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オリエンタルランド(4661)を、私がいつも使っている高配当株の基準に当てはめてみた記録です。結論から書くと、会社としての強さは十分に感じたのですが、配当を受け取ることを目的とした私の枠では買わない、という判断になりました。この記事は私の保有状況と考え方の紹介であり、特定の会社をおすすめするものではありません。数字は必ず会社が出している決算資料でご確認ください。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄を推奨するものではありません。本文に具体的な決算数値や配当利回りは記載していません。判断に使う数字は、必ず会社の最新の決算短信・有価証券報告書でご確認ください。記載の内容は2026年10月時点のものです。
私が自分の基準に当てはめてみた理由
この会社は、投資をしていない人でも名前を知っている会社です。だからこそ、知っている会社だから安心だという気持ちで買ってしまいやすい会社でもあると思っています。私も聞かれることが多かったので、自分の基準に一度きちんと当てはめておきたいと考えました。
私が使っている基準は、ウォーレン・バフェットのやり方を真似した、ごく単純なものです。配当がきちんと出ていて続きそうか、本業で稼げているか、財務に余裕があるか、そして今の値段が高すぎないか。この四つを順番に見ています。
この会社の商売の形
売上と利益の大部分はテーマパーク事業です。ここに、パークと一体になったホテル事業が乗り、さらに商業施設やモノレールといった周辺の事業が続きます。
新しいエリアへの投資によって、来場者の数だけでなく、一人がその日に使う金額を上げていく形になっています。土地と施設そのものが商売の中身なので、設備への投資がそのまま将来の売上につながる、わかりやすい構造だと感じました。
一方で、収益源が千葉県の舞浜エリアに集まっているという点は、最初に押さえておきたいところです。地域の分散は効いていません。
強いと感じたところ
調べていて素直に感心したのは、本業の稼ぐ力と、財務の厚みです。
営業利益率は、日本の会社の中でもかなり高い水準にあります。同じものを売っても、手元に残る割合が大きいということです。売上も、感染症の影響で落ち込んだ時期を除けば長く伸びてきています。
そして自己資本比率が高く、長年ためてきた利益剰余金も分厚いです。売上が止まった年に赤字になっても会社が揺るがなかったのは、この土台があったからだと理解しました。配当を続けられるかという観点だけで言えば、心配の少ない会社だと感じています。
具体的な比率や金額は、決算短信に全部載っています。私はそこを自分で開いて確かめました。この記事に数字を書き写さないのは、私が見た時点から変わっている可能性があるからです。
私の基準には合わなかったところ
合わなかったのは、値段と配当利回りです。
私は配当金を受け取って暮らしの足しにすることを目的に投資しているので、配当利回りがある程度の水準にないと、持っている意味が自分の中で成り立ちません。この会社の利回りは、私が目安にしている水準からかなり離れていました。
もうひとつは、PBRから見た値段です。将来の成長への期待が株価にしっかり織り込まれている水準で、私が割安だと感じて買える値段ではありませんでした。期待が入っている株価は、業績の伸びが少し鈍っただけでも下に動きます。そのとき、配当では下落を受け止められません。
これは会社が良くないという話ではなく、私の目的と合わなかったという話です。成長を取りにいく投資をしている方にとっては、まったく別の結論になると思います。
舞浜に集中していることのリスク
この会社のリスクとして会社自身も挙げているのが、災害です。施設が埋立地の一帯に集まっているため、大きな地震や津波が起きたときに事業が止まる影響は、ほかの会社とは比べものになりません。
工場をいくつも持っている製造業なら、一つが止まっても別の拠点で補えます。この会社の場合は、そういう代わりがありません。長く持つつもりで買うなら、ここは目をつぶらずに受け止めておきたい点だと私は考えました。
感染症で休業したときのことを思い出せば、起きたときにどうなるかは想像がつきます。あのとき会社が耐えられたのは財務が厚かったからで、そこは確かに強みです。ただ、耐えられることと、配当が減らないことは別の話です。
為替とインバウンドの影響
為替については、二つの向きがあると整理しました。
ひとつは支払う側の話です。この事業は海外の権利元へロイヤリティを支払う形になっているため、円が安くなると支払いが重くなる面があります。もうひとつは受け取る側の話で、円が安いと海外から来るお客さんにとっては割安になり、来場につながります。
つまり円安は、片方では利益を圧迫し、片方では客を呼びます。どちらが強く出るかは、その年の状況によります。私はここを単純に円安が有利・不利と決めず、会社の説明を読んで判断するようにしています。
海外からのお客さんに頼る部分があるということは、近隣の国との関係が悪くなったときに来場者が減るという形で影響を受けるということでもあります。自分では読めない要因が業績に入ってくるのは、私にとっては減点要素でした。
株主優待を目的にするなら、話が変わる
ひとつだけ、違う見方も書いておきます。この会社には株主優待があり、それを楽しみにして持っている方がいます。家族でよく行くなら、配当利回りの数字だけでは測れない価値があるのだろうと思います。
私がそうしない理由は、自分の投資の目的を配当による現金に絞っているからです。目的が違えば結論が変わるというのは、この会社がいちばんわかりやすい例だと感じました。
良い会社と、私が買う会社は同じではない
調べ終わって残ったのは、良い会社かどうかと、自分が買う会社かどうかは別の問いだという感覚でした。
本業で高い利益を出し、財務に余裕があり、不況にも耐えてきた。会社としての評価はとても高いと思います。それでも私は、配当を受け取って暮らしを支えるという自分の目的に照らして、この会社を配当目的の枠では買っていません。代わりに、利回りがもう少し高く、値段が資産の価値から離れすぎていない会社を、決算資料を開きながら探しています。
繰り返しになりますが、この記事は私自身の考え方と保有の状況を紹介したもので、買うことも買わないこともおすすめするものではありません。同じ数字を見ても、目的が違えば結論は変わります。最後はご自身の目的に合わせて判断していただくのがいちばんだと思います。
人気のある会社ほど、数字を自分で確かめたいので【PR】
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名前を知っている会社ほど、評判を先に信じてしまいがちです。私は決算資料を自分で開いて確かめたあと、1株から少しずつ買えるかどうかも含めて口座を選んできました。参考までに、私が実際に使っているものを挙げておきます。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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