※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
1億6,600万円。これは私のポートフォリオの、2ヶ月前の金額です。そこから2ヶ月たった9月14日にいくらになったか。増えたのは350万円です。「たった」と言いたくなりますが、パートの時給にしたら私は2,000時間以上働かないといけない金額です。
でもこの記事でお話ししたいのは、増えた額ではありません。この2ヶ月で新しく入れた種銭がいくらで、それが「どこから来たお金」なのか。90本の中身と、10月30日に日本の年金や投資信託あわせて約110兆円が連動している「TOPIX」の構成が大きく入れ替わることについてです。私が投資している会社のうち、そのリストから外れそうだと推計されている会社が11社あります。この推計は民間の試算で、まだ公式に決まった話ではありません。
※本記事は私の口座の記録の紹介であり、特定の会社への投資を勧めるものではありません。私は投資助言業の登録をしていません。数字は2026年9月14日時点の概算で、その後の相場で変わります。TOPIXの区分は民間の推計で、正式な構成銘柄の発表は10月7日です。
先に結論を4つ
- 全体は2ヶ月で350万円、2.1%増えた
- ただしこの中には私が新しく入れた126万円が混ざっている。会社が育った分だけを取り出すと224万円、全体の1.4%
- 資産を育てたのは商社・通信・損保。削ったのは日本特殊陶業と円高。日本の会社80社のうち68社は株価が上がり、12社は下がった
- 次のTOPIXで「外れそう」と推計されている会社が私の中に7社、ボーダーラインを含めると11社。でも私はそれで会社を選んでいないし、投資の方針も変えない
数字の全体像|7月6日→9月14日
7月6日、1億6,594万円。9月14日、1億6,944万円。差が350万円。この2ヶ月で入れた種銭は126万円なので、それを引いて会社が育った分だけ見ると224万円です。
株価は7月6日と9月14日の終値で、証券口座からそのまま貼り付けたデータです。米国ETFは口座の評価レートで、7月6日が1ドル161.5円、9月14日が154.6円で円に直しています。三井住友トラストグループは7月31日を基準日に1株が4株になる分割があったので、分割後の株価で比べています。
中身を3つに分けます。
- 日本の会社80社|1億2,353万円→1億2,856万円、503万円増(4.1%)。元手は8,363万円→8,477万円で、114万円は買い増した分。含み益は3,990万円→4,379万円
- 米国ETF7本|ドルでは26万1,582ドル→26万2,668ドルでプラス0.4%。でも為替が161.5円→154.6円と4.3%の円高で、円に直すと164万円のマイナス
- つみたてNISAの投資信託|12万円積み立てて11万円増。わずかにマイナス
個人の投資家にとって為替は自分ではどうにもできないものです。だからドル資産は「そういうもの」として受け止めて、「配当がドルで入り続けるか」だけを見ています。
米国ETFの中身|債券は下がり続けています
HDVとVTは上がって、債券のAGG・LQD・VCLTは下がり続けています。金利と債券の値段はシーソーの関係で、金利が上がると前に買った債券の値段は下がります。AGGは米国の債券をまとめて持つETFで、国債だけでなく社債や住宅ローンの債券も入っていてマイナス2.7%。LQDは投資適格社債でマイナス4%、VCLTはマイナス5.5%。
株はSPYDがプラス0.2%でほぼ横ばい、HDVはプラス4.4%、VTはプラス1.4%。同じ高配当ETFでも、SPYDは借金の多い不動産や公益の会社が多く、金利が上がると嫌われます。HDVは借金が少なく利益のしっかりした会社が多いので、今の局面ではHDVが強かったのです。
私は債券は売りません。持っている理由は値上がりではなく、株が暴落した日にも利息が入ってくることです。AGGから年43万円、値段が下がっても入ってきます。動かしたのはVTを3口だけで、相続の手間を考えて少しずつ円に戻している最中です。シーソーが逆に傾く日まで、利息をもらいながら待ちます。(※9月14日時点の話です。その後のFOMC・日銀会合の結果で景色は変わります)
種銭126万円は、どこから来たお金か
- 配当金 95万円|年間の見込みで税引前573万円。この2ヶ月分で95万円。種銭のほとんどは配当金です
- YouTubeの広告収入 約20万円|月10万円くらいあったのが最近は6万円まで下がっています。それでも見てくださる皆さんがそのまま私の種銭になっています
- パート代 6万円|デパ地下のレジ打ちで50代の今も働いています。最近は週3日に増えて月3万円くらい
- ブログ 4万円|元CAの話と投資の話が混ざったこのブログで、月1万円から2万円
- 断捨離で出てきたオルゴール型の貯金箱 1万円|振ったらジャラジャラと。数えたら1万円ありました。あの貯金箱は今、港で荷物を運ぶ上組の一部になっています
特別なものは何もありません。働いて、配当をもらって、また会社に入れる。投資を始めてから、この繰り返しです。
126万円はどこへ行ったか|買い増した30社
日本の会社の買い増しに114万円、つみたてNISAのS&P500に12万円。売ったのはVTを3口だけで、日本の会社は1株も売っていません。新しく加わった会社は上組と東計電算です。株数が増えていたのは30社で、金額の大きい順に並べます(★は特に厚くした会社)。
| 会社(コード) | 増えた株数 | 追加した金額(概算) |
|---|---|---|
| MS&AD(8725) | +23株 | 11.0万円 |
| ★積水ハウス(1928) | +32株 | 10.9万円 |
| ★野村不動産HD(3231) | +118株 | 10.9万円 |
| オカムラ(7994) | +42株 | 9.7万円 |
| ★上組(9364) | +16株 | 8.1万円 |
| 三井物産(8031) | +14株 | 6.7万円 |
| 丸紅(8002) | +10株 | 5.1万円 |
| ブリヂストン(5108) | +12株 | 4.6万円 |
| あいHD(3076) | +14株 | 4.1万円 |
| 三菱HCキャピタル(8593) | +27株 | 3.9万円 |
| ★アイチコーポレーション(6345) | +27株 | 3.8万円 |
| ★ショーボンドHD(1414) | +29株 | 3.7万円 |
| 三菱商事(8058) | +8株 | 3.7万円 |
| 三井住友トラストG(8309) | +20株(分割後) | 3.5万円 |
| 住友商事(8053) | +22株 | 3.5万円 |
| ヒューリック(3003) | +15株 | 2.7万円 |
| 武田薬品工業(4502) | +5株 | 2.7万円 |
| 東計電算(4746)新規 | +3株 | 2.1万円 |
| 伊藤忠商事(8001) | +10株 | 1.9万円 |
| サンゲツ(8130) | +6株 | 1.9万円 |
| 芙蓉総合リース(8424) | +4株 | 1.8万円 |
| 三菱UFJ FG(8306) | +5株 | 1.7万円 |
| 東ソー(4042) | +5株 | 1.4万円 |
| アルプス技研(4641) | +13株 | 1.1万円 |
| ★朝日ネット(3834) | +16株 | 1.0万円 |
| 東京海上HD(8766) | +1株 | 0.8万円 |
| 住友精化(4008) | +5株 | 0.7万円 |
| JT(2914) | +1株 | 0.7万円 |
| NTT(9432) | +20株 | 0.3万円 |
| KDDI(9433) | +1株 | 0.3万円 |
野村不動産の118株は1株1,000円弱なので株数が目立ちますが、金額は11万円弱です。私は一度にドンと買いません。「割安なときに、分けて買う。1社は全体の3%まで」。ウォーレン・バフェットのやり方を私なりに真似しているだけです。この2ヶ月は不動産と損保を厚くしました。理由は最後に書きます。
育てた業種と、削った会社
株価の上昇率で見ると、リケンテクノスが30%、TAKARA & COMPANYが27%、伊藤忠商事が24%、NTTが22%。金額でいちばん効いたのは伊藤忠の54万円、次が沖縄セルラーの47万円です。理由は3つの業種でほぼ説明がつきます。総合商社4社で約145万円、通信のNTT・KDDI・沖縄セルラーで約95万円、損保のMS&ADと東京海上で約40万円。ウォーレン・バフェットが日本の商社を持ち続けている理由である「稼ぐ力が続いているか」。この3つの業種はAIや半導体の熱狂に惑わされず、静かに上がっていきました。
下がった会社は日本特殊陶業で34%の下落。私の評価額で140万円減りました。アマダ27%、ホーチキ11%、東ソー10%、東鉄工業9.5%。不動産のREIT ETFも4.8%下がっています。
日本特殊陶業は7月6日に上場来高値の11,265円をつけた日でした。そこから9月14日は7,161円。高値から見ると36%、終値どうしで比べると34%の下落です。ただ私の取得単価は4,440円で380株。含み益はまだ61%あります。この2ヶ月、売ってもいないし買ってもいません。7月末の決算は増収減益でした。稼ぐ力が落ちたのか、株価が先に走りすぎただけなのか。それは次の決算を自分で読んで決めます。
10月30日、TOPIXが大きく変わります
TOPIXは日本の会社をまとめた「株の平均点」のような指数で、年金や投資信託の約110兆円がこれに連動して運用されています。この指数が10月30日から大きく変わり、今の約1,650社から約1,050社に絞られる見込みです。判定の基準日は8月31日で、もう終わっています。どの会社が残るかの発表は10月7日です。
外れた会社は、年金や投信が2026年10月から2028年7月まで四半期ごとに8回に分けて、少しずつウエイトを下げていきます。一気に売るのではなく2年近くかけてじわじわ抜けていく形です。そして2027年10月に再評価があり、そこで基準を満たしていればウエイトを下げるのは止まります。一度外れても戻ってこられる仕組みです。
ここが大事だと思うのですが、「外れる」からといって「会社が悪くなった」わけではありません。売上も配当も変わらない。ただ大きなお金が出ていくだけです。私は「配当を出し続ける稼ぐ力」で会社を見ます。指数に入っているかどうかは、その次に考えることです。
私の90本|業種ごとに(TOPIXの区分は民間の推計)
- 建設・不動産|ショーボンド(橋の補修)、日本電技(ビルの空調自動制御)、長谷工(マンション建設)、東鉄工業(JR東日本の線路工事)、積水ハウス、野村不動産HD、ヒューリック。名前を挙げた会社は残る見込み。この2ヶ月は建設・不動産が弱く、私はここを買い増しました
- 商社・卸売|三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅、サンゲツ(壁紙)、あいHD(防犯カメラ)、蔵王産業(業務用掃除機)。蔵王産業はスタンダード市場なので今のTOPIXには入っておらず、次からは入る可能性がある側です
- 銀行・保険・金融|三菱UFJ、三井住友FG、三井住友トラスト、東京海上、MS&AD、第一生命、オリックス、三菱HCキャピタル、芙蓉リース、ジャックス。金利が上がって銀行と損保が育ちました。全社残る見込み
- 化学・素材|日本曹達(農薬)、東ソー(塩ビ)、住友精化(紙おむつの吸水材)、リケンテクノス(塩ビのコンパウンド)、日本特殊陶業(スパークプラグ)、ブリヂストン(タイヤ)、モリ工業。住友精化が要監視、モリ工業が除外濃厚と推計
- 機械・電気機器・その他製品|アマダ(板金機械)、アイチ(高所作業車)、アネスト岩田(コンプレッサ)、IDEC(押しボタン)、ホーチキ(火災報知機)、オカムラ(オフィス家具)、TAKARA(株主総会の書類印刷)、ニホンフラッシュ(室内ドア)。アイチが攻防ライン、TAKARAが要監視、ニホンフラッシュが除外濃厚
- 通信・IT|NTT、KDDI、沖縄セルラー(大きく育った)、朝日ネット(除外濃厚)、東計電算(攻防ライン)、SRA(要監視)
- サービス|JAC、MS-Japan(人材紹介)、アルプス技研、アビスト(技術者派遣)、日本ケアサプライ(介護用品レンタル)、アサンテ(シロアリ防除)、学究社、ステップ(学習塾)。小さい会社が多く、外れそうな会社が4社
- 食品・医薬・生活|JT、キリン、日東富士製粉(ボーダーライン)、武田薬品、ツムラ、自重堂(スタンダード市場)
- 運輸・エネルギー|センコー(物流)、JR九州、上組(港の荷役)、住友倉庫、Jパワー(2ヶ月で14%育った)
- ETF|国内ETF3本と米国ETF7本。AGGとSPYDが私の配当のいちばん大きな出どころ
まとめると、除外濃厚が7社(学究社、モリ工業、ステップ、アサンテ、朝日ネット、ニホンフラッシュ、MS-Japan)、ボーダーラインが日東富士製粉、アルプス技研、アイチ、東計電算、要監視が住友精化、SRA、TAKARA。金額で言うと、外れる可能性が高い11社で私の資産の約9%です。
私はどうするか。何もしません。指数から外れても会社の売上も配当も変わりません。年金の売りで安くなるなら、私にとっては「良い会社を割安で買える日」になります。ただし、稼ぐ力を決算で確かめてから。それだけです。
今、私が割安だと思って実際に買い増している会社
1つ目、不動産。長期金利が30年ぶりに3%まで上がって、借金でビルを建てる会社は嫌われています。積水ハウス4%下落、野村不動産4%、REIT ETF5%。でも家を建てる力、ビルを貸す力は変わっていない。配当も維持。だからこの2ヶ月、積水ハウス32株、野村不動産118株、ヒューリック15株を買い増しました。「嫌われている理由」と「稼ぐ力」を分けて考える。私はこれをずっとやっています。
2つ目、決算の数字が悪くて売られた会社。日本特殊陶業、アマダ、ホーチキ、東ソー、東鉄工業。一時的な理由で減益なのか、本業の稼ぐ力が落ちたのか。私が見るのは3つだけ。売上は伸びているか。自己資本比率は40%以上か。配当を減らしていないか。この3つが崩れていなければ割安で分けて買う候補ですが、まだ決めていません。次の決算で確かめます。
私の買い方は変わりません。配当利回り3%以上、PBR2倍以下、自己資本比率40%以上、配当を増やし続ける会社。悲観相場で決算を見て分けて買う。1社は3%まで。長く持つ。わからないものは買わない。指数に入る・入らないでは選ばない。50代のパート主婦が、ウォーレン・バフェットの真似をしている投資法です。
まとめ
- 2ヶ月で350万円。会社が育った分は224万円
- 種銭は配当・YouTube・パート・ブログ、そしてオルゴールの貯金箱
- 育てたのは商社・通信・損保。削ったのは日本特殊陶業と円高
- 次のTOPIXで外れそうな会社は11社、資産の約9%。でも選び方は変えない
- 今、割安だと思って買い増しているのは不動産と「決算は悪いけど稼ぐ力は落ちていない会社」
10月7日に発表が出たら、この11社がどうなったか、また報告します。
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