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積立投資は本当に増えるのか、という問いに私が出せる答えは「増えた年も減った年もあったけれど、持っている期間が長くなるほど私自身の気持ちが揺れにくくなった」というものです。私は毎月の金額を先に決めて、全世界に分散したインデックスファンドを何も考えずに買い続ける形にしています。この記事は、私がなぜその形にしたのか、そして下がった時期に何をしていたのかという私自身の記録です。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。記事中の数字は2025年3月時点のものです。
出どころを確かめられなかった倍率のデータは外しました
この記事にはもともと「毎月4万円を世界株に積み立てていたら、5年続けた人の約8割が元本以上に、20年続けた人の多くは2倍から4倍以上になった」という数字が並んでいました。私はこの数字の出どころを自分で確かめられませんでした。どの指数を使ったのか、為替をどう扱ったのか、手数料を引いたあとなのかが書かれておらず、同じ条件で自分で計算し直すこともできませんでした。そこで、この倍率の部分はすべて外しました。
代わりに私が自分で見ているものを書いておきます。私は証券会社の積立画面に出る「これまでに買った金額」と「いまの評価額」の2つだけを、年に2回ほど見ています。数字が並んだ記事を読むより、自分の口座の2つの数字を見るほうが、私には納得感がありました。指数そのものの動きを確かめたいときは、運用会社が出している月次レポートの基準価額の推移を開いています。他人の集計ではなく、自分が買っている商品の資料に戻る、という置き方にしています。
私が全世界に分散した形を選んだ理由
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買って長く持つ、というやり方を自分の投資の軸にしています。ただ、私が一社ずつ決算を読んで判断できる会社の数には限りがあります。50代になってから投資にかけられる時間を数えてみて、自分が中身まで追える会社は多くないと気づきました。
そこで私は、自分で中身を追える範囲の会社には自分で判断して投資し、それ以外のお金は全世界に広く分散した形に置く、という線を引きました。どちらが優れているという話ではなく、自分がどこまで責任を持って見られるかで分けた、というだけの話です。わからないものは買わない、という線引きを守るための私なりの折り合いでした。
相場が大きく下がった時期に、私がやっていたこと
もとの記事には「下がったときこそ買いチャンス」「安く買えるからたくさん買える」と書いてありました。結果としてそうなることはありますが、下がっている最中にそれが底なのかどうかは私にはわかりません。だからこの言い方は外しました。買い増しの金額や下落率の目安も、人によって生活の事情が違いますし、私が書けば行動の指示になってしまうので書きません。
私が実際にやっていたのは、積立の設定を触らなかった、ということだけです。評価額が目に入ると落ち着かなくなるので、残高を見る回数を減らしました。やめるかどうか迷ったときは、「この会社たちが明日なくなるとは思えない」と自分に確認して、それで納まりました。私にとっては判断を増やさないことが一番効いた、というのが振り返っての感想です。
短期の売買や個別の会社とは、分けて考えています
ここまで書いてきたのは、広く分散した商品を長く持つ場合の私の話です。一社ずつ選んで投資する場合は、その会社が育つかどうかを自分で見続ける必要があるので、私は同じ気持ちでは扱っていません。短期で売り買いする話はさらに別で、私はやっていないので書けることがありません。
個別の会社に投資するときの私の手順は、有価証券報告書を開いて、売上と営業利益の推移、それに自己資本比率の欄を自分の目で確かめる、というところから始まります。ここを自分で見ないまま買った会社は、下がったときに持ち続ける理由が自分の中にないので、結局手放してしまいました。これは私の失敗から学んだことです。
取り崩しの話は、まだ私の中で決まっていません
もとの記事には「取り崩しも定率でコツコツが基本です」と書いてありました。これは私が自分で検証したことではなく、どこかで読んだ言い方をそのまま書いてしまったものなので外しました。定率がいいのか定額がいいのかは、その人の年金の額や他の収入によって変わる話で、私が基本だと書ける立場にありません。
いまの私は、取り崩しを始める時期も方法もまだ決めていません。決める前に確かめようと思っているのは、公的年金の見込み額がねんきん定期便でいくらになっているか、そして毎月の生活費が実際にいくらかかっているか、この2つです。先に入ってくる額と出ていく額を自分の数字で押さえないと、取り崩しの話は始められないと考えています。
私が積立を続けるために決めている3つの約束
人に勧めるつもりはないので、私が自分と決めていることとして書きます。1つめは、金額を先に決めて、決めたら相場を見て変えないこと。2つめは、残高を見る回数を自分で制限すること。3つめは、売りたくなったときは理由を紙に書いてから一晩おくこと。この3つだけで、私はここまでやめずに来られました。
増えるか増えないかは私には約束できません。ただ、やめてしまえばそこで終わるので、やめない仕組みを自分の側に作ることが、私にとっては一番大事でした。
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私が積立をやめずに来られた理由の半分は、自動で引き落とされる設定にして自分が毎月判断しなくてよくしたことだと思っています。全世界のインデックスファンドを毎月決まった日に買う設定を置ける場所を、私は自分の口座の中に用意しました。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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