーセント以下なら良いという目安は書きません。ただ、長く持つつもりなら自分で一度は開いておく場所だと考えています。
設定を変える手順と、やめる手順を先に調べておきました
私が後回しにして困ったのが、これでした。引き落としの日はいつか、金額を変えるにはどの画面から何日前までに操作が必要か、いったん止めたいときはどうするか、売るときは何日で現金になるのか。こういう事務の手順を、始める前に自分の口座のヘルプで読んで控えておきました。
下がって気持ちが揺れているときに手順を調べ始めると、焦った判断になりやすいと感じたからです。手順を知っているだけで、落ち着いて何もしないという選択ができるようになりました。
下がったときに自分がどうするかを、先に書いておきました
私は、相場が下がったときに自分がどうするつもりなのかを紙に書いて残しました。何パーセント下がったら何をするという条件ではなく、自分が何のためにこれを始めたのかという理由のほうを書いています。条件を決めてしまうと、その数字が正しいかどうかを自分では検証できないからです。
私自身は、買ったら売らないと決めて、配当金を受け取りながら長く持つやり方を選びました。これは私の事情と私の性格に合わせた決め方で、どなたにも当てはまるものではありません。
金額や配分を、私が書かないことにしている理由
毎月いくら積み立てるか、どの枠に何割を置くか、預金をどれくらい残すかは、収入や家族の状況、年金の見込額によって一人ひとり違います。私がそれを数字で書くと、読んだ方の事情に合わない前提を押しつけることになります。
ですのでこの記事では、金額、利回り、配分、取り崩しの割合といった数字は一切書きません。ご自分の年金の見込額はねんきんネットで、生活費の内訳は総務省統計局の家計調査を目安にしながらご自分の明細で確かめるのが、私には一番確実でした。
この記事で直したところ
この記事はもともと、私の家族の資産額と売買、そして実名の証券会社に支払ったとする手数料の金額を試算した表を載せていました。実在の個人のお金のことと、裏を取れない金額で実在の会社を非難する内容は記事に載せてはいけないと考え、家族に関する記述と会社名、手数料の試算表、損失額の計算はすべて削除しました。仮定を重ねた計算なので、金額としても正しいとは言えません。
あわせて、リーマン・ショックの直前から積み立てていたらどうなったかという結果の断定、大暴落後でも資産は増えるという言い切り、新聞記事を元にした実名の方の発言の引用、一日いくらから始めることが人生を変えるという呼びかけ、特定の証券会社を最適だと断定した一文、外部のAIサービスへの誘導を削除しました。タイトルの冒頭にあった装飾の表記と、どんな危機も味方に変える、老後を救うという断定を外しています。過去の下落局面をどこで確かめるかについては別の記事にまとめ、この記事は積み立ての設定を自分で決めるときの手順に役割を絞りました。
交付目論見書と運用報告書の費用明細を、自分の口座の積立設定画面と行き来して確かめるために【PR】
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積み立ての設定は、商品の交付書面と口座の操作画面を行き来しないと決められませんでした。私は口座の画面から目論見書や運用報告書をすぐ開けるようにしておいて、設定を変える手順も同じ画面で確かめています。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る
・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る
※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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