ガルーダ・インドネシア航空の客室乗務員(日本人CA)になるには、何が必要なのか。応募条件とお給料、採用の流れをまとめました。
先に、要点だけ書きます。身長160cm以上、日本国籍、矯正視力は不可。ここが日系の航空会社といちばん違うところです。お給料は1年目でおよそ21万〜28万円(月額)とされています。
私は日本航空で約30年、国際線の客室乗務員をしていました。外資系は日系と条件の立て方がずいぶん違いますので、そこが分かるように書いていきます。
応募条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 身長 | 160cm以上 |
| 体重 | 適正な体重であること |
| 学歴 | 専門学校・短大卒業以上(4年制大学卒業以上の年もありました) |
| 英語 | 堪能であること。TOEIC 700点以上(2010年の採用では550点以上) |
| 年齢 | 記載なし。傾向として18〜30歳。近年は緩和されつつあると言われています |
| 視力 | 良好であること。矯正視力は不可 |
| 国籍 | 日本国籍 |
| 健康状態 | 心身ともに健康であること |
| その他 | 正しい日本語の読み書きと会話。協調性と適応力があり、インドネシア人の乗務員と連携して働けること |
日系との、いちばん大きな違い
日系の航空会社(JAL・ANA・LCC)には、いま身長の条件がありません。ガルーダに160cm以上という条件があるのは、外資系ならではです。
そして矯正視力が認められていない点。メガネやコンタクトで矯正している方は、ここで条件から外れてしまいます。日系にはない基準ですので、最初に確認しておきたいところです。
お給料と働き方
| 月額の目安 | |
|---|---|
| 1年目 | 1,500〜2,000ドル(約21万〜28万円) |
| 3年目 | 2,000〜2,500ドル(約28万〜35万円) |
| 5年目 | 2,500〜3,000ドル(約35万〜42万円) |
平均的な基本給はおよそ17万円で、そこに手当が上乗せされるかたちです。金額は目安であり、為替やキャリアによって変わります。
- フライト時間は月90時間以内
- 日本での休みは月8日以上
- 有給休暇もあります
月90時間以内というのは、外資系としては無理のない設定だと思います。日本に拠点を置いて乗務できる点も、生活のことを考えると大きいところです。
採用までの流れ
エントリー
- 公式サイトの応募フォームに必要事項を入力してエントリー
- 写真を貼った日本語と英語の履歴書を、A4クリアホルダーに入れて郵送
- 全身写真とパスポートサイズの顔写真を各1枚、同封
面接
- 一次面接……グループ面接
- 二次面接……英会話での面接、筆記試験、適性検査
- 最終面接……英会話での個人面接
二次以降は英語での面接になります。TOEICの点数は入口の条件であって、実際に見られるのは「話せるか」です。
ガルーダ・インドネシア航空とはどんな会社か
1949年に設立されたインドネシアの国営航空会社で、ジャカルタを拠点に世界の主要都市へ定期便を運航しています。スカイチーム航空連合の一員です。
インドネシアの伝統文化を取り入れたサービスや、インドネシア料理の提供など、その国らしさを大事にしている会社です。スカイトラックスのワールド・エアライン・アワードで「世界最優秀エアラインクラス」や「世界最優秀エアライン・クルー」を受賞したこともあります。
まとめ
- 身長160cm以上、日本国籍、矯正視力は不可。この3つが日系との大きな違いです
- 英語はTOEIC 700点以上が目安。二次以降の面接は英語で行われます
- お給料は1年目で月21万〜28万円ほど。フライトは月90時間以内、日本での休みは月8日以上
- 応募は公式サイトのフォームと、履歴書・写真の郵送から始まります
※本記事には2021年以前の情報も含まれます。募集要項や待遇は変わりますので、応募の際は必ずガルーダ・インドネシア航空の公式サイトで最新の情報をご確認ください。


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