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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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資産1億円で変わったのは贅沢ではなく選択肢|50代60代が最初の1,000万円を目指す理由

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資産1億円で変わったことを書いた記事のアイキャッチ 1億円への道
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資産が1億円になって一番変わったのは、贅沢ができることではありませんでした。嫌なことを我慢しなくても生きていける、と思えるようになったことです。会社を辞めてもいい、家族と離れて暮らしてもいい、誰かに認めてもらわなくてもいい。そう思えるだけで、毎日の重さがまるで違いました。ただ、この1億円は私自身の結果にすぎません。同じやり方で同じ金額になることを、どなたにもお約束できません。ここでは、私が何を考えて最初の1,000万円を積み上げたのか、そして50代60代の今から始めても意味があるのかを、私の実感と試算の数字で書いていきます。

筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。記事中の金額は筆者個人の実績、または一定の前提を置いた試算であり、同じ結果を保証するものではありません。本記事は2026年10月時点のものです。

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資産1億円で一番変わったのは、我慢しなくてよくなったこと

1億円あったら何ができると思われるでしょうか。高級車、広い家、長い海外旅行。私も若い頃はそう考えていました。でも実際に資産がそこまで育って手に入ったのは、モノではありませんでした。

手に入ったのは、嫌なことを我慢しなくても生きていけるという感覚です。会社がつらければ辞めることを考えられる。満員電車に乗りたくない日は、タクシーを使う選択もできる。嫌いな上司の顔色を読まなくてもいい。

生活のために仕方なく働くのと、辞められるけれど自分の意思で働いているのとでは、心の余裕がまったく違いました。私は今もレジ打ちのパートを続けていますが、これは好きでやっている仕事です。同じ時給でも、受け取り方が変わりました。

会社を辞めてもいい、家族と離れて暮らしてもいいと思えた

変わったのは仕事のことだけではありませんでした。

親との関係が苦しければ、距離を置いて暮らすこともできる。パートナーとの関係がうまくいかなくなったときも、経済的な理由だけで一緒に暮らし続ける必要はなくなるかもしれません。

離れようと思えば離れられる。でも、私はここにいることを選んでいる。そう思えるだけで、人間関係の重荷が軽くなりました。

病気で働けなくなっても、しばらくは自分の生活を守れる可能性がある。この「可能性がある」という一言が、私にはとても大きかったのです。

経済的な余裕ができたら、親や兄弟への怒りが小さくなった

これは自分でも意外でした。長年わだかまりのあった親や兄弟に対して、以前のような怒りが湧かなくなったのです。

あの怒りが余裕のなさだったのか、嫉妬だったのか、依存だったのかは、今でもはっきりわかりません。ただ、自分の生活が楽になって余裕ができた途端、あの人たちにもその人なりの悩みがあって、必死に生きていて、私と同じくらい足りないものが多いのだろう、と思えるようになりました。

それまでは、どうして私ばかりが我慢するのか、どうして私ばかりが親の面倒を見るのか、どうして私ばかりが必死に働くのか、とずっと思っていました。そして、それを誰かに認めてもらいたかったのです。

自分に経済的な余裕ができると、相手に理解してもらおうという気持ちが少しずつ薄れていきました。そして、自分より大きく絶対的な存在だと思っていた親が年を取り、だんだん小さくなっていく姿を見たときに気づきました。この人たちも、ただの一人の弱い人間なのだと。

親だから立派でなければいけないわけではない。兄弟だから必ず助け合えるわけでもない。みんなそれぞれに弱さも事情もあって、精一杯なのだと思えたとき、何十年も抱えていたものが少しほどけました。反抗期の長かった私が、自分と親と世の中を少しだけ許せるようになりました。

親も兄弟も、国の制度も、昔と変わっていません。変わったのは私のほうでした。

年金は厚生年金で平均月15万円、国民年金だけなら月6万円弱

私がずっと不安だったのは、お金そのものよりも将来のことでした。老後の生活費が足りなくなったらどうしよう。年金だけで暮らせるのだろうか。物価が上がっても年金は追いついてくれるのだろうか。病気になったら、介護が必要になったら、一人になったら。そんな不安が、いつも心のどこかにありました。

この不安には根拠があります。厚生労働省の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、令和6年度末の老齢年金の平均月額は、厚生年金(第1号)の受給者で15万1,142円、国民年金の受給者で5万9,431円です。厚生年金を長く掛けてきた方は月15万円前後、自営業などで国民年金だけの方は月6万円弱という水準になります。

仮に生活費が月25万円必要な家計で、年金が月15万円なら、毎月10万円、年間120万円が足りません。国民年金だけの方なら、その差はもっと大きくなります。足りない分を埋める方法は、働いて稼ぐか、資産から取り崩すか、生活を小さくするかのどれかです。私は、その選択肢を一つでも増やしておきたかったのです。

資産の取り崩しについては、毎年4%程度を取り崩すという4%ルールと呼ばれる考え方が知られています。年間120万円は、3,000万円の4%、5,000万円なら2.4%、1億円なら1.2%にあたります。ただしこれは過去の相場をもとにした経験則で、これからも同じように通用する保証はないと私は考えています。

私がまず目指したのは1億円ではなく、最初の1,000万円でした

1億円という数字は、私にとって一つの大きな目標でした。でも、必要な金額は人によって違います。持ち家か賃貸か、年金が多いか少ないか、一人暮らしか家族を養っているか。月15万円で十分幸せに暮らせる方もいれば、月30万円必要な方もいます。

だから大事なのは1億円という数字そのものではなく、自分の生活に必要なお金を自分で用意できる状態に近づくことだと、私は思っています。1億円を持っていない人は自由になれない、という話をしたいわけではありません。

そして、自由は資産が1億円になった瞬間に突然生まれるものでもありませんでした。私の場合、見える景色は段階的に変わりました。

働き始めて自分の貯金が100万円になったときは、ここから減らさないようにしようと思えました。300万円あれば、家族の誰かが病気や怪我をしても何とかなると思えました。500万円あれば、仕事を休むことになってもしばらく生活を支えられると思えて、傷病手当金も落ち着いて考えられました。

そして最初の1,000万円。ここまでの坂道が、私には一番苦しかったです。自分の労働と節約だけで登る坂だからです。1,000万円を超えてからは、投資した企業が育つことで増える部分が、少しずつ無視できない大きさになっていきました。もちろん1,000万円を超えたら必ず増えるわけではありません。ただ、同じ利回りでも、資産が大きいほど増える金額は大きくなります。

年9%で計算するとどうなるか(あくまで仮定の試算です)

ここから数字の話をします。私が資産形成の中心にしてきたのは、アメリカの代表的な企業約500社にまとめて投資できるS&P500という株価指数に連動する、低コストのインデックスファンドです。どの商品がよいという話はしません。

以下は、年9%で運用できたと仮定した場合の計算です。利益はすべて再投資し、途中で一度も売らない前提です。実際の相場がこの通りに動く保証はまったくありません。

1,000万円を一括で投資した場合、10年後は約2,367万円、20年後は約5,604万円、30年後は約1億3,268万円になります。追加で1円も入れていない計算です。

新NISAでは、一人あたりの非課税保有限度額が1,800万円、年間の投資枠が360万円(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)です。この枠は夫婦で一つではなく、それぞれに1,800万円あります。非課税で保有できる期間に期限はありません。だから私は、NISAを短期の売買ではなく、長く持つために使っています。

ただし年間360万円という上限があるので、初年度にいきなり1,800万円を入れることはできません。そこで、毎年360万円を5年かけて投資する場合も計算しました。

投資する元本と方法 10年後 20年後 30年後
1,000万円を一括 2,367万円 5,604万円 1億3,268万円
一人・1,800万円を一括 4,261万円 1億88万円 2億3,882万円
夫婦・3,600万円を一括 8,523万円 2億176万円 4億7,764万円
一人・5年間で1,800万円 3,613万円 8,554万円 2億250万円
夫婦・5年間で3,600万円 7,227万円 1億7,108万円 4億501万円

※すべて年9%の複利運用を仮定した概算です。追加投資・引き出しはなし、5年間の積立は各年初に投資するものとしました。運用コスト、税金、物価上昇、為替は考慮していません。一括投資のケースは、NISAの年間投資上限を無視した純粋な複利の比較で、実際に初年度に1,800万円を一括で入れることはできません。

増えるスピードは、後半になるほど大きくなる

1,000万円を年9%で運用できた場合、最初の10年で増える金額は約1,367万円です。次の10年では約3,237万円、20年目から30年目の10年では約7,664万円増える計算になります。同じ10年なのに、後半になるほど増える金額が大きくなります。

元本だけでなく、それまでに増えた利益にも次の利益がつくからです。これが複利です。最初の1,000万円までは自分の足で坂を登る。そこから先は、投資した企業が育つ力も借りて登る。私はそういう感覚で続けてきました。

もちろん実際のS&P500が毎年9%ずつ上がるわけではありません。大きく下がる年もありますし、円高になれば円で見た評価額は下がります。だから私は、生活費や近いうちに使うお金を株式に回すことはしていません。長く使う予定のないお金だけを、ゆっくり育てています。暴落のときに手放さないでいられるかどうかが、結局いちばん大きな差になると思っています。

私がやっているのは、ウォーレン・バフェットのやり方を自分なりに真似ることです。良い企業を割安なときに買って長く持つ。決算は自分で見る。わからないものは買わない。指数に連動するファンドも、中身は一社一社の企業です。株価を買っているのではなく、企業に投資していると思っています。

50代60代の今から始めても間に合うのか

これは私が一番よく聞かれることで、一番答えにくいことでもあります。正直に書きます。

30年という時間を前提にした数字は、50代60代にそのまま当てはまりません。私も50代です。30年後の自分がどうなっているかはわかりません。30年なんて待てない、という感覚はよくわかります。

ただ、資産を育てる時間がゼロになるわけでもありません。50歳から60歳までの10年、65歳までの15年という時間はあります。1,000万円が年9%で10年なら、計算上は約2,367万円です。この間ずっと9%だった場合の話ですが、10年でも複利は働きます。

そして、50代60代には20代30代にないものもあります。退職金や企業年金といったまとまったお金が入る可能性、住宅ローンや教育費が終わって手元に残る割合が増える時期、そして何より、自分の生活費が実際にいくらなのかを知っていることです。いくら必要かがわかっている人のほうが、目標は立てやすいと私は思います。

一方で、20代と違う制約もあります。暴落から回復するのを待てる時間が短いことです。だから私は、すべてを株式に入れることはしませんでした。生活費の数年分は現金で持ち、近いうちに取り崩すお金は値動きの大きいものに置かない。これは年齢に関係なく大事だと思いますが、50代の私には特に大事でした。

間に合うのかという問いへの私の答えは、1億円に間に合うかはわかりません、でも選択肢を一つ増やすことには間に合います、というものです。100万円でも、300万円でも、その一段ごとに夜の不安は軽くなりました。1億円になってからではなく、その途中からです。

私の1億円は私の結果で、同じ金額を約束するものではありません

ここまで私の金額を書いてきましたが、これは私個人の実績です。私はパートの収入と、4年前に始めたYouTubeの収入を合わせて、生活の一部を投資に回してきました。相場の時期も、家族の状況も、始めた年齢も、人によってまったく違います。同じ方法で同じ金額になることを、私はどなたにも保証できません。

この記事に出てくる試算は、年9%という仮定を置いた計算です。私が実際にその通りに増やしたという話ではありません。

それでも書いているのは、お金が増えたから人生が変わったのではなく、自分にも人生を変える力があると気づいたから見える景色が変わった、という部分は、金額の大小とは別のところにあると思っているからです。誰かに認めてもらわなくてもいい。将来を怖がって生きるのではなく、これからを楽しみにできる。私が資産形成を通じて手に入れたのは、たぶんそれでした。

私自身は、月に数千円のつもりで始めました。その一歩が10年後の自分を支えることになるかどうかは、私にもわかりません。ただ、始めなかった10年と始めた10年は違ったと、自分の実感として思っています。

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私は、最初の1,000万円までの坂道を、手数料の安い口座とNISAの枠を使って登りました。口座を開いただけで投資が始まるわけではありませんが、自分の生活に必要な金額を考える入口にはなりました。

私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。

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私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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