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こんにちは、バフェットかおるです。
先に結論を書きます。私の高配当株ポートフォリオは、2026年6月時点で保有資産額1億6,220万7,326円、含み益はプラス4,475万円(+38.1%)、年間配当金は税引前670万9,665円・税引後541万8,443円になりました。
ただ、いちばんお伝えしたいのはその金額ではありません。この数字の半分は、私の実力ではないということです。株高と円安という外部要因が、私の資産を押し上げてくれました。私がやったのは、売らずに持ち続けることだけです。
この記事では、私の管理シートの数字をそのまま出しながら、なぜここまで増えたのか、そして「高配当株はインデックスに負ける」という言い方が私のシートの上ではどうだったかを、数字とデータで整理します。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年6月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
2026年6月時点の資産額・配当金・ポートフォリオの数字
- 保有資産額:1億6,220万7,326円(購入額1億1,745万円)
- 含み益:+4,475万円(+38.1%)
- 年間配当金:税引前670万9,665円/税引後541万8,443円
- 保有:85社+投資信託1本、ディフェンシブ59.3%/景気敏感40.7%
この税引後541万円が、私が「老後の年金」と呼んでいるお金です。
私がやったのは「何もしない」こと
私は賢いわけでも、特別な知識があるわけでもありません。株価が上がっても利益確定しないし、下がっても損切りしない。YouTubeやブログ、パートで得た収入を追加で入れて、あとはただ持ち続けてきました。日米の経済成長の力で資産が増えた、というのが実際のところです。
市場では、動けば動くほど資産が減ると言われています。目先の含み益に目がいって利益確定すれば、将来の成長を受け取れません。株価が下がったからと損切りすれば、将来の回復を受け取れません。私にとっては、ここがいちばん大事なところでした。
48歳から始めて、インデックスから高配当株に切り替えた道のり
私が投資を始めたのは48歳のときです。最初の5年は米国のインデックスだけで、下落のたびに追加投資をして、売らない、焦らない、ただ積み立てる。これだけで、資産はインデックスの力で1億円が見えるところまで来ました。
資産が目標の1億円になったとき、私は余命宣告を受けました。そこで高配当株に切り替えました。理由は、インデックス投資でためた資産を取り崩しながら老後を生きていく自信が、私にはなかったからです。
だから今、私のポートフォリオは85社+投資信託1本。16業種を超えて分散しています。
資産が増えた理由は「株高と円安のおかげ」だと私は見ています
含み益はプラス4,475万円。でも、これを「自分の会社選びが上手いから」と受け取ったら、私は間違えると思っています。理由は2つあります。
理由1:日本株全体が歴史的な上げ相場だった
数年前、日経平均は2万7,000円台でした。2022年1月、日経平均は高値で2万9,332円を付けた後、月末は2万7,001円です。
それが2026年6月15日、日経平均は一時6万9,000円を超えて史上初めての高値を更新しました。前場の終値で6万9,593円です。
つまり、日経平均はこの4年あまりでおおよそ2.5倍になっている。私が何をしたわけでもなく、市場全体が私の資産を押し上げてくれました。
理由2:円安で、米国資産の「円での評価額」が膨らんでいる
これも本当に大きいと思います。私のポートフォリオの一番の稼ぎ頭は米国ETFのHDVで、年間配当だけで152万7,869円。AGG、SPYD、VTと合わせて、米国ETFが配当の柱になっています。
ここで為替です。2021年末のドル円は115円08銭でした。それが今は1ドル160円前後。仮に米国の株価が1ドルも上がっていなくても、115円が160円になっただけで、円で見た評価額は約1.4倍に膨らみます。
私の米国資産は、株高と円安のダブルで膨らんでいる。これは私の実力ではなく、為替という外部要因です。
「1.6億円、すごい」と金額だけを見ないでいただきたいのは、この中身が株高と円安に支えられていて、どちらも変わりうるものだからです。だからこそ、次の配当の話が私にとって大事になります。
「高配当株はインデックスに負ける」は私のシートでは当てはまらなかった
「高配当株なんてインデックスに負けるからやめておけ」とよく言われます。でも私のシートの数字はこうでした。
- 含み益:+38.1%(購入額1億1,745万円 → 評価額1億6,220万円)
- これに加えて、毎年670万円の配当が現金で入る
インデックスは売らないと1円も使えません。でも私のやり方は、資産がインデックス並みに増えながら、毎年670万円が振り込まれる形になっています。
もちろん、この4年は日本株が歴史的に上昇した追い風相場でした。その前提つきですが、「高配当株は増えない」というのは、少なくとも私のシートの上では当てはまらなかった、ということです。
ディフェンシブ59.3%へ、買い増す分だけで比率を寄せていく
ポートフォリオの中身は、ディフェンシブ59.3%、景気敏感40.7%。私は高齢期に向けて、食料品や医薬品など不景気でも減配しにくい会社の比率を少しずつ増やしています。
攻めから守りへ。ただし、売って組み替えるのではなく、これから買い増す分をディフェンシブ寄りにするだけです。急ぎません。
資産を押し上げた会社たち|配当金が多い順の上位15
どんな会社が資産を押し上げたのか。商社・銀行をはじめ、本業で稼いで増配を続ける体力のある会社が、この相場で大きく報われたと私は見ています。
ここは正直にお断りしておきます。私のシートに表示されているのは「値上がり率」ではなく「配当金額」のランキングです。値上がり率そのものの順位は1社ずつ確認が必要ですが、この相場で大きく上昇した代表格が銀行・金融・建設・化学で、それが下のランキングにも顔を出しています。
| 順位 | コード | 会社 | 業種 |
|---|---|---|---|
| 1 | HDV | iシェアーズ コア 米国高配当株ETF | 米国ETF |
| 2 | AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場ETF | 米国ETF |
| 3 | SPYD | SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF | 米国ETF |
| 4 | 1723 | 日本電技 | 建設業 |
| 5 | VT | バンガード トータルワールドストックETF | 米国ETF |
| 6 | 6745 | ホーチキ | 電気機器 |
| 7 | 4041 | 日本曹達 | 化学 |
| 8 | 3076 | あいHD | 卸売業 |
| 9 | 1928 | 積水ハウス | 建設業 |
| 10 | 1343 | NF J-REIT | ETF・他 |
| 11 | 8750 | 第一生命グループ | 保険業 |
| 12 | 6652 | IDEC | 電気機器 |
| 13 | 8130 | サンゲツ | 卸売業 |
| 14 | 2003 | 日東富士 | 食料品 |
| 15 | 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 銀行業 |
私が注目しているのは15位の三井住友フィナンシャルグループです。銀行は、長く続いた低金利が終わって金利が戻ってきたことで、見違えるように利益が出る体質になりました。商社や銀行が大きく報われたのは、本業の稼ぐ力が時代に評価された結果だと私は受け止めています。
配当金が多い順の16位〜20位と、その会社の中身
ここからは、配当の縁の下の力持ちたちです。簡単な会社概要も添えます。
| 順位 | コード | 会社 | 業種 | 年間配当金 |
|---|---|---|---|---|
| 16 | 4042 | 東ソー | 化学 | 75,600円 |
| 17 | 5464 | モリ工業 | 鉄鋼 | 72,864円 |
| 18 | 8584 | ジャックス | その他金融業 | 71,800円 |
| 19 | 5334 | 日本特殊陶業 | ガラス・土石製品 | 70,680円 |
| 20 | 9795 | ステップ | サービス業 | 70,400円 |
- 東ソー(4042)|大手総合化学メーカー。塩ビやウレタン原料からバイオ医薬の分離精製材まで手がける、地味だけれど社会の基盤を支える会社です。
- モリ工業(5464)|ステンレス鋼管のトップメーカー。建築・水まわり・自動車に欠かせない部材を作る、堅実な中堅企業です。
- ジャックス(8584)|オートローンや信販を手がける金融会社。三菱UFJグループで、東南アジアにも展開しています。
- 日本特殊陶業(5334)|スパークプラグ(点火プラグ)で世界トップシェア。エンジン部品で稼ぎつつ、半導体やセンサーなど次の柱も育てています。
- ステップ(9795)|神奈川県を地盤とする学習塾。派手さはありませんが、地域密着で安定して稼ぎ、増配を続けてきた、私好みの会社です。
※これは私の保有状況の紹介で、購入をおすすめするものではありません。
まとめ|私がやってきたことは、たった一つ
有価証券報告書、四季報、IR。数字とデータで自分が理解できた会社。本業で稼ぎ、増配を続ける自己資本と稼ぐ力のある会社を、できるだけ割安なときに買って、あとはただ持ち続ける。テクニカル分析はやりません。最初から、プロの投資家やAIと戦うのを諦めています。
だから私は、こう決めました。
- トレーダーのように売買しない
- 目の前の数万円、数十万円の含み益に一喜一憂しない
- 下がっても、批判されても、感情に振り回されない
- 急がない、売らない、焦らない
私は投資家であって、投機家ではないと思っています。労働が種銭、投資は社会貢献。良い会社に長くお金を預けて、配当という形で少しずつ返してもらう。それを老後の年金にする。ただそれだけです。
これからも働き続けるつもりなのは、社会とのつながりを持っていたいからです。情報発信をして人とつながることが、私にとっての支えになっています。
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85社と投資信託1本、それに米国ETFまで管理シートで並べて見られているのは、日本株も投資信託もまとめられる口座を使っているからでした。しかも1株から買えるので、比率をディフェンシブ寄りに少しずつ寄せていくような調整ができます。私が使っている口座は次の2つです。
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50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。


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