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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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NF日本高配当70(1577)とジャックスを比べた|配当利回り・手数料・リスクの違い

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1億円への道
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こんにちは、バフェットかおるです。

先に結論を書きます。NF日本高配当70(1577)とジャックス(8584)は、配当の出方もリスクの取り方も根っこが違うもので、どちらが上という比べ方はできませんでした。私は1577を土台に置いたまま、納得できた会社を少しずつ買い足していく形にしています。

資産管理アプリで並べて見ると、同じくらいの金額を入れているのに配当金の額が違って見えることがあります。私も最初は損をしている気がしました。この記事では、その差がどこから来ているのかを調べて、私がどう考えたかを書きます。

※本記事は私の保有状況の紹介と調べたことのまとめであり、特定の銘柄・商品の購入や乗り換えを推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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配当金の額が違って見える3つの理由

マネーフォワードなどのアプリに出てくる配当金の差には、次の理由が考えられます。

  • 利回りそのものの違い:ジャックスは1社の配当利回りで約4.8%〜5.0%前後。1577は70社の平均なので、3.5%〜4.0%程度に落ち着く傾向があります。
  • 増配が反映されるまでの時間差:個別の会社が増配を発表すればアプリにはすぐ映りますが、ETFは70社の集合体なので、1社の増配が全体の分配金に効いてくるまで時間がかかります。
  • アプリの数字は予測値:ETFは運用状況で分配金が動くため、個別の会社より控えめに表示されることがあります。

1577とジャックスを並べて比べる

売って乗り換えるかどうかを考える前に、私はこの表を作って見比べました。

項目 NF日本高配当70 (1577) ジャックス (8584)
中身 日本の主要な高配当株 70社 の詰め合わせ 信販大手 1社 のみ
配当利回り 控えめ(3.5%〜4%程度) 高い(4.8%〜5.0%前後)
手数料(信託報酬) 年 0.352%(税込)程度 なし(売買手数料のみ)
リスク 低い(1社が倒産・減配しても影響小) 高い(業績悪化で株価暴落・無配の恐れ)
管理の手間 お任せでOK(自動で銘柄入替) 自分で決算をチェックする必要あり

ジャックスの配当が高いのは方針を変えたから

ジャックスは株主への還元を強めている会社です。配当の実績と予想は次の通りでした。

  • 2026年3月期(予想):1株あたり200円(前期比10円の増配予定)
  • 2025年3月期(実績):1株あたり190円。当初予想から引き上げられ、期末で10円の増配になりました

背景には、新しい配当方針があります。「DOE(株主資本配当率)3.0%、または配当性向40%のいずれか高い方」を目安とし、さらに配当金の下限を1株200円とすると掲げています。累進配当に近い考え方で、アプリに高い配当予測が出ていた正体はここでした。

それなのに株価が下がっている理由

配当方針は強いのに、足元の株価は売られていました。理由として挙げられていたのは次の二つです。

  • 海外事業(東南アジア)の苦戦:ベトナムやインドネシアでの市況低迷で、貸し倒れに備える費用が増え、利益を圧迫しました
  • 利益予想の修正:2024年から2025年にかけて当初の勢いより利益が削られ、成長が鈍化したと見た投資家が売ったためです

株価が下がれば、配当が変わらない限り利回りは上がります。ジャックスは三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社で財務の土台は厚く、今の下落は稼ぐ力が壊れたからではなく一時的な向かい風によるものだと私は受け止めました。ただし東南アジアの景気が戻るまで持ち続けられるかは別の話で、そこは自分の握力の問題だと思っています。

一方で、信販という景気に左右されやすい業種の1社であることも変わりません。利回りの高さは、その1社に集中するリスクを取ったことへの見返りだと考えています。

1577の中身を自分で見てみる

70社に分けて持つということ

1577は、銀行、商社、建設など 70もの銘柄に分散 されています。もし1社だけにまとめて入れていて、その会社が業績悪化で配当をゼロにすれば、年間の配当はそこで途切れます。ETFはその「全滅リスク」を避けるための 保険料 として、少し低い利回りを受け入れている形です。

1577について、概要と手数料、それに主要な構成銘柄20社を自分で書き出してみました。

日本の高配当株をまとめて持つ、という形の商品です。


1577の概要と方針

  • 正式名称: NEXT FUNDS 日本株高配当70連動型上場投信

  • 運用方針: 野村日本株高配当70連動型指数に連動することを目指します。単に利回りが高いだけでなく、「今までの配当実績(安定性)」や「時価総額(企業の大きさ)」を考慮して、国内の主要70銘柄を選別しています。

  • 手数料(信託報酬): 年0.352%(税込)以内

    • ※70社の決算を自分で追って買い付ける手間を考えると、私にはこれは管理を代わってもらう費用として納得できる水準でした。

  • 配当利回り(分配金利回り): 約3.5% 〜 4.0%程度(時期により変動)


主要な構成銘柄20社(2026年時点)

※利回りは市場価格により日々変動するため、おおよその目安(3%〜5%台の銘柄が中心)としてご覧ください。

  1. 日本郵政 (6178):圧倒的なキャッシュ保有量を背景にした高配当。

  2. ソフトバンク (9434):通信大手。親会社と異なり、安定した高還元が特徴。

  3. 三菱商事 (8058):総合商社の王。バフェットも認める累進配当の代表格。

  4. 三井住友フィナンシャルG (8316):メガバンク。増配に非常に積極的。

  5. 武田薬品工業 (4502):国内製薬トップ。長年、高い配当を維持。

  6. 日本たばこ産業 (2914):通称JT。圧倒的なキャッシュフローを誇る。

  7. 伊藤忠商事 (8001):非資源に強い商社。着実な増配姿勢。

  8. 三菱HCキャピタル (8593):20年以上連続増配中の配当貴族。

  9. 東京海上ホールディングス (8766):損保最大手。配当原資が豊富。

  10. 本田技研工業 (7267):ホンダ。世界展開する自動車大手。

  11. ENEOSホールディングス (5020):石油元売り。利回りが高い傾向。

  12. 積水ハウス (1919):住宅最大手。安定した配当実績。

  13. アステラス製薬 (4503):製薬大手。研究開発力と株主還元を両立。

  14. コマツ (6301):建設機械。世界シェア2位。

  15. 日本電信電話 (9432):NTT。ディフェンシブ株の筆頭。

  16. キヤノン (7751):事務機・カメラ。伝統的な高配当銘柄。

  17. 三井物産 (8031):資源に強い商社。資源価格上昇で還元強化。

  18. ブリヂストン (5108):タイヤ世界最大手。強固な財務体質。

  19. KDDI (9433):安定した利益成長と増配を継続する通信大手。

  20. ジャックス (8584):重なっています!!

このリストを見て気づいたか? 1577は、商社、銀行、通信、製薬といった 『景気に左右されにくいセクター』から『景気がいい時に稼ぐセクター』までバランスよく配置されている

『ジャックス』も、この精鋭70社の一員 1577を通じてジャックスも、三菱商事も、NTTも全て少しずつ保有している

特定の1銘柄(ジャックス)の利回りが突出して高く見えるのは、それだけ『その1社の将来』に賭けるリスクを取っている

賢い投資家は、1577という『守りの盾』を持った上で、特に気に入ったジャックスのような銘柄を『攻撃の剣』として個別にトッピングする。


1577を持つ意義は「70社ぶんの保険料」

ジャックスの利回り約5%と比べると、1577の約3.8%は物足りなく感じます。けれど私は、この差は70社に分けて持つための保険料だと考えるようになりました。1社に何かあったとき、配当を支えてくれるのは残りの69社です。

私はどう組み合わせているか

ここからは私自身の保有状況の紹介です。おすすめという意味ではありません。

  • 土台は1577のまま置いておく:自分で70社を選び直す手間をかけないぶん、信託報酬を払っている、という整理にしました
  • 気になった会社は少しずつ足す:ジャックスのように配当方針がはっきりしている会社は、決算を自分で読んでから1株ずつ買い足しています。まとまった金額を1社に入れることはしていません
  • ほかのETFも並べて見る:手数料や利回りが気になったときは、1489(NF・日経高配当50)などと条件を並べて見比べています

まとまった金額を1社に集中させるのは、私には怖くてできませんでした。卵を一つのカゴに盛らない、という言い方のとおりだと思っています。

まとめ

アプリに出ていた配当金の差は、どちらかが優れているという話ではありませんでした。1577の数字は70社に分散してリスクを抑えた結果の堅実な果実で、ジャックスの数字は1社に集中するリスクを取ったことへの見返りです。

私は良い会社を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない、というウォーレン・バフェットのやり方を真似しているつもりなので、利回りの高さだけで乗り換えることはしないと決めました。どちらが正しいということはなく、どこまでのリスクを自分が抱えられるかの問題だと受け止めています。

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50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。

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私は土台のETFと、決算を読んで納得できた会社の1株を、同じ口座に並べて持つようにしています。1社に大きく寄せずに済むのは、次の2つがどちらも単元未満株に対応しているからでした。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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