【永久保有銘柄ベスト3】老後資金の不安を解消!50〜60代からの「高配当株投資」の始め方と避けるべき投資ワースト3

老後資金に悩む5060代へ高配当株投資の始め方とやってはいけない投資ワースト3

「年金だけでは老後が不安

「投資を始めたいけれど、何から手をつけたらいいかわからない

こんな悩みを持っていませんか?

今回は、元JALの客室乗務員(CA)として30年勤めたあと、投資家・YouTuberに転身した私、バフェットかおるが、老後資金づくりに高配当株投資がおすすめな理由と、

永久保有したい推し銘柄ベスト3、そして5060代の方が絶対にやってはいけない投資ワースト3を、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。

難しい専門用語はなるべく使いません。じっくり読んで、これからの資産づくりの参考にしてください。

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第1章 なぜ「高配当株」なのか?

そもそも高配当株って何?

高配当株とは、ひとことで言うと「配当金をたくさん出してくれる会社の株」のことです。

たとえば、1100円の株を持っているとします。その会社が「1株あたり4円の配当金を出しますよ」と言ってくれたら、100円のうち4円がもらえるので、配当利回りは4%になります。

【かおるのポイント】私は、ポートフォリオ全体(持っている株全部を合わせたもの)で、だいたい配当利回り4%くらいになるように投資をしています。

なぜインデックス投資ではなく高配当株なのか

S&P500やオルカンのようなインデックス投資でも、4%ルールで取り崩せば生活費にできるのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

たしかにその通りなのですが、私は自分自身の実感としてこう感じています。

自分で株を売って現金化する(=取り崩す)のと、勝手に配当金が振り込まれてくるのとでは、心理的にまったく違う。

老後のことが不安で一生懸命コツコツ貯めてきた人ほど、いざ取り崩す段階になると「減っていくのが怖い」と感じてしまうものです。

その点、高配当株なら何もしなくても配当金が入ってくるので、資産を減らすストレスなく、日々の生活を豊かにできます。これが高配当株投資の一番の魅力だと私は考えています。

始めるタイミングと金額の目安

「どれくらいお金が貯まったら始めればいいの?」という質問もよくいただきます。

私自身は、貯金が500万円くらいになったタイミングで、2020年のコロナショックを機に始めました。株価が下がって配当利回りが上がったので、「今がチャンス!」と思ったのです。

ただし、金額よりも大事なのは「家計の生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)」を現金で確保してから投資に回すことです。ここは絶対に守ってください。

第2章 永久保有したい「推し高配当株」ベスト3

ここからは、私が実際に調べて「これは孫の代まで持ち続けたい」と思えるほど信頼している銘柄を3つご紹介します。

それぞれについて、 財務はしっかりしているか 配当を増やし続ける力があるか 本業で稼ぐ、生活に必要な銘柄かという3つの視点からわかりやすく解説します。

本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。配当利回り・株価は執筆時点(20264)のもので、変動します。

第3位 ブリヂストン(5108)

株価約3,370/ 年間配当125円予想 / 配当利回り約3.7%(20264月時点)

財務 世界ナンバーワンのタイヤメーカー、財務も堅実

みなさんご存じ、世界トップクラスのタイヤメーカーですね。202512月期の決算では売上が約4.4兆円、当期純利益は3,272億円と前の年より14.8%も増えました。

自己資本比率は63.7%と高水準。これは「会社全体のお金のうち、借金ではなく自分のお金の割合」のことで、一般的に50%を超えていれば財務優良とされます。つまり、借金に頼らず自前のお金でしっかり事業を回している会社だということです。

【かおる流ざっくり解説】自己資本比率が高い会社は、不景気で売上が落ちても簡単につぶれません。老後資金を長く預けるには、この「つぶれにくさ」が本当に大事です。

増配する力 配当性向50%目安で、株主還元の姿勢がブレない

ブリヂストンは、連結配当性向50%を目安とする方針を掲げています。配当性向とは「利益のうち、どれだけを配当金として株主に返すか」の割合のこと。50%は高めの水準で、「利益が出たら半分はしっかり株主にお返ししますよ」という明確な姿勢の表れです。

202611日には1株を2株に分ける「株式分割」を実施。これは1株あたりの値段を下げて、買いやすくする仕組みです。分割を考慮した実質ベースでは約8.7%の増配となっており、株主還元の強化もしっかり進んでいます。

本業で稼ぐ、生活に必要な銘柄か 車が走り続ける限り、タイヤは必要

タイヤって、乗用車だけのものじゃないんです。トラック、バス、建設現場の超大型ダンプ、農業機械、航空機まで、私たちの生活を支えるあらゆる「動くもの」に使われています。

しかもタイヤは消耗品。どんなに電気自動車(EV)や自動運転が普及しても、タイヤがなければ車は1メートルも走れません。これほど生活に深く根を下ろした商品はなかなかないのです。

【ここが好き】世界中の道路がなくならない限り、ブリヂストンの稼ぐ力は続きます。本業で着実にお金を生み出し続ける、まさに生活必需型の企業です。

第2位 三菱商事(8058)

株価約4,329/ 年間配当110円予想 / 配当利回り約2.5%(20264月時点)

財務 日本最大級の総合商社、圧倒的なスケールと安定性

三菱商事は、あの投資の神様ウォーレン・バフェット氏が大量に保有していることで世界的に有名になった、日本を代表する総合商社です。

時価総額は21兆円超と、日本でもトップクラスの規模。エネルギー、金属、食料、機械、化学品、生活消費財まで、世界中で幅広い事業を手がけています。ひとつの事業が不調でも、ほかの事業が支える「自前の分散投資会社」のような存在なのです。

増配する力 「累進配当」を明確に宣言

三菱商事が素晴らしいのは、「累進配当」を公式方針として掲げていることです。

累進配当とは、「配当金を減らしません。維持するか、増やします」というお約束のこと。2025年度から始まった『経営戦略2027』でもこの方針を継続すると明言しています。

【かおる流ざっくり解説】配当金を減らさないと会社が公式に宣言してくれているって、老後資金を預ける側からしたら本当に安心感があります。過去5年の配当成長率は年平均約18%と、実績も申し分ありません。

本業で稼ぐ、生活に必要な銘柄か 私たちの生活の「裏方」

総合商社と聞くと難しく感じるかもしれませんが、やっていることは意外と身近です。

  • ローソンを傘下に持ち、毎日のコンビニ商品を支えている
  • LNG(液化天然ガス)など、日本のエネルギーを世界から運んでくる
  • 鮭やマグロなどの水産物の輸入にも関わっている
  • 自動車部品、化学品、衣料品など、生活用品の流通を幅広く手がける

つまり、私たちが気づかないところで毎日の暮らしを支えてくれている、生活密着型の企業なのです。

【注意点】商社の利益は、資源価格や為替の変動によって上下することがあります。その点だけは頭に入れておきましょう。ただし累進配当方針のおかげで、利益が一時的に下がっても配当は守られる可能性が高いのが強みです。

第1位 日東富士製粉(2003)

株価約7,140/ 年間配当280円予想 / 配当利回り約3.9%(20264月時点)

栄えある第1位は、おそらく多くの方が聞いたことがない名前の会社だと思います。でも、中身は本当に素晴らしい会社なんです。

財務 自己資本比率78.4%、実質無借金の超健全経営

この会社のすごさは、なんといっても財務の健全さです。

  • 自己資本比率 78.4%(一般的な優良企業の基準50%を大きく上回る)
  • 有利子負債はわずか約4.2億円、手元現金は約104億円
  • つまり、事実上の無借金経営

【無借金経営がなぜ大事?】借金がない会社は、景気が悪くなっても配当金を減らす必要がありません。「配当を安定的に受け取りたい」私たち投資家にとって、無借金経営は最高の安心材料なんです。

ちなみに、筆頭株主は三菱商事(64.86%保有)です。第2位の三菱商事と並んで、間接的に三菱グループの安定性も享受できる立ち位置にあります。

増配する力 「累進配当」を正式に採用

日東富士製粉も、累進配当(維持・増配)を正式に導入しています。中期経営計画2026の中で「配当を減らさず、維持または増配する」と明記しており、20253月期の配当は1株あたり252円の実績、20263月期の予想は280円と、しっかり増配予想を出しています。

さらに20262月には株式分割も発表。投資単位を引き下げて、個人投資家が買いやすくする取り組みも進めています。

本業で稼ぐ、生活に必要な銘柄か パンの粉、うどんの粉、KFCまで

日東富士製粉は製粉業界の準大手。パン、うどん、パスタ、ラーメン、お菓子日本人が毎日食べている食べ物の、そのさらに原料となる小麦粉を作っている会社です。

それだけではありません。意外に思われるかもしれませんが、ケンタッキーフライドチキン(KFC)のフランチャイズ運営も子会社「さわやか」を通じて手がけています。

さらに、海外展開も積極的。タイとベトナムに工場を持ち、成長するアジア市場でも利益を伸ばしています。

【ここが好き】どんなに景気が悪くても、人は毎日ごはんを食べます。パンを焼き、うどんを茹でる——その原料を作っている会社が、不景気で倒れることは考えにくいのです。まさに生活必需品の中の生活必需品。

【注意点】20253月期は製品の自主回収の影響で純利益が前年比16%減となりました。こうした一時的な下落はありますが、累進配当方針のおかげで配当は維持されています。

第3章 高配当株の本当のメリット

お金が自動で入ってくる安心感

何度も繰り返しますが、高配当株の最大のメリットは「何もしなくても配当金が自動で振り込まれてくる」ことです。

年金の受給開始までの空白期間、あるいは年金に上乗せする自分年金として、配当金は本当に心強い味方になってくれます。

おまけのメリット「会社を見る目」が育つ

高配当株投資は、会社の財務諸表(お金の通信簿)をしっかり見て銘柄を選びます。最初はとっつきにくいかもしれません。

でも、これを続けていると副産物として、こんなことがわかるようになってきます。

  • この会社はボーナスが高そうだな
  • この会社は給料が安定していそうだな
  • ちゃんと設備投資している会社は、社員教育にもお金をかけていそうだな

つまり、お子さんやお孫さんの就職・転職活動にも役立つ知識が身につくということです。これは思わぬ収穫でした。

第4章 50~60代が絶対やってはいけない投資ワースト3

ここからは逆に、老後資金を守るために「これだけは避けてほしい」投資スタイルをお伝えします。

20代の独身で貯金もそこそこある方なら、多少冒険しても「最悪、実家に戻ればいい」とやり直せます。でも、5060代の方には「後がない」という切実さがあります。だからこそ、守りの姿勢が大事なのです。

ワースト第3位 リターンの高すぎる投資

「年利10%以上!」「元本保証で年12%!」。こういった宣伝文句を見聞きしたことはありませんか?

結論から言うと、こうしたうたい文句は

  • 実現できてもリスクが非常に高い(=大損する可能性も高い)
  • そもそも詐欺の可能性がある

のどちらかです。

金融庁の注意喚起ページにも、「元本保証で高利回り」という勧誘は典型的な詐欺の手口として明記されています。

【目安】「年利10%以上」と聞いたら、まず疑ってかかる。これだけ覚えておけば、多くの詐欺から身を守れます。

ちなみに、インデックス投資の期待リターンは年率6%程度です。これが現実的な数字だと覚えておいてください。

ワースト第2位 「好きな会社」の株を買う

「昔からお世話になっている会社だから」「通勤途中にビルを見かけるから」「ゲームが好きだから任天堂を買いたい」

こうした感情で銘柄を選ぶのは、実は危険です。

資産形成の目的は「お金を増やすこと」。「好きな会社を応援すること」は趣味です。この2つは、きっちり分けて考えましょう。

応援だけが目的なら、株価が下がってもハッピーなはずです。でも実際は、「好きだから買った」という人ほど「ちょっとは増えてほしい」という気持ちがあるもの。

だったら、最初からインデックス投資や、財務をきちんと分析した高配当株を買った方が結果的に幸せになれます。

もしあのとき持ち続けていたら、今ごろ23倍になっていたはず。と後から考える結果となるような「なんとなく好きだから」「なんとなく上がりそうだから」で買うのは、不安になる可能性が大きいのです

ワースト第1位 毎月分配型の投資信託

堂々のワースト1位は、「毎月分配型」の投資信託です。

「毎月お金が振り込まれるなんて、年金の足しになって最高じゃない!」と思われる方、本当に多いです。でも、ここに大きな落とし穴があります。

落とし穴1 手数料がとても高い

毎月分配型の投資信託は、購入時の手数料が1%以上、さらに毎年の信託報酬(保有中にかかる手数料)も高い傾向にあります。これだけで利益の多くを持っていかれてしまいます。

落とし穴2 「タコ足配当」になっていることが多い

利回り20%!などと書かれていても、実際には運用益ではなく、あなたの元本を取り崩して分配金として返しているだけというケースが非常に多いのです。

これを「タコが自分の足を食べるようなもの」ということから、タコ足配当と呼びます。もらって喜んでいる分配金が、実は自分のお金だったということが起きるのです。

銀行の窓口で「これ、利回りいいですよ」とすすめられる商品の多くが、このタイプです。窓口でおすすめされたからといって、決して飛びつかないでください。

まとめ 老後資金は「守りながら増やす」が鉄則

最後に、この記事のポイントをもう一度おさらいしましょう。

【やるべきこと】

  • 生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)を現金で確保する
  • 配当利回り全体で4%を目安に、高配当株で自分年金をつくる
  • 業種を分散させ、財務の健全な企業を選ぶ
  • 2030年、なんなら次の世代まで持ち続けるつもりで選ぶ

【やってはいけないこと】

  • 年利10%超えをうたう「おいしい話」に手を出す
  • 感情だけで好きな会社の株を買う
  • 毎月分配型の投資信託を買う

投資は「急いで増やす」ものではなく、「じっくり守りながら育てる」ものです。

焦らず、コツコツ勉強しながら、自分のペースで進めていきましょう。

このブログやYouTubeチャンネル「バフェットかおる」では、5060代の方のお役に立てる情報を、これからも毎日お届けしていきます。

毎日夜9時からはYouTubeライブ配信もしていますので、わからないことがあればお気軽にご質問ください。

一緒に、安心できる老後を育てていきましょう。

バフェットかおる

【免責事項】

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。記載している配当利回り、株価、業績、配当金、財務指標は20264月時点のものであり、将来の実績を保証するものではありません。

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