はじめに──「もう遅いかな…」と思っている人こそ
こんにちは、バフェットかおるです。
2026年4月17日、私はまた4つの日本株を買い増ししました。
- ショーボンドホールディングス(1414) 2株 × 1,380円
- ブリヂストン(5108) 2株 × 3,382円
- サンゲツ(8130) 1株 × 3,050円
- ジャックス(8584) 1株 × 4,105円
「え、日経平均が史上最高値を更新している今に買うの?高値掴みじゃない?」 「もう遅いんじゃない?」
こう思われた方、きっと多いと思います。
でも、今日お伝えしたいことをひと言で言うと
日経平均が最高値を更新していても、まだ”地味だけど優良な会社”はたくさん残っています。そして、これからの時代は「預金しているだけで資産が減っていく」時代です。だからこそ、今から”良い会社の株主になる”という選択は、決して遅くないんです。
今日は、この4銘柄を選んだ理由と、なぜ私が「インフレ時代に入ったニホンで現金ではなく資産を持とうと48歳から決めたか」お話しさせてください。現在54歳で48歳から始めた投資額は6年で1億5000万円に成長しました。
私たちが子供のころってもっと物の値段が安かったと思いませんか?
私は切手の値段が上がり続けていることに気づいた時、インフレって生活費を圧迫するんだと気づきました。
昔 はがきは10円、封書は50円でした。 でも今は はがき:85円(約8.5倍) 封書(25g以下):110(約2.2倍)です。
同じ「1通の手紙を届ける」というサービスなのに、お金は8倍以上も必要になっています。これ、何が起きているかというと「お金の価値が下がった」んです。
昔は10円あればはがき1枚送れたのに、今は同じことをするのに85円必要。 つまり、10円玉1枚の”実力”は、昔の8分の1以下になったということです。
「失われた30年」で私たちの頭はデフレ脳になってしまいました
日本は30年間、物価がほとんど上がらない「デフレ」の時代が続きました。 だから私たちの世代は、
- 「銀行に預けておけば安心」
- 「現金が一番安全」
- 「株なんて怖いもの」
という感覚が、体に染みついてしまっているのではないでしょうか。
でも、世界の常識は真逆です。
アメリカでもヨーロッパでも、そして今の日本でも、物価は毎年じわじわ上がっていくのが普通で。これが「インフレ」です。
インフレ下で預金をしているとどうなるかというと
たとえば、100万円を銀行に預けたとします。
年間のインフレ率が3%だとすると、1年後の100万円の”実力”は約97万円になってしまいます。 見た目の金額は100万円のままでも、買えるモノが3%分減ったということです。
10年続けば、約74万円分の価値になります。 これが「現金の目減り」です。
郵便局の普通預金の金利は2026年4月時点で年0.15%。 一方でインフレ率は3%。
差し引きすると、毎年”静かに”3%ずつお金が減っていく──これが今の日本の現実です。
だからこそ私は「値上げできる会社の株主」になりました
預金 vs 株式、真逆の動き
ここでとても大事なポイントをお伝えします。
物価が上がる(インフレ)ときに何が起きるか?
- 🔴 現金・預金:実力がどんどん減っていく
- 🟢 良い会社の株:商品の値段が上がる → 会社の売上が増える → 利益が増える → 配当が増える → 株価も上がる
つまり、**インフレは「預金者の敵」であり、「良い会社の株主の味方」**なんです。
「値上げが嬉しい」という不思議な感覚
値上げのニュースを見ると、今までだったら「またかぁ…」とため息が出ます。
でも、値上げできる力のある会社(競争優位性のある会社)の株を持っていると、不思議なことが起きます。
「おっ、この会社また値上げしたな。ってことは売上も利益も伸びるな。配当も増える」
と、むしろ嬉しくなるんです。
値上げが怖くなくなる。値上げがちょっとほっとする。 ──この感覚を手に入れることが、**インフレ時代の”自分を守る最強の方法”**だと私は思っています。
ポイントは「値上げできる会社」を選ぶこと
ただし、注意点があります。
どんな会社でもいいわけではありません。 「値上げしてもお客さんが離れない会社」──つまり、他の会社で代わりがきかない商品・サービスを持っている会社を選ぶ必要があります。
たとえば、ライバルがたくさんいる業界では、値上げするとお客さんが他社に逃げてしまいます。 でも、業界でシェアが高くて、独自の技術や取引関係がある会社なら、値上げしても売れ続けます。
これを「価格決定権を持つ会社」「値上げできる企業」と呼びます。
では、私が今日買った4銘柄が、まさにそういう会社だったのか? 一つずつ見ていきましょう。
【第3章】今日買った4銘柄、どれも「生活に絶対必要な会社」です
① ショーボンドホールディングス(1414) 株価1,380円
📌 何をしている会社?
橋、トンネル、高速道路、ダム──つまり”インフラ”を補修する専門会社です。 日本一の道路・橋梁補修の会社で、国土交通省や高速道路会社(NEXCOなど)からの仕事が中心です。
🏠 私たちの生活のどこにある?
- 毎日通る高速道路の橋 → ショーボンドが直しています
- 街中で工事している高架橋・トンネル → ショーボンドが関わっているかも
- 東京湾アクアライン、明石海峡大橋など巨大インフラの補修実績多数
💪 なぜ強いの?
- 日本の橋の約7割が建設後30年以上。これから補修需要は爆発的に増えていく
- 政府の「国土強靱化計画」で予算が毎年確保されている(景気が悪くても国が仕事を出す)
- 専門的な補修技術で参入障壁が高い。ライバルが少ない
- 自己資本比率が約80%と超優良財務(借金がほぼない)
💰 配当と業績
- 年間配当:1株あたり45.50円予想(2026年6月期)
- 配当利回り:約3.2%
- 2026年6月期通期予想は売上高910億円、営業利益210億円で微増を見込む
🎯 かおるのひと言 「古くなった橋を放っておくことは”絶対にできない”。だからショーボンドの仕事は、景気が悪くなっても止まりません。地味ですが、国のインフラが続く限り必要とされる会社。これ以上の”コビト株”はありません」
② ブリヂストン(5108) 株価3,382円
📌 何をしている会社?
世界最大級のタイヤメーカーです。 乗用車のタイヤはもちろん、トラック、バス、飛行機、建設機械、農耕機械まで、「タイヤが必要なあらゆるもの」を作っています。
🏠 私たちの生活のどこにある?
- 自動車に乗るとき → タイヤがブリヂストン製かも(日本国内シェア約50%)
- 宅配便のトラックのタイヤ
- バスや飛行機のタイヤ
- 工事現場の重機やトラクターのタイヤ
💪 なぜ強いの?
- 世界シェアNo.1クラスのタイヤメーカー。ミシュラン、グッドイヤーと世界3強
- タイヤは消耗品。車が走り続ける限り、必ず買い替えが発生する
- プレミアムタイヤ(高級車向け)に注力して、安売り競争から抜け出している
- EV(電気自動車)時代にも対応。EVは重いので通常タイヤより消耗が早く、需要拡大
💰 配当と業績
- 5期連続増配(2021年〜2025年)
- 2026年12月期の1株配当予想125円(2026年1月に1株→2株の株式分割済み)
- 配当利回り:約3.8%
- 連結配当性向50%を目安に株主還元を強化中
- 2025年12月期は売上高4兆4,295億円、当期利益3,273億円(前期比15%増)
🎯 かおるのひと言 「車が走る限り、飛行機が飛ぶ限り、トラックが荷物を運ぶ限り、タイヤは絶対に必要です。しかも消耗品だから定期的に買い替える。ブリヂストンは”ずっと売れ続ける商売”の最高のお手本ですね」
③ サンゲツ(8130) 株価3,050円
📌 何をしている会社?
壁紙・床材・カーテンなど”インテリア材料”の国内トップ企業です。 住宅、オフィスビル、病院、学校、ホテル、商業施設──あらゆる建物の「内装」に関わっています。
🏠 私たちの生活のどこにある?
- 今あなたがいる部屋の壁紙 → サンゲツのカタログから選ばれたかも
- オフィスのタイルカーペット
- ホテルの客室のインテリア
- マンションのフローリング
- レストランのカーテン
日本全国の建物の内装のかなりの部分がサンゲツ経由で選ばれています。内装業者さんが必ず持っている”分厚いカタログ”は業界の定番です。
💪 なぜ強いの?
- 壁紙業界で国内トップシェア。圧倒的な流通網
- 11期連続増配(2025年3月期時点)という優秀な株主還元実績
- **ROE(株主資本利益率)約11%**と、配当利回り5%超と、両方が高水準
- 新築住宅が減ってもリフォーム需要は増える(古い住宅の建て替えより、リフォームを選ぶ時代)
- 広島新工場が本格稼働し、生産能力を1.5倍に拡大
💰 配当と業績
- 年間配当155円予想(2026年3月期)
- 配当利回り:約5.0%
- 連続増配11期以上(株主還元に積極的)
- 2026年3月期は純利益130億円、2年ぶりの増益を見込む
🎯 かおるのひと言 「家の壁紙って、何年かに一度は必ず貼り替えますよね?それが1軒2軒じゃなくて、日本中の何千万軒もあるんです。しかもサンゲツは値上げもできる会社。インフレが進むほど、むしろ強い会社ですよ」
④ ジャックス(8584) 株価4,105円
📌 何をしている会社?
信販・クレジットカード大手です。 特に「自動車ローン」が主力で、車を買うときの分割払いの裏側で働いています。住宅関連ローン、ショッピングクレジットなども。
🏠 私たちの生活のどこにある?
- 車を買うときのローン → ジャックスが組んでくれるかも
- 大型家電を分割払いで買うとき
- リフォーム工事の分割払い
- 学費や医療費のクレジット
💪 なぜ強いの?
- 三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下。バックに巨大な銀行グループ
- 自動車ローンで業界上位。ディーラーとの強固な関係
- アジア(ベトナム・カンボジア・インドネシア)展開で成長余力
- 配当性向を30% → 35%に引き上げ、株主還元を強化中
- PBR(株価純資産倍率)0.66倍と割安
💰 配当と業績
- 年間配当200円(2026年3月期予想)
- 配当利回り:約4.8%
- 直近では海外事業の一時的苦戦で減益局面ですが、配当は維持・増配方針
🎯 かおるのひと言 「車のローンって”必ず借りるもの”です。しかも、日本は高齢化で現金一括払いより分割払いのニーズが増えている。地味ですが、生活に深く根ざした金融サービス。三菱UFJがバックについている安心感も大きいですね」
私が”トレーダー”ではなく”投資家”である理由
トレーダーと投資家は違う生き物です
株式市場でお金を増やす方法には、大きく2つあります。
🔴 トレーダー(短期売買)
- 毎日チャートを見る
- 株価が上がったら売る、下がったら買う
- 利益は”値上がり益”
- 精神的にキツい、時間も取られる
🟢 投資家(長期保有)
- 良い会社の”株主になる”
- 配当金を受け取り、長く持ち続ける
- 利益は”配当金+じわじわ上がる株価”
- 心が穏やか、時間も取られない
私は断然、投資家派です。
なぜ投資家のほうがいいのか?
理由はシンプルです。
「良い会社」というのは、時間が経つほど価値が増えるからです。
ブリヂストンも、サンゲツも、ショーボンドも、ジャックスも、10年前、20年前から存在している会社です。 そして、この先10年、20年後も、まず間違いなく存在し続けていくでしょう。
その会社の株主になって、投資家になると配当金を受け取り続けることができる──これだけで、お金は勝手に増えていきます
複利の力は強烈です
たとえば、配当利回り4%の株を持ち続けて、配当を再投資し続けると、
- 10年で資産は約1.48倍
- 20年で資産は約2.19倍
- 30年で資産は約3.24倍
になります(税金考慮前)。
しかも「良い会社」は配当をどんどん増やしていくので、実際の増え方はもっと早いんです。
今日買った4銘柄も、どれも増配実績のある会社。ブリヂストンは5期連続増配、サンゲツは11期連続増配。 つまり、持っているだけで、毎年もらえる配当金が増えていく会社たちです。
「日経平均が最高値」は”売り時”ではなく”新しいスタート”
最高値更新は「日本経済が本格的に戻ってきた証拠」
「日経平均が最高値だから、もう遅い」という意見は、半分正しくて半分間違いです。
確かに、全体としては高値圏にあります。 でも、個別の銘柄を見れば、まだまだ割安で優良な会社はたくさん残っています。
今日私が買った4銘柄の配当利回りを見てください。
| 銘柄 | 配当利回り |
|---|---|
| ショーボンドHD | 約3.2% |
| ブリヂストン | 約3.8% |
| サンゲツ | 約5.0% |
| ジャックス | 約4.8% |
日経平均全体の配当利回り(約2%前後)の1.5〜2.5倍です。
つまり、日経平均が最高値を更新する中でも、”こういう会社”はまだ残っているんです。
「今からでは遅い」の正体
「今からでは遅い」という気持ちの正体は、実は不安なのかもしれません。私自信、コロナ前に投資を初めて、すでに株価は上がり続けていた時だったので、今更始めてもと言う気持ちで高値掴みをしていた気分でした。そしてコロナで30%の下落です。でもそこで手放さなかったのは、資本主義は長期で見れば成長を続けることを書籍で知り、200年の歴史から株価はずっと右肩上がりで成長し続けていた表を見ていたからです。
- 「もっと早く始めていれば…」
- 「損したらどうしよう」
- 「高値で買って下がったらイヤだ」
わかります。私も48歳で投資を始めたときは、不安でした。
でも、**一番もったいないのは”何もしないこと”**なんです。
インフレが続く限り、現金は毎年減っていく。 投資しない人は、知らないうちにジワジワと資産が減っていく。
「始めないリスク」は、「始めるリスク」よりずっと大きいんです。
大切なのは「タイミング」より「続けること」です
株式投資で成功する秘訣は、一発当てることではありません。
- 良い会社を選ぶ
- 少しずつでいいので買い増していく
- 配当金を受け取り続ける
- 10年、20年持ち続ける
これを淡々と続けるだけ。
私は日本株78銘柄+米国ETF7本に分散して、総額約1億5,900万円、年間配当約514万円を受け取るポートフォリオを築きました。 48歳でヘソクリの2000万円から始めて、ここまで来ました。
だれにでも、今日から始められます。
値上げを怖がらない人生へ
インフレの時代、預金だけではあなたの資産は守れません。
でも、値上げできる良い会社の株主になれば、値上げは味方になります。
スーパーで牛乳が値上げされても、「でも、その会社の株主だから配当も増えるな」と思える。 電気代が上がっても、「電力会社の株主だから大丈夫」と思える。
これが、”資産を持つ”ということの本質です 値上げを怖がらなくていい人生に飛び移ることができるのは、資産を持った人です
今日私が買った4銘柄も、まさにそういう会社たち。
- 橋を直す会社(ショーボンド)
- タイヤを作る会社(ブリヂストン)
- 壁紙を売る会社(サンゲツ)
- ローンを組む会社(ジャックス)
どれも地味で、派手さはありません。 でも、日本人の生活が続く限り、絶対になくならない会社たちです。
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