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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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日経平均下落の日に商社とJREITへ投資|50代が中国のメモリー株安をどう見たか

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下落した日に商社とJREITへ投資した記録のアイキャッチ 1億円への道
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2026年10月の中旬、日経平均が大きく下がった日の話です。結論を先に書きます。この日、私は商社とJREITに投資しました。下がったから買えた、という単純な話ではありません。朝に「よし、買うぞ」と思って画面を開いたら、私がずっと欲しかった会社は、逆に上がっていたのです。日経平均は半導体の会社に引っ張られて下がっていましたが、TOPIXはむしろプラスでした。市場全体が崩れたのではなく、お金の行き先が移った日でした。だから私は、買う対象を半導体ではないところへ振り直しました。なお、この記事は私の投資の記録であり、推奨ではありません。

筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。本記事は2026年10月時点のものです。数値や相場の見方は、私がその時点で確認したもので、現在とは異なります。投資の判断はご自身でお願いいたします。

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買うつもりだった会社が、逆に上がっていた日

私は、相場が下がった日に少しずつ買い足すようにしています。欲しい会社をあらかじめ書き出しておいて、下がった日に手が届いた順に、1株から買っていきます。

この日も同じつもりでした。でも実際に画面を開いたら、下がっていたのは半導体に関係する会社ばかりで、私のリストに入っている会社は逆に上がっていました。買おうとしていたものが、前の日より高くなっていたのです。

こういうとき、私は無理に買わないことにしています。欲しい会社が高いなら、見送ればいいだけです。ただ、この日は少し違いました。半導体以外の、割安に置かれていた会社や資源、金融にお金が流れていて、その中に私が前から気になっていた分野があったのです。それが商社とJREITでした。

下がった日に買うのではなく、「お金の行き先が変わった日に、その行き先を見る」。この日の私の判断はそちらでした。

下げのきっかけは中国のメモリー会社CXMTでした

まず、なぜ日経平均が下がったのかを整理します。

きっかけとして報じられたのは、中国のメモリー大手、CXMT(長鑫存儲)です。この会社が、次世代のサーバー向けメモリー、つまり高性能なDRAMを2026年末までに出す計画を進めていると伝えられました。DRAMは、データを一時的に覚えておく半導体です。AI向けのサーバーには、このDRAMが大量に必要になります。

この報道のあと、世界のメモリー関連の株が下がりました。CXMTは2026年に上場し、アジアでその年最大規模の上場になったと報じられています。資金を集めた会社が、最先端のメモリーに手を伸ばしてくる。そう受け止められたわけです。

そこに、前日のアメリカのハイテク株安が重なりました。日本の半導体関連の会社がまとめて売られ、日経平均が大きく下がりました。日経平均は株価の高い半導体の会社の影響を強く受ける仕組みなので、この手のニュースでは下げが大きく出ます。

補助金でシェアを取る、というこれまでのやり方

市場がこのニュースを嫌った理由は、過去にも同じことが起きているからだと私は考えています。

中国は国を挙げて補助金を出し、太陽光パネルや電気自動車で世界のシェアを取ってきました。安く大量に作って、価格を下げて、先に走っていた会社の利益を削る。その結果、日本やヨーロッパの会社が撤退や縮小に追い込まれた例があります。

同じことがメモリーでも起きれば、値段が崩れたり、売れ残りの在庫が積み上がったりするかもしれません。メモリーはもともと値段の上下が激しい商品です。そこに補助金を背にした会社が入ってくると、作る量が増えすぎて値段が落ちる、という心配が出てきます。

ただ、最先端のDRAMを量産するのは簡単ではありません。計画を出すことと、実際に歩留まりよく作って売ることの間には、まだ距離があります。私は、この心配がすぐ現実になるかどうかは、まだわからないと見ています。市場は先に反応しますが、結果が出るのはもっと後です。

NANDではYMTCがキオクシアのライバルになりそうです

メモリーにはもう一つ、NANDという種類があります。電源を切っても中身が消えない半導体で、スマートフォンやパソコンの保存領域、データセンターの記録装置に使われます。日本ではキオクシアホールディングスがこのNANDを作っています。

中国でキオクシアと同じNANDを作っているのは、YMTC(長江存儲科技)です。報道では、YMTCの親会社が上海の市場に上場を申請し、大きな金額の資金調達を目指しているとされています。NANDの世界シェアでも上位に入ってきたと伝えられています。

つまり、DRAMではCXMT、NANDではYMTC。メモリーの両方で、中国の会社が資金を手に入れて追い上げてくる形になっています。キオクシアにとっては、まっすぐな競争相手が増えるということです。

私はキオクシアには投資していません。メモリーは値段の波が大きくて、何年先の稼ぎを見ればいいのか、自分の言葉で説明できないからです。ウォーレン・バフェットのやり方を真似していて、わからないものは買わないと決めています。これは良い会社かどうかの話ではなく、私に見通せるかどうかの話です。

信用取引の偏りという見方もありました

もう一つ、この日の下げの説明として言われていたのが、信用取引の偏りです。

信用取引は、証券会社からお金や株を借りて売買する仕組みです。借りて買っている人が多いと、下がり始めたときに「これ以上は耐えられない」と売る人が重なって、下げが急になります。6月の高値から時間がたっていたので、ずっと我慢していた人の売りが出たのではないか、という見方がありました。

この話には、信用倍率が23倍まで買いに偏っていた、という数字が添えられていました。ただ、この23倍という数字について、私は出どころを確かめられませんでした。信用取引の残高は取引所が毎週公表していますが、どの範囲を取った数字なのかがはっきりしなかったので、そういう見方があったという程度に受け止めています。

数字が確かめられないときは、そのまま信じないことにしています。自分で確かめられない数字を根拠に買うと、下がったときに自分の判断を見直せなくなるからです。

TOPIXは実はプラスでした

ここが、この日いちばん大事だったところです。日経平均は大きく下がったのに、TOPIXはプラスでした。

TOPIXは東証に上場している幅広い会社の値動きを見る指数です。それがプラスだったということは、半導体以外の多くの会社は、むしろ買われていたということです。

実際に売られたのは半導体関連が中心で、銀行や資源、割安に置かれていた会社はむしろ買われていました。相場全体が崩れたというより、お金の行き先が移っているイメージです。

ニュースの見出しは日経平均の下げ幅で出ますから、画面を見ずに見出しだけ読むと「全部が下がった」と思ってしまいます。私は下がった日には、必ずTOPIXと一緒に見ることにしています。この2つの差を見るだけで、その日が「全体の下げ」なのか「一部の下げ」なのかがわかります。

日経平均とTOPIXの差が広がりすぎていたことも、私は気にしていました。差が開いた状態がずっと続くとは思えないので、正常に戻る途中と見ることもできます。もちろん、これは私の見方です。

私が商社とJREITを選んだ理由

その日に私が投資したのは、商社とJREITです。どちらの分野を選んだかという記録で、どの会社を買うべきかという話ではありません。

商社を選んだ理由は、この日お金が流れていた先と、私が前から持っておきたかった分野が重なっていたからです。商社は、日本の電気やガスのもとになるLNG、銅や鉄鉱石などの資源、それに食料を、世界から日本に運んでくる会社です。日本は資源の少ない国なので、ここが止まると暮らしが止まります。AIがどうなっても必要な仕事だというところが、私には安心できます。

JREITは、日本の不動産に投資する仕組みです。オフィスや物流施設、商業施設などを持っていて、そこから入る賃料を分配金として出してくれます。少ない金額から不動産に分けて投資できるので、私のような一般の会社員でも手が届きます。

JREITについては、注意しているところもあります。金利が上がると、借入の利息が増えて、分配金に向かうお金が減る可能性があります。日本の長期金利はここ数年で上がってきたので、JREITはその影響を受けてきました。逆に言えば、その分だけ値段が抑えられている時期でもあります。私は、金利が上がる場面で下がったJREITを、少しずつ買い足すことにしています。

商社とJREITには、私にとって共通点があります。どちらも、何で稼いでいるのかを自分の言葉で説明できる、ということです。資源と食料を運んで手数料と配当を得る。建物を貸して賃料を得る。これなら、決算を自分で読んでも理解できます。

IMFの見通しと、私がこの先をどう見ているか

この時期に、IMF(国際通貨基金)が世界経済の見通しを出していました。日本の2026年の成長率は0.7%で、これは前の見通しから引き上げられた数字です。高い成長とは言えませんが、下向きに直されたのではなく、上向きに直されたという点が、私には意外でした。

もし信用取引の売りがこの下げで出きったのなら、需給は軽くなります。そこに、悪い材料が一度出きったあとの持ち直しが重なる可能性もある。私はそう見ています。

もちろん、上がると決まったわけではありません。中国のメモリーがどこまで本当に出てくるのかも、アメリカの金利がどうなるのかも、私にはわかりません。だから私は、見通しを当てにいく買い方をしません。

私がしているのは、自分が理解できる会社と仕組みを決めておいて、お金の行き先が変わった日に、手が届いた分だけ買い足すことです。この日も、半導体が下がったから半導体を買ったのではなく、自分のリストの中で手が届いたものを買いました。

私は株を買っているのではなく、企業に投資しています。この記事は私自身の記録であり、特定の会社や商品をおすすめするものではありません。投資の判断は、ご自身でお願いいたします。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

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