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私は、くも膜下出血のあとに右半身の痛みが残り、長い通院のあとで線維筋痛症という診断名がつきました。そのあいだに手根管症候群と肘部管症候群の手術も受けましたが、痛みは手術のあとも残りました。この記事は、そこまでの経過と、日本整形外科学会や厚生労働省の資料に書かれていることを、私が読める範囲で並べた記録です。原因の断定や治療の勧めはしません。手首と肘に残った傷跡を見ながら、同じように長く痛みを抱えている方に向けて書いています。
この記事は私自身の記録で、特定の会社や金融商品の推奨ではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。記載の数字は2026年10月時点のものです。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。また、この記事は医療上の助言ではありません。症状や治療の判断は、必ず医師にご相談ください。
私が手術を選ぶまでの経過
くも膜下出血で倒れたあと、右半身のしびれと全身の痛みが続きました。強い痛み止めで一日を越える日もありましたが、効かない日もありました。
原因を突き止めたくて、いくつもの病院に通いました。最後に選んだのが、手根管症候群と肘部管症候群の手術でした。手を使う仕事を長く続けてきたことと、しびれや痛みの出方が似ていたことが、そこに行き着いた理由です。
痛みで日常が成り立たなくなっていた私にとって、手術で軽くなるかもしれないという話は、つかみたいものでした。元の記事ではここを「誤診との戦い」という言葉で書いていましたが、診断名がつくまでに時間がかかったことを誰かの落ち度として書くのはやめることにしました。
手根管症候群について、日本整形外科学会が公表している説明
日本整形外科学会の「症状・病気をしらべる」のページには、手根管症候群は手首の手根管という通路で正中神経が圧迫されて起こると書かれています。
原因については、多くが原因のはっきりしない特発性で、妊娠や出産の時期、更年期の女性に多いと説明されています。手根管の中の圧が上がって正中神経が圧迫される仕組みが主なものとされ、そのほかに骨折などのけが、手の使いすぎ、透析、手根管内の腫瘍なども原因として挙げられています。
症状は、初めは人差し指と中指のしびれや痛みで、進むと親指から薬指の親指側までに広がるとされています。明け方に強くなって目が覚めることがあり、手を振ると楽になるという記載もあります。進行すると親指の付け根の筋肉がやせて、細かい作業がしにくくなるそうです。
治療は、消炎鎮痛薬やビタミンB12の内服、動作の軽減、シーネでの固定といった保存療法が基本で、改善しない場合や筋肉のやせが見られる場合に手術が必要になる、という順で書かれています。
肘部管症候群について、日本整形外科学会が公表している説明
同じ学会のページでは、肘部管症候群は肘の内側で尺骨神経が慢性的に圧迫されたり引っ張られたりして起こると説明されています。元の記事では「肘部菅」と書いていた箇所がありましたが、正しくは肘部管です。
原因として挙げられているのは、神経を押さえる靱帯やガングリオンなどのできもの、加齢による肘の変形、子どものころの骨折による変形、野球や柔道などのスポーツです。症状は、初めは小指と薬指の一部のしびれで、麻痺が進むと手の筋肉がやせて指が変形してくるとされています。
診断では、肘の内側を軽くたたいて小指側にしびれが走るかを見ること、肘に変形がある場合はX線で確かめることが挙げられています。治療は薬や肘の安静といった保存療法から始め、効かない場合や麻痺が進んでいる場合に手術が検討される、という書き方です。
「仕事が原因だったのか」について、いま私が言えること
客室乗務員の仕事では、重いスーツケースを引き、機内の収納のラッチやストッパーを繰り返し操作し、重いミールカートを動かします。手と腕を使う時間は長いです。
ただ、学会の説明を読むと、手根管症候群は多くが原因のはっきりしない特発性で、肘部管症候群の原因として挙げられているのは肘の変形やできもの、スポーツです。どちらも「手の使いすぎ」が唯一の原因として書かれているわけではありません。
ですから、私の痛みが仕事のせいだったと言い切ることは、私にはできません。元の記事ではそこを強めに書いていましたが、学会の説明に合わせて書き直しました。仕事との関係をはっきりさせたい方は、産業医や主治医に相談するのがよいと思います。
線維筋痛症について、公表されている説明
厚生労働省の研究事業で作られた慢性疼痛治療ガイドラインの資料には、線維筋痛症は中高年の女性に多く、全身の筋や骨格のまわりの痛みを主な症状とする病気だと書かれています。
あわせて挙げられている症状は、広い範囲の痛みが3か月以上続くこと、疲労感や全身のだるさ、不眠などの睡眠の問題、うつ状態、過敏性大腸症候群のような症状、膀胱炎に似た症状です。原因については、解明が進んでいる段階だという書き方で、断定されていません。
元の記事では、認知機能の障害を指す言葉と、病気の広がりを示す数字を書いていましたが、この資料の中には見つけられなかったので落としました。有病率の数字も載っていなかったので書きません。
手術のあとも痛みが残ったこと
手術は受けました。それでも、私の痛みは思っていたようには軽くなりませんでした。
手術で軽くなる方がいることも知っています。私の場合はそうならなかった、というだけの話です。残ったのは、手首と肘の傷跡と、以前と変わらない痛みでした。
あのとき手術を選んだことを、私は間違いだったとは思っていません。ほかに試せることが見えていませんでした。同じ場面に立つ方がいたら、期待と結果が一致しないこともある、という例として知っておいていただけたらと思います。
お金のこと|私が確かめた窓口
通院と手術が続くと、費用がかかります。元の記事には手術費の目安を金額で書いていましたが、病院や術式、保険の加入状況で変わるもので、裏を取れる形の数字ではなかったので落としました。
私が確かめたのは、加入している健康保険の窓口と、通っていた病院の相談窓口です。自己負担が高額になったときの仕組みや、仕事を休むときの手当については、そこで説明を受けました。制度の内容は変わるので、個別のことはご自身の加入先にご確認ください。
通院のための交通費や、家のことを人に頼む費用も積み上がります。私はそこを見落としていました。
見た目ではわからない痛みと、まわりに伝えること
痛みは外から見えません。元気そうに見える日もあるので、まわりに伝わりにくいと感じていました。私はそのことで人との距離が開いた時期がありました。
いまは、できる日とできない日があることを先に言うようにしています。断る理由を毎回説明しなくて済むので、私にはこのほうが楽でした。
痛みと暮らしていく形は人それぞれだと思います。私はこうしている、という記録として残しておきます。
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