※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
結論から書きます。私は、誰かがまとめてくれた要約で判断するのをやめて、自分で一次情報を開くようにしました。年金のことはねんきん定期便と厚生労働省の資料、会社のことは決算短信と有価証券報告書、商品のことは目論見書と交付書面です。開く場所を四つに決めてしまったら、情報が多すぎて決められない、という状態がだいぶ減りました。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。記事中の数字は2026年10月時点のものです。
この記事から、業界や個人への批判を外しました
もとの記事では、報道機関が忖度している、保険は割高だ、対面の証券会社は手数料が高すぎる、といった書き方をしていました。今回それを全部外しました。どれも私が一社ずつ確かめて書いた話ではなく、人から聞いた印象を自分の言葉のように書いてしまっていたからです。
同じ理由で、実在の方のお名前を挙げて「この人は未来が見えている」と評した部分も外しました。ご本人に確かめたわけでもないのに、私が勝手に評価を付ける筋合いはありません。あわせて、借金や命にまつわる書き方も削りました。投資の記事で軽く触れる話ではないと思い直しました。
残したのは、「では自分は何を見て決めているのか」という部分だけです。
道具が変わる時期に差がつくのは、昔からそうだった
火や土器が使えるようになった時期、稲作が広まった時期、蒸気機関が出てきた時期、そしてインターネットが入ってきた時期。どれも、新しい道具を先に手に取った側とそうでない側で、暮らしの形が変わっていきました。
今の私たちにとっての新しい道具は、情報そのものだと思っています。ただ、昔との違いは、道具が足りないのではなく多すぎることです。火の起こし方を知らない人は困りますが、火の起こし方が百通り流れてきても、やはり困ります。私が困っていたのは後者でした。
情報が多いのに決められない、という感覚について
投資を始めたころ、私は動画も記事も見られるだけ見ていました。見た数は増えるのに、自分の口座では何もできませんでした。言っていることが人によって逆だったからです。
そこで、見るものを増やすのをやめて、開く場所を決めることにしました。人の意見を読むのは悪くないのですが、意見を読む前に元の資料を見ておかないと、どの意見が元の資料と合っているのかを自分で判定できません。順番を逆にしていたのが、私の失敗でした。
年金のことは、ねんきん定期便と公的な資料で確かめる
年金については、まず毎年届くねんきん定期便を開きます。そこには私自身の加入記録と、今の条件で計算した見込み額が載っています。他の誰かの平均額ではなく、私の記録です。
制度のほうは、厚生労働省が出している資料と、日本年金機構の説明ページを見ます。受け取りを遅らせたときの増え方や、物価や賃金に合わせて支給額を調整するマクロ経済スライド、物価スライドの仕組みも、そこに書いてあります。私はこの記事に増減率の数字を書きません。改定があるので、私が今書いた数字が来年も正しいとは限らないからです。
自分の受け取り方をどうするかという具体的な判断は、年金事務所の窓口で相談しています。税金が絡む部分は税理士や税務署に確かめることにしています。この記事は、私がどこを開いているかの記録にとどめます。
会社のことは、決算短信と有価証券報告書で確かめる
企業に投資するときは、会社が自分で出している書類だけを見ます。決算短信で売上と営業利益の推移を見て、有価証券報告書で事業の内容と配当の方針、それにキャッシュ・フロー計算書を見ます。
この三つを開くと、人の解説を読んでいたときにはわからなかったことが見えてきます。たとえば、利益が出ているのに営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスの期がある会社は、なぜそうなったのかが本文に書かれています。書かれていない会社もあります。書かれていないという事実も、私にとっては情報です。
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似していて、わからないものは買わないことにしています。書類を開いても十年後の稼ぎ方が自分の言葉で言えない会社は、話題になっていても見送ります。
商品の手数料は、目論見書と交付書面で確かめる
投資信託や保険の費用については、誰かの評価を読む前に、その商品の目論見書や契約の交付書面を開くようにしました。信託報酬や販売手数料、保険であれば保障の内容と解約時の扱いが、数字で書かれています。
この書類を開くようになってから、商品そのものを高いとか安いとか言う必要がなくなりました。自分が払う額が何パーセントで、それが何年続くのかを見て、自分で納得できるかどうかを決めるだけです。業界全体を批判するより、こちらのほうが私には確実でした。
10年20年先について、私が言わないようにしていること
これから何が伸びるかという話を、私は書かないようにしています。前はこの記事にも、伸びる分野の名前を並べて積み立てを勧める書き方をしていましたが、外しました。どの分野が伸びるかを私は知らないからです。
その代わりにしているのは、どの分野が来ても困らない形にしておくことです。生活費の何か月分かを現金で持っておく、一社や一つの業種に寄せない、売らなくていい状態を作る。この三つは、未来を当てなくても自分で決められます。
すぐ動いたほうがいいとも書きません。私自身、迷っている時期に無理に動いて後悔したことが何度かありました。開く場所を決めて、読んで、それでも決まらなければ何もしない。今はそれで十分だと思っています。
ねんきん定期便と決算短信を、同じ机の上で開くために【PR】
※このセクションには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。
決算短信や有価証券報告書は、口座の会社ページから数回のタップで開けます。私は年金の書類を見る日と決算を見る日を同じ週にまとめていて、そのときに口座の画面から資料を呼び出すのが一番手間が少ないと感じています。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る
・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る
※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
無料でお配りしているもの
高配当株で資産づくりを始めるなら、この4つが近道です。
- 【完全無料公開】高配当株・銘柄選びチェックリスト ― 会社選びの基準を1枚に整理しました。
- 【無料配布】高配当株ポートフォリオ管理シート ― 保有株と配当金を「見える化」して、続けられるようにするシートです。
- 【無料】高配当株 配当管理シート(CSV対応) ― SBI証券のCSVを読み込んで、配当金をまとめられるシートです。
- 私の保有している会社の一覧 ― 私が実際に持っている会社と、取得単価・評価損益を公開しています。
それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


コメント