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こんにちは、バフェットかおるです。
先に結論を書きます。私が投資を続けてこられた理由は、投資の勉強ではなく、ダイエットから持ち込んだ二つの考え方でした。「短い期間で大きく変えようとしたものは元に戻る」「小さく続けたものだけが残る」。この二つです。
私は50代で、デパ地下のパートと家のことをしながら投資を続けています。特別な才能も人脈もありません。それでも途中でやめずに来られたのは、ウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い企業を割安なときに買って長く持つ、という一本の線だけを守ってきたからだと思っています。
この記事は、私が自分の投資を振り返るときに使っている「ダイエットのたとえ」を文章にしたものです。体型や食べ方について何かを申し上げるつもりはまったくなく、あくまで私の投資の話として読んでいただけたらうれしいです。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年10月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
急いだ人から先に退場していく
「来月までに10kg」と決めて極端なやり方をすると、最初の2週間は数字が動きます。でもその後に体が音を上げて、結局は元より重くなって終わる。私はそういう失敗を何度もしてきました。
投資でも同じことが起きると、私は受け止めています。「来月までに資産を2倍にしたい」と欲が出たとき、人はハイリスクな会社や仕手株、レバレッジの効いた商品に手を伸ばします。一瞬は増えても、元手を減らして市場から去ってしまう人のほうが多い。
急いだ人から先に退場していく。ここがダイエットといちばん似ているところだと、私は思っています。
「年に1kg、10年で10kg」という増え方
派手さはまったくないけれど、私がいちばん信じているのはこの速さです。月に数百グラムずつ。気づいたら無理なく10kg減っていて、しかも戻らない。体に染みついた習慣で減っているからです。
企業に投資するときも、私は同じ速さを選びました。毎月コツコツ買い増して、配当金を受け取りながら、時間をかけて積み上げる。10年経って振り返ると「いつの間にかこんなに育った」という形になっていました。
派手じゃないけれど、元に戻らない増え方。私はそこに賭けています。
知識と続ける力は、どちらか片方では足りない
ダイエットがうまくいった時期を思い出すと、私には「何を食べるかの知識」と「続ける力」の両方がありました。片方だけだったときは、だいたい失敗しています。知識があっても続かなければ何も変わらず、根性だけで間違ったやり方を押し通すと体を壊します。
投資もそこは同じだと感じています。私の場合、知識にあたるのは会社を選ぶ基準と分散の大切さ、続ける力にあたるのは市場が下がった日に慌てて売らずに持ち続ける力です。
どちらが欠けても、私は同じ場所に戻ってきてしまいます。
私が会社を選ぶときに見ている3つの数字
「知識」のほうを具体的に書いておきます。私が買う会社を絞り込むときに最初に見ているのは、次の3つです。
| 見ている項目 | 私の目安 | なぜ見ているか |
|---|---|---|
| 配当利回り | 3.75%以上 | 待っている間も配当金を受け取れるかどうか |
| 自己資本比率 | 50%以上 | 景気が悪くなった年に踏みとどまれるかどうか |
| PBR | 2倍以下 | いまの値段が会社の中身とかけ離れていないかどうか |
これは私が自分のために決めた線で、誰にでも当てはまる正解ではありません。それでも、この3つを先に通しておくと、値動きの話題だけで手を出してしまうことが減りました。
そのうえで、分散を忘れないようにしています。良いと思った会社でも、一社に寄せすぎると、その会社の都合ひとつで生活が揺れてしまうからです。
株価を毎日見ないようにした
体重を毎日量っていた頃、私は数字が少し増えただけで落ち込んで、そのまま投げ出していました。見る回数を減らしてからのほうが、結果的に続きました。
投資でも、私は買ったら売らないと決めて、株価を毎日追わないようにしています。代わりに見るのは、年に数回出てくる決算と、配当の方針です。会社が稼ぐ力を失っていないかどうかは、値段ではなく決算に出てくると考えているからです。
わからないものは買わない。これもウォーレン・バフェットから真似させてもらった一つで、決算を読んでも中身が自分に理解できない会社は、利回りが高くても見送っています。
ダイエットと違うところもある
似ている点ばかり書いてきましたが、違う点もあります。体重は自分の行動でしか動きませんが、企業の株価は他人の都合で動きます。自分が何もしていない日に、まったく関係のないニュースで大きく下がることがある。
だから私は、下がった日に自分を責めないようにしました。確かめるのは「この会社が稼ぐ力を落としたのか」だけで、落ちていないなら持ち続ける。そう決めてから、下げの日が怖くなくなりました。
もうひとつの違いは、投資には配当金があることです。減っていく途中でも、持っているあいだは配当金が届きます。私にとってはこれが、続けるための一番の支えになっています。
まとめ
ダイエットに一発逆転がないのと同じで、投資にも一発逆転はないと私は思っています。
- 急いで大きく動かしたものは、だいたい元に戻ってしまった
- 年に1kgのような小さな積み上げだけが、私の手元に残った
- 会社を選ぶ基準と、下げた日に売らない力は、どちらも必要だった
- 見る回数を減らしたほうが、私は長く続けられた
派手ではないやり方を、50代の私はこれからも続けていくつもりです。
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