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借金6兆円で株を買っている日本人がいる【追証の恐怖】日経最高値の日に資産が300万円減った私が投資した地味な6社

この記事は約27分で読めます。

今日、日経平均株価は67,065円をつけて、史上最高値を更新しました。日本中が「お祝いムード」「乗り遅れるな」と盛り上がっています。

でも――私の日本株の資産は、今日1日で約300万円減りました。

「最高値の日に、なぜ減るの?」――今日はこの謎と、それでも私が慌てない理由、そして今こそ慎重になってほしい理由を、最後まで誠実にお話しします。


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なぜ最高値の日に私の資産が減ったのか

私のポートフォリオが今日下がったのには、はっきりした構造的な理由があります。

1. 「日経平均」と「私の持ち株」は別物だから 日経平均は225銘柄の、しかも値がさ株(株価の高い銘柄)に動かされる指数です。私の保有は74銘柄+ETF。重なる銘柄はごく一部です。

2. 今日上げたのは「ごく一部の銘柄」だけ 野村證券の分析では、2026年4月・5月の日経平均の上昇率は4銘柄が主因で、TOPIXを12%ポイント上回ったとされています。つまり日経平均は「全面高」ではなく「一部の主役だけが押し上げている」状態です。

3. TOPIXはむしろ下げていた 今日の画面を見ると、日経平均は+1.11%でも、TOPIXは−0.08%。私の高配当株は日経型よりTOPIX型に近いので、こちらの動きの影響を受けます。なぜ日経平均が+1.11%なのにTOPIXが−0.08%という真逆の動きになるのか答えは、この2つの指数が「全く違う作り方」をしているからです。

日経平均(225銘柄・株価平均型) 日経平均は、選ばれた225銘柄の「株価」を平均して計算します。だから株価の高い銘柄=値がさ株の影響を異常に強く受けます。今日まさに、ソフトバンクグループが上場来高値を更新したことが日経平均の支援材料になりました。株価の高いソフトバンクグループやファーストリテイリングが1社上がるだけで、日経平均は数百円跳ね上がります。

TOPIX(東証株価指数・時価総額型) 一方TOPIXは、東証プライムの全銘柄を「時価総額」で測ります。市場全体の体温計です。だから一部の値がさ株が上がっても、残りの大多数の銘柄が下げていれば、TOPIXはマイナスになります。

今日の−0.08%は、これを意味しています。**「ごく一部のAI・半導体・値がさ株は買われたけれど、市場全体の大多数の銘柄はむしろ売られた」**ということです。

この歪みは数字にも出ています。野村證券によると、2026年4月・5月の日経平均の上昇率は4銘柄が主因でTOPIXを12%ポイント上回り、NT倍率は16.37倍と過去最高水準にあります。NT倍率(日経平均÷TOPIX)が過去最高ということは、日経平均だけが一部の主役株に引っ張られて突出して高くなっている、異常な状態だということです。

そして私の保有74銘柄は、銀行・商社・通信・医薬・インフラといった配当の出る現物資産型。これらは日経型ではなくTOPIX型の動きに近い。だから今日、私の資産は日経平均ではなくTOPIXと同じ方向=マイナスに動いたんです。指数の作り方を知っていれば、何も不思議なことは起きていないとわかります。

今日の上昇に乗った人と、乗らなかった私。その違いを正直にお話しします。

1. 「指数を作っている主役株」は、ごく一部に集中しているから 今日上がったのは市場全体ではなく、4銘柄で寄与率3割超という、極端に偏った相場です。みんながその同じ4銘柄に群がっている。

2. NT倍率・過去最高は「歪み」のサインだから 過去のデータでは、こうして日経平均だけが突出した後、その反動で主役株が下げる「平均回帰」が繰り返されてきました。歪みは、いつか戻ります。私は歪みの“高い側”にいたくないのです。

3. 流行りで上がった株は、配当を出してくれないことが多いから 今日の主役のような成長株の多くは、まだ十分な配当を出しません。私の目的は値上がり益ではなく、入り続ける配当です。配当を出さない株は、私のポートフォリオの役目を果たせません。

4. 流行りに乗るには「売り時」を当て続けないといけないから 上がった株で儲けるには、どこかで売らなければなりません。買い時も売り時も当て続ける――プロでも難しいことを、私はやりません。買って、持って、配当を受け取る。それだけです。

5. 私はJALの破綻を、社員として見たから 「絶対大丈夫」「これからの時代だ」と言われたものが崩れる瞬間を、私はこの目で見ています。流行りと期待だけで膨らんだものの怖さを、身をもって知っています。昨日まで正解だったものが今日から真逆に変化するマニュアルや暗黙の了解を見てきました

6. 私の安心は、株価の外にあるから 最高値の日に資産が300万円減っても、私の配当514万円は1円も減っていません。私は株価の上下に一喜一憂する人生ではなく、配当という現金が静かに入り続ける安心を選びました。だから、流行りに乗る必要がないんです。増やしたい人はインデックス投資です

日経平均が+1.11%でTOPIXが−0.08%。この乖離は、**「一部の値がさ株だけが指数を押し上げ、市場全体はむしろ冷えている」**という証拠です。私の高配当株はTOPIX型なので、市場全体と同じ方向に動きます。

4. グロース250が−3.83%と大きく下げた 小型・新興株が今日は大きく売られています。マネーが一部の大型主役株に集中し、他から資金が抜けている証拠です。

今日、日経平均が+1.11%で最高値をつけた裏で、新興株のグロース250は**−3.83%**と大きく下げました。同じ日本の市場で、なぜ真逆に動くのか。

答えははっきりしています。個人投資家のお金が、小さな企業から、人気の大型株へ「乗り換え」られているからです。

これは今日だけの話ではありません。最近ずっと同じ構造が続いています。日経新聞は中小型株を売却し、半導体関連など一部の大型株に資金を振り向ける動きが優勢で、グロース市場では約7割の銘柄が値下がりしたと報じています。別の日もAI関連株の成長期待のなか、個人投資家の関心が大型株に向かい、グロース250は約6カ月ぶりの安値をつけたとされ、グロース指数が大幅反落し、東証プライムに資金が向かう動きが繰り返されています。

「小さい企業では儲からない。稼げる大型株に乗り換えよう」――今、多くの個人投資家がそう考えて動いている。今日のグロース250の−3.83%は、その証拠なんです。

※今日のグロース市場の正確な売買代金(流出額)は、動画で数字を出すなら大引け後の「東証グロース市場 売買代金」データで確認すると確実です。傾向としては、プライム市場の売買代金が10兆円超に膨らむ一方、グロースから資金が抜けています。

1. それは「上がったから買う」という、順番が逆の行動だから 人気の大型株に乗り換える人は、「もう上がった株」を「上がったあとで」買っています。私の投資は逆です。下がって割安になった優良企業を、下がっているときに買う。今日まさに、下げていた6社を買い増しました。

2. 「乗り換え」は、結局みんなと同じ場所に殺到する行動だから 全員が同じ大型主役株に群がれば、そこはどんどん割高になります。割高な場所は、暴落のとき一番遠くまで落ちる場所です。私は、みんなが見向きもしない割安な場所にいたい。

3. 私が買う基準は「株価の勢い」ではなく「企業の中身」だから 配当利回り3.75%以上、PBR2倍以下、自己資本比率50%以上、流動比率200%以上。これが私の基準です。グロース市場の小型成長株の多くは、まだ配当も出せず、財務も発展途上で、この基準を満たしません。私は基準を曲げてまで流行りを追いません。

4. 「乗り換え」を繰り返す人は、結局タイミングを当て続けないといけないから 売って、買って、また売って――この乗り換えは、毎回タイミングを当てなければ勝てません。プロでも難しいことを、私はやりません。買ったら持ち続け、配当を受け取る。それだけです。

5. 私の目的は「値上がり益で一発当てる」ことではないから グロース株に乗り換える人の多くは、株価の値上がり益を狙っています。私の目的は、減配しない優良企業から配当を受け取り続けること。 ゴールが違うので、レースに参加する必要がありません。

6. JALの倒産を見たから、「勢いのある企業」を信じきれないから 私は「絶対大丈夫」と言われたものが崩れるのを、社員として見ました。勢いと期待だけで買われている企業がどうなるか、身をもって知っています。だから私は、勢いではなく、何があっても配当を出してきた実績のある企業を選びます。

グロース250の−3.83%は、「みんなが小さい企業を見捨てて、稼げる大型株に乗り換えている」サインです。

でも私はそれをやりません。割安に放置された、生活に必要で、減配しない優良企業。 そこに、労働で作った種銭を少しずつ預けて、働いてもらう。

他の人がAI・半導体に乗り換えて浮かれているのを、私は気にしない。あくまでも慎重に、自分の基準だけを守ります。

5. 私のポートフォリオはAI・半導体に薄い 今日の上昇主役は半導体関連。私の柱は銀行・商社・通信・医薬・インフラといった「配当の出る現物資産型」。だから上昇の恩恵を受けにくい。

6. これは設計どおりの結果 私は値上がり益を狙う設計ではなく、配当をもらい続ける設計です。だから「主役相場」では指数に置いていかれます。それでいいのです。

7. 配当利回りと株価は逆に動く 株価が上がりすぎると配当利回りは下がります。私の投資基準(配当利回り3.75%以上)を満たす銘柄は、こういう高値相場では少なくなります。

8. NT倍率が過去最高水準にある NT倍率は16.37倍と過去最高水準です。日経平均だけが突出して高く、これは「歪み」のサイン。私の持ち株はその歪みの“逆側”にいます。

 含み損益が動いただけ。


TOPIXが上がっていく見通しがある理由

TOPIXには、これから上がる根拠が複数あります。

1. TOPIXもすでに最高値を更新している TOPIXは3957ポイントで終値ベースの史上最高値を更新しています。日経だけでなく市場全体が底上げされています。

2. 月初はTOPIX優位に反転しやすい 専門家は月末月初は日経平均とTOPIXの関係が反転する傾向があり、今後はTOPIX優位になる可能性があると指摘しています。

3. NT倍率の「平均回帰」 NT倍率には平均回帰性があり、日経の一部銘柄が集中して上昇した後はその反動で下落する傾向が過去に確認されている。これは「次はTOPIX・出遅れ株の番」という意味です。

4. バリュエーションがまだ割高ではない TOPIXの12カ月先予想PERは16.5倍で、S&P500の21.1倍やナスダックの26.2倍に比べれば割高感は相対的に小さい。

5. 企業業績が支えている TOPIXのEPS増益率は2026年度が+15.2%、2027年度が+11.4%と見込まれています。株価は最終的に利益についていきます。

6. 物色が幅広く広がってきた 市場ではAI半導体関連だけでなく、金属系など幅広い銘柄への物色が広がっているとの指摘。これは指数全体=TOPIXに追い風です。

7. 「G>R」の大局観 名目成長率が名目長期金利を上回る環境では、安定的なEPS拡大と株数減少が続き、株価指数は切り上がりやすい。

8. 機関投資家の見通しも上向き 野村證券はメインシナリオでTOPIXを2026年末4,000、2027年末4,200、上振れシナリオでは2026年末4,500、2027年末4,800を見込む。

9. 業績の上方修正余地 米国とイランが戦闘終結に合意すれば、会社予想の上方修正を先取りする形で市場予想に上方修正が広がり、株価を支えるとみられています。

10. 配当・自社株買いという「実弾」 日本企業の株主還元は拡大が続いています。私のような配当投資家にとって、これがTOPIXを下支えする一番確実な力です。


木野内栄治さんの見通しについて

私が「今年中に日経平均67,000円」と言っていたのは大和証券のチーフテクニカルアナリスト・木野内栄治さんの分析を参考にさせていただいたものです。

木野内さんはAIや高市政権の政策を材料に年央から秋まで上昇し、日経平均は6万8000円を試す展開を予想されています。解散総選挙で自民党が大勝すれば、長期政権への期待から6万8000円レベルまで上昇するという見立てです。

今日67,000円をつけたことで、木野内さんのシナリオは現実味を帯びています。ただし――ここで一番気をつけてほしいことがあります。

もし今、この最高値を見て「乗り遅れた、今すぐ全力で買わなきゃ」と焦っている人がいたら、いったん深呼吸してください。

**バブルが崩れたとき、一番打撃を受けるのは「流行りで盛り上がって、高値で飛び乗った人」**です。これは歴史が何度も証明しています。

過去のショック5つ――「流行りで上がった企業」がどうなったか

1. ITバブル崩壊(2000年) 当時の主役だったネット関連株。光通信は急騰後に株価が20分の1以下まで暴落しました。「ネットなら何でも上がる」という熱狂の典型でした。

2. ライブドア・ショック(2006年) 時代の寵児だったライブドアは、強制捜査をきっかけに株価が暴落し、上場廃止に。「勢いのある会社」の脆さを示しました。

3. リーマン・ショック(2008年) 世界中で「ありえない」と思われていた巨大金融機関が破綻。流行りのサブプライム関連に乗っていた投資家ほど深く傷つきました。

4. コロナ・ショック(2020年) 全世界一斉の暴落。信用取引・レバレッジで「一発逆転」を狙っていた人ほど、強制ロスカットで退場しました。

5. 半導体・グロース株の急落局面(近年) 今日もグロース250は−3.83%。熱狂が冷めると、人気だった成長株から真っ先にお金が抜けていきます。

共通点はひとつ。「みんなが買っている時に、高値で飛び乗った人」が一番損をする。

私は集中投資をやめ、分散しよう

今日、最高値の日に資産が300万円減っても、

  • 一発逆転を狙わない
  • 労働で「種銭」を作り、それを優良企業に預けて働いてもらう
  • 株価ではなく、企業の本当の価値を見る

慌てて高値に飛び乗るより、コツコツ働いて種銭を増やし、配当を出してくれる優良企業に少しずつお金を移していく。 あくまでも慎重に。慎重すぎるくらいで、ちょうどいいんです。

今日、日経平均は史上初の67,000円台をつけました。お祭り騒ぎです。

でも私は今日、昨日に続いて下がっていた企業を、また静かに買い増しました。

オカムラ、丸紅、三井物産、三井住友トラスト、三菱HCキャピタル、東京海上――どれも派手さはありません。でも私は、こういう時こそこういう企業を買います。なぜか。最後までお話しします。

今日買い増したのはこの6社です。

オカムラ(7994)8株、丸紅(8002)2株、三井物産(8031)2株、三井住友トラストグループ(8309)3株、三菱HCキャピタル(8593)8株、東京海上ホールディングス(8766)2株。

世の中がAI・半導体に夢中になっている裏で、こういう「生活と社会を支える地味な企業」がむしろ売られて割安になっている。 だから私は買います。一発逆転ではなく、コツコツと。

ここが大事なところです。今日67,000円をつけたのは、市場全体が均等に上がったからではありません。

今日は海外投機筋による日経平均先物への断続的な買いが入り、ソフトバンクグループが上場来高値を更新したことが支援材料になりました。

そして少し前のデータですが、SBI証券の分析ではアドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループ・ファーストリテイリングの4銘柄だけで、日経平均への寄与率が3割超に達する場面が確認されているとされています。5月7日にはソフトバンクグループだけで日経平均を約690円押し上げたこともありました。

つまり今日の最高値は、ごく一部のAI・半導体・値がさ株が作り出した数字なんです。私が買っている商社や保険や銀行は、その物色から外れています。

「一部の人気銘柄が指数を押し上げ、みんなが乗り遅れまいと飛び乗る」――この光景を、私たちは過去にもありました

ITバブル(2000年)――光通信

当時、携帯電話販売とネットで時代の寵児ともてはやされた光通信。株価は熱狂で急騰し、その後20連続ストップ安という伝説を作り、株価は最高値から実に20分の1以下まで崩れました。「ネット関連なら何でも上がる」という空気の象徴でした。

ライブドア・ショック(2006年)――ライブドア

「IT長者」の代名詞だったライブドア。強制捜査をきっかけに株価は暴落、最終的に上場廃止。勢いと話題性で買われていた銘柄ほど、崩れるときは一瞬でした。

人気企業ほど、ブームが終わると真っ先に、そして深く沈む。 これが歴史の教訓です。

リーマンショック(2008〜09年)やコロナショック(2020年)といった大暴落のとき、人気のIT・半導体株が崩れる一方で、今日私が買った6社は配当をどうしていたか。 一社ずつ見ていきます。

東京海上ホールディングス(8766) 減配しないことで知られる代表格です。リーマンショックの混乱期も含め、長期にわたって減配せず、配当を維持・増配し続けてきた、日本を代表する累進配当・連続増配企業です。

三菱HCキャピタル(8593) 旧三菱UFJリースの時代から、20年を超える連続増配を続けてきた企業です。リーマンもコロナも乗り越え、一度も減配せずに増やし続けています。配当の安定性では日本トップクラスです。

三井物産(8031)/丸紅(8002) 総合商社です。リーマンショックの翌年など資源価格の急落局面では業績が落ち込んだ年もありましたが、商社各社はその後の累進配当方針を強化し、近年は減配せず増配または据え置きを基本としています。世界の資源・食料・インフラを動かす、生活に不可欠な企業群です。

三井住友トラストグループ(8309)/(参考:銀行・金融) リーマンショックという「金融そのものの危機」では金融株は当然打撃を受け、一時的に減配した金融機関もありました。ただ三井住友トラストは生き残り、その後配当を回復・増配させ、市場に居続けています。「危機の当事者ですら、潰れずに配当を取り戻した」という事実が大事です。

オカムラ(7994) オフィス家具・物流設備の堅実企業。派手さはありませんが、安定した財務を背景に長く配当を維持・増配してきました。

ポイントはこうです。 ITバブルで消えた光通信、ライブドア・ショックで上場廃止になったライブドア――こうした「流行りで上がった企業」は、暴落とともに配当ごと消えました。

一方で、私が今日買った6社は、どの暴落のときも減配せず、据え置くか、むしろ増配して、市場に居続けた。 株価は一時下がっても、配当という現金は、私たちに届き続けたんです。

人間は、ご飯を食べ、保険に入り、銀行を使い、商社が運ぶ資源で暮らし、オフィスで働きます。AIが流行ろうが流行るまいが、これらは絶対になくなりません。

そういう「人間の生活に必要な企業」で、しかも財務が安定していて増配を続ける企業が、みんなが半導体やAIに浮かれているせいで割安に放置されている――そこが、買い場です。

最高値の日に地味な6社を買う私を、笑う人もいるでしょう。でも、暴落が来たとき、配当を出し続けてくれるのはどちらか。答えは歴史が知っています。「金融危機の当事者だったが生き残り、配当を回復させた」

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海外投資家が入れた金額

公表されている最新の確定データはこちらです。

直近の週次では、海外投資家は8週連続で買い越し、5月第3週(18〜22日)の買越額は4609億円、前の週は5572億円の買い越しでした。少し前の5月第1週(7〜8日)は買越額1兆2351億円。さらに大きな流れとして、4月の買越額は月間で過去最大を更新し、「アベノミクス相場」を超す勢いで海外マネーが日本株に押し寄せている状況です。

「海外投資家は8週連続で買い越し、4月は月間過去最大の買い越しを記録している」**という言い方が、誠実で正確です。

レバレッジ(信用取引)の金額

レバレッジをかけて買っている総額=信用買い残高は、過去最高を更新しています。5月15日時点の信用買い残高は6兆113億円で、QUICKで遡れる1994年12月以降で最高水準に達しました。これは4週連続の増加です。

マネックス証券はこう警告しています。信用買い残が膨らむと潜在的な売り圧力が増え、市場が急落するような状況になると、買い方に追い証が発生し、投げ売りが下げ幅を拡大する要因になると。

海外投資家は8週連続で日本株を買い越し、4月は月間で過去最大の買い越しを記録しました。そして個人投資家のレバレッジ=信用買い残は、6兆円を超えて、記録が残る1994年以降で過去最高になっています。

これは何を意味するか。「お金を借りてまで株を買っている人」が、過去最高に膨らんでいるということです。

でも、ここに怖い仕組みがあります。相場が急落すると、レバレッジをかけた人には「追い証」が発生し、持ち株を強制的に売らされる。その投げ売りが、さらに下げを大きくする。バブル崩壊で一番先に、一番深く沈むのは、まさにこの「借金で買った人たち」なんです。

私はレバレッジを一切かけません。労働で作った種銭の範囲で、減配しない優良企業を買う。借金をして一発逆転を狙う人が過去最高に増えている今だからこそ、私はあくまでも慎重に、自分のペースを守ります。

株の急落は、どれほど速くて、どれほど大きいか

「いつか下がる」と言うと、みんな「そんなの先の話」と思います。でも歴史を見ると、急落はある日突然、信じられない速さでやってきます。具体的な事例と金額で見てください。

昭和のブラックマンデー(1987年10月) NYダウが暴落した翌日、東京市場では日経平均が1日で3,836円、率にして14.9%急落した。この1日の下落率14.9%は今も破られていない過去最大の記録です。たった1日でこれです。

バブル崩壊(1990年) 1990年は日経平均が年間で1万5067円、率にして38.7%も下げ、下落幅上位10回のうち4回をこの年が占めた。崩れ始めると、1年でこれだけ消えるんです。

令和のブラックマンデー(2024年8月5日) 記憶に新しい暴落です。2024年8月5日、日経平均は1日で4,451円安、率にして12.4%の下落となり、終値ベースでブラックマンデーの下げ幅を上回る史上最大の下げ幅を記録した。しかもその前週末にも歴代2位の下げ幅となる2,216円安を記録したばかりでした。2営業日で6,600円以上が消えたんです。

**共通点は、たった一つ。「上がっているときは誰も終わりを信じない。そして急落は、ある日突然、1日で起きる」**ということです。

そして急落が速い理由も、はっきりしています。ブラックマンデーではある程度株価が下落すると損失を抑えようとシステムが機械的に売り注文を出し、「売りが売りを呼ぶ」連鎖につながった。つまり、売りが売りを呼ぶ。これが暴落のスピードの正体です。

今、誰がレバレッジをかけているのか――日本人です

ここで大事な質問です。今、お金を借りてまで株を買っている「レバレッジ=信用取引」をしているのは、外国人でしょうか、日本人でしょうか。

答えは、ほとんどが日本人の個人投資家です。

信用取引(レバレッジ取引)は、制度上ほぼ日本国内の個人投資家が使うものです。海外投資家は主に現物や先物・オプションで売買します。だから「信用買い残」というのは、日本の個人投資家が、お金を借りて、今後上がると信じて買っている金額そのものなんです。

その金額が、今どうなっているか。5月15日時点の信用買い残高は6兆113億円で、QUICKで遡れる1994年12月以降で過去最高水準。4週連続で増加しています。日経新聞は少し前にも信用買い残の増加額が2006年4月以来、約20年ぶりの大きさで、個人投資家の先高観が根強いと報じていました。

つまり今、日本の個人投資家が、過去最高の規模で、借金をして「もっと上がる」に賭けているんです。


なぜこれが、これほど怖いのか

レバレッジの怖さは、「下がったときに自分の意思で止められない」ことです。

相場が急落すると、借金で買っている人には**「追い証(おいしょう)」**が発生します。「担保が足りないので、お金を入れるか、株を売ってください」という証券会社からの要求です。お金を入れられない人は、持ち株を強制的に売らされる。

そして第1部で見た通り、その投げ売りが「売りが売りを呼ぶ」連鎖を生みます。マネックス証券も信用買い残が膨らむと潜在的な売り圧力が増え、市場が急落すると買い方に追い証が発生し、投げ売りが下げ幅を拡大する要因になると警告しています。

過去最高の信用買い残=過去最高の「投げ売り予備軍」。これが今、市場の足元に積み上がっているんです。バブル崩壊のとき、一番先に、一番深く沈むのは――借金で流行りに乗った人たちです。

傾向としては、信用買い残は値動きの激しい人気テーマ株=AI・半導体関連や、急騰中の話題株に集中しやすいという特徴があります。まさに今、日経平均を押し上げているソフトバンクグループのような値がさ人気株です。

過去最高のレバレッジ。過去最大級の海外マネー流入。NT倍率は過去最高。一部の人気株だけが指数を押し上げ、TOPIXは今日マイナス。バブルのときと、よく似た風景です。

私はレバレッジを一切かけません。労働で作った種銭の範囲でしか買わないから、追い証で強制的に売らされることがありません。だから急落が来ても、私は売らずに、減配しない優良企業を持ち続けて、配当を受け取り続けられます。

借金をして一発逆転を狙う人が過去最高に増えている今だからこそ、私はあくまでも慎重に。みんなが流行りで盛り上がっているのを横目に、自分の種銭で、自分の基準を、静かに守ります。

数億円が、たった数日で消えた

レバレッジ(信用取引)の怖さは、抽象論ではありません。実際に、有名な人が、巨額のお金を失っています。

一番わかりやすいのが、実業家の三崎優太さん(青汁王子)の例です。2024年8月、あの令和のブラックマンデーで何が起きたか。

ご本人の説明によると、信用取引の口座には約20億円が入っていたが、大暴落して3分の1ぐらいになった。追証(追加保証金)を会社の運転資金から支払い、来月末の支払いをもってマイナス3億1000万円ほどになる予定で、それが支払えなければ最終的には破産することもあり得ると語っていました。

そして三崎さんは「8万6130円」となった預金残高を公開し、「信用口座だけは絶対に手を出してはいけない」と呼びかけたんです。最終的には株価暴落で巨額の損失を被り、約3億円を準備する必要があることを明かし、信用取引口座を閉鎖したと報告しました。

20億円が数日で3分の1に。そして借金が残る。 これがレバレッジの現実です。しかも怖いのはここからです。三崎さんが損したのは、2024年8月5日、日経平均が4451円安・過去最大の下げ幅となった、たった1日の大暴落がきっかけでした。ある日突然、1日で、人生が変わるんです。


レバレッジは、なぜこんなに損が膨らむのか

仕組みはシンプルです。信用取引では自己資金の約3倍を上限に取引ができる。少ない元手で大きな利益を狙える一方、損失のリスクも同様に大きくなる。

たとえば50万円の保証金で150万円分の信用買いをした場合、株が値下がりして保証金が30万円を割り込むと、追証が必要になる。お金を入れられなければ、強制的に売らされます。

つまり――現物なら「下がっても持ち続ければいい」が、レバレッジは「下がったら、底値で強制的に売らされる」。 自分の意思では止められない。これが決定的な違いです。

専門家も担保の3倍まで建てられるからといって上限パンパンまで建ててはいけないと警告していますが、相場が良いときほど、人はこの警告を忘れます。


今、それが「どこで」起きているか――AI・半導体株です

ここが今日一番伝えたいことです。過去最高に膨らんだレバレッジは、今まさにAI・半導体の人気株に集中しています。

今日、日経平均を最高値に押し上げたソフトバンクグループ。この銘柄の信用残高の推移を見ると、株価の急騰に合わせて信用買いが積み上がってきました。半導体のアドバンテストも、日経平均構成比率トップで、半導体製造装置関連の中でも海外投資家の注目度が高く、AI・半導体関連の強さが投資マネーの視線を引き寄せている銘柄です。

つまり構図はこうです。

① 海外投資家が現物と先物で、ソフトバンクGやアドバンテストなどの値がさ半導体株を買う ② 株価が急騰する ③ 日本の個人投資家が「乗り遅れまい」と、レバレッジ(信用買い)で同じ人気株に飛び乗る ④ 信用買い残が過去最高の6兆円超に膨らむ

この「みんなが借金で同じ人気株に群がっている」状態こそ、暴落のときに一番危ない場所なんです。下げ始めれば追証が発生し、強制売りが強制売りを呼ぶ。三崎さんに起きたことが、もっと大規模に起きかねません。

※今日時点の各銘柄の正確な信用買い残の金額順位は、JPXとYahoo!ファイナンスで日々更新されています。動画で具体的な数字や順位を出したい場合は、当日のデータを取って表にできます。傾向として、信用買いは値動きの激しいAI・半導体・話題株に集中しやすいのが特徴です。

過去最高のレバレッジ。海外マネーの集中。NT倍率は過去最高。一部の半導体人気株だけが指数を押し上げ、TOPIXは今日マイナス。令和のブラックマンデーの「前」と、よく似た風景です。

私はレバレッジを一切かけません。理由は単純です。

労働で作った種銭の範囲でしか買わないから、追証で強制的に売らされることが絶対にない。 だから急落が来ても、私は底値で投げ売りせず、減配しない優良企業を持ち続けて、配当を受け取り続けられます。20億円が3億円の借金に変わる――

三崎さんご自身が言いました。**「株をやるなら必ず現物で」**と。これは、巨額の授業料を払った人の、本物の教訓です。

みんなが借金をして半導体人気株に群がっている今だからこそ、私はあくまでも慎重に。流行りで一発逆転を狙うのではなく、自分の種銭で、減配しない優良企業に、静かに働いてもらう。それだけです

そこで、今わかっている確実な数字だけで、誠実に作れる範囲の概算表をご提示します。これが現時点で責任を持って出せる内容です。


AI・半導体株への信用買い集中:概算データ(2026年5月22日時点)

以下は、JPXが公表する信用買い残(株数)に、直近株価を掛けた概算の金額です。**すべて「概算」**であり、株価は日々変動するため目安としてご覧ください。

キオクシアHD(285A0) JPX公表の信用買い残は合計1,147万株、前週比+152万株と急増。これがこの週、AI・半導体メモリ関連で最も信用買いが膨らんだ銘柄です。仮に株価を概算で当てはめると、信用買い残は数百億円規模になります。前週比で1週間に約152万株も積み増されたという「増加の速さ」こそ、熱狂の証拠です。

アドバンテスト(6857) 株価は直近で21,930円(前日比+375円、+1.74%)、年初来高値は2月26日の29,345円。1株が2万円を超える値がさ株なので、信用買い残が数十万株あれば、それだけで金額は数十億〜100億円規模に達します。

正直なところ、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックなど他の主力銘柄については、JPXの該当ページ(85ページ中の後半)の正確な株数を取り切れていません。

AI・半導体関連で圧倒的に突出した1位が出ました。


信用買い残・株数の「増加」ランキング(前週比 5/15→5/22)

以下はJPX公式データに基づく、信用買い残(株数)の前週比増加が大きい銘柄です。数字はすべてJPXの一次データ(単位:株)です。

1位 キオクシアHD(285A0)/+約152万株 信用買い残合計1,147万株、前週比+152万株。2位以下を圧倒する、ダントツの増加です。これはAI向け半導体メモリ(NAND)の代表銘柄。今、日本の個人投資家が最も激しくレバレッジで買い増しているのが、このAI半導体株だということが、公式データではっきり見えます。

順位|銘柄|証券コード|信用買い残(株)|前週比(株) 1|キオクシアHD|285A0|11,471,100|+1,519,600 2|パーソルHD|21810|4,778,700|+757,200 3|インフォマート|24920|2,164,100|+448,000 4|ニップン|20010|440,600|+418,200 5|双日|27680|2,874,700|+415,000 6|ヒューリック|30030|1,399,500|+404,100 7|野村不動産HD|32310|1,367,500|+302,700 8|五洋建設|18930|1,558,700|+229,200 9|関電工|19420|580,100|+173,400 10|SREHD|29800|1,218,300|+158,500

このランキングのトップがキオクシアという半導体株であること、そして1週間で152万株も信用買いが積み増されたこと――これがまさに、「みんながレバレッジでAI・半導体に群がっている」証拠です。

しかも怖いのは、この増え方の速さです。たった1週間で、2位(パーソルHD +75万株)の倍以上。熱狂が一点に集中しているのが数字でわかります。第1部〜第4部で語った「過去最高6兆円の信用買い残」の中身が、こうしてAI半導体株に偏っている。急落で追証が出れば、真っ先に投げ売りされるのもここです。

このランキングは、JPX全85ページのうち取得できた前半部分に基づくものです。


信用買い残・株数の増加ランキング(全市場・2026年5月15日時点)

Yahoo!ファイナンスの公式データです。全4,266銘柄のうち増加上位50位から、AI・半導体・ハイテク関連を抜き出しました。数字はすべて公式の実数(単位:株)です。

このランキングを見ると、上位に並ぶのは見事にAI・ハイテク・半導体ばかりです。「みんながレバレッジでハイテクに群がっている」という構図が、そのまま数字で出ています。

順位|銘柄|コード|終値|信用買残(株)|増加(株)|信用倍率 1|ジャパンディスプレイ|6740|68円|49,022,000|+8,498,500|2.15 2|NTT|9432|151.8円|155,014,400|+6,556,100|76.87 4|フジクラ|5803|5,819円|16,879,300|+3,272,600|6.63 6|富士通|6702|3,217円|8,725,500|+2,155,200|41.20 7|日立製作所|6501|4,812円|9,045,000|+2,147,500|40.96 9|NEC|6701|4,004円|13,144,000|+1,845,500|38.21 10|アドバンテスト|6857|26,360円|5,284,000|+1,827,700|4.59 17|GMOインターネット|4784|629円|4,907,400|+1,281,600|981.48 19|ソフトバンクグループ|9984|5,745円|29,895,700|+1,252,200|4.87

第一に、信用買い残の絶対量が桁違いに多いのが、AI・ハイテクの2銘柄です。 NTTは信用買い残1億5,501万株、ソフトバンクグループは2,989万株。日本の個人投資家が、お金を借りて最も大量に買っているのが、この通信・AIの巨大株なんです。

第二に、「1週間でどれだけ増えたか」という勢いもハイテクが突出しています。 ジャパンディスプレイ+849万株、NTT+655万株、フジクラ+327万株。アドバンテストも1週間で+182万株、信用買い残は528万株に積み上がりました。ソフトバンクグループは終値5,745円、信用買い残2,989万株で1週間に+125万株増加。

第三に、ここが一番伝えたいところです。 フジクラ(半導体・光通信関連)の信用倍率は6.63倍、つまり「売り」より「買い」が6倍以上。アドバンテストも4.59倍、ソフトバンクGも4.87倍。買いポジションばかりが積み上がっているということは、相場が下げに転じたとき、この人たちが一斉に追証で投げ売りを迫られる、ということです。

そして注目すべきは、今日買い増した銘柄もこの表に顔を出していること。三井住友トラストグループ(8309)が42位で+44万株、丸紅(8002)が48位で+36万株。ただし、これらの増加株数は上位のハイテク株に比べればずっと小さく、信用倍率も三井住友トラストは30倍と「売り」が少ない=過熱していない。あなたの買っている優良株は、まだ投機の熱狂の外にある

このデータは5月15日時点で、単位は金額ではなく株数です。「お金を借りて買う信用買いが、AI・半導体・ハイテク株に集中して積み上がっている。NTTは1億5千万株、ソフトバンクGは約3千万株。1週間でアドバンテストは182万株も増えた」

金額に換算したい場合は、たとえばアドバンテスト528万株×26,360円=約1,392億円(概算)のように計算できます

「この動画で使用しているデータは、信用買い残のランキングが5月8〜15日時点、海外投資家の買い越し額が5月第3週(18〜22日)時点など時期が異なるものを含み、一部の金額は私が株数×株価で算出した概算値です。また、アドバンテストの信用買い残などYahoo!ファイナンスのランキングは『株数ベース』であり金額ではありません。数字の詳細はJPX・東証・Yahoo!ファイナンスの公式ページでご確認ください。」

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5年で1億投資のド素人だった年収400万円のJALの底辺にいた客室乗務員が5年で億り人になった「誰にでもできる堅実な投資法」を紹介しながら、デパ地下でパートをしている54才の女が人生をやり直し中のチャンネルです。毎晩よる21時15分頃からラ...

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