2026年8月、資産1.6億円になった54歳の私が実際に買い増した高配当株5銘柄を、購入時の数値とあわせて公開します。それぞれの配当利回りと増配の実績に加えて、「10万円を投資したら配当がどれくらい育つか」の試算もまとめました。 ※本記事は筆者個人の投資記録の共有です。当ブログ・チャンネルは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。数値は2026年8月13日時点の情報です。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。詳しくは記事末尾の免責事項をご覧ください。
今月買い増した高配当株5銘柄
- ヒューリック(3003)
- オカムラ(7994)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- MS&ADインシュアランスグループ(8725)
- 上組(9364)
私は毎日1株ずつ買い増すスタイルを続けています。理由は、高値づかみを避けられることと、「日常の習慣」として無理なく続けられることの2つです。手数料無料で1株から買える時代になったからこそ、できるやり方だと思っています。
① ヒューリック(3003)|増配率 年平均約15%
東京23区の駅近オフィス・商業ビルを中心とする不動産会社です。近年は高齢者施設やホテル・旅館、教育、食の分野にも事業を広げています。
- 株価:1,748円(2026年8月13日時点)/年初来高値2,094円
- 2026年12月期の年間配当予想:67円(前期62円から+8.06%の増配予想)
- 配当利回り:約3.83%/予想PER 10.97倍・PBR 1.4倍
2011〜2012年に一度減配した過去がありますが、2013年以降は14年連続で増配を続け、配当は2.5円から67円まで成長しました。金利上昇局面では不動産株として株価が重くなりやすい面もありますが、それも含めて私が買い増しを続けている理由の一つです(減配の可能性がなくなったわけではありません)。
② オカムラ(7994)|増配率 年平均約16%
オフィス家具で国内トップクラスのシェアを持ち、物流倉庫の自動化システムも手がける会社です。
- 年間配当予想:105円
- 私の取得単価(2,338円)ベースでの利回り:約4.49%(今回の5銘柄で最も高い水準)
- 配当方針:中期経営計画で「配当性向40%以上を安定的に維持」と明示
- 増配率:直近10年で24円→105円(約4.4倍、年平均約16%)。ただし来期予想は105円で据え置きの見込みで、増配ペースはいったん一服しています
③ 三菱HCキャピタル(8593)|28期連続増配
大手の総合リース会社です。1999年3月期の年間配当1株0.8円から、2027年3月期予想は51円と、28年間で63倍に成長しました。コロナ禍でも減配していません。
- 株価:1,405.5円(8月13日時点)
- 年間配当予想:51円(前期46円から増配予定)
- 配当利回り:約3.63%/予想PER 12.59倍・PBR 1.01倍
- 配当性向の目標:中期経営計画で「45%以上」
現在の利回り3.63%は、私自身の投資基準(利回り3.75%以上)をやや下回っています。それでも保有・買い増しを続けているのは、年15%前後の増配が続けば取得単価に対する利回りが今後上がっていくと考えているためです(増配が続く保証はありません)。
④ MS&ADインシュアランスグループ(8725)|実現すれば14期連続増配
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を傘下に持つ、大手損害保険グループです。
- 株価:4,808円(8月13日時点)
- 2027年3月期の年間配当予想:170円(中間85円・期末85円、前期160円から増配予定)
- 配当利回り:約3.54%/予想PER 16.21倍・PBR 1.46倍
- 増配率:株式分割調整後、10年前の40円から170円へ約4.3倍(年平均約16%)
損害保険会社には自然災害リスクという宿命があります。同社は「再保険」という仕組みで世界の保険会社にリスクの一部を引き受けてもらい分散していますが、想定を超える災害が起きれば利益がぶれる可能性がある点は留意しています。
⑤ 上組(9364)|増配率 年平均約21%(今期は据え置き予想)
神戸を拠点とする港湾運送会社です。コンテナの積み下ろしや倉庫業のほか、大型プラント輸送やメルセデス・ベンツの新車整備なども手がけています。日本の貿易を支えるインフラ的な事業内容から、私は「国策銘柄」として注目しています。
- 株価:5,002円(8月13日時点)
- 年間配当予想:205円(前期から据え置き)
- 配当利回り:約4.1%/予想PER 17.97倍・PBR 1.25倍
- 過去10年の配当成長:30円→205円(約6.8倍、年平均約21%)
配当性向が65.9%まで上昇しており、増配の勢いはいったん一服しています。前期は資産売却益も含まれているため、今後利益が大きく減少した場合は配当の余力が薄れる可能性がある点は注意しています。
10万円が「じぶん年金」に育つ試算
各銘柄に10万円ずつ投資し、追加投資・配当再投資なしで保有し続けた場合、過去10年の増配ペースがそのまま続くと仮定すると、以下のような机上の試算になります(税引前)。
| 銘柄(過去10年の増配率実績) | 1年目の配当 | 5年後 | 10年後 | 20年後 |
|---|---|---|---|---|
| ヒューリック(年約15%) | 3,833円 | 7,609円 | 15,107円 | 59,539円 |
| オカムラ(年約16%) | 4,491円 | 9,392円 | 19,642円 | 85,904円 |
| 三菱HCキャピタル(年約15%) | 3,629円 | 7,172円 | 14,177円 | 55,390円 |
| MS&AD(年約16%) | 3,536円 | 7,299円 | 15,068円 | 64,216円 |
| 上組(年約21%) | 4,098円 | 10,718円 | 28,031円 | 191,718円 |
この試算は「過去10年と同じ増配ペースが将来も続いたら」という仮定にもとづく機械的な計算であり、実現を保証するものではありません。実際には増配ペースが鈍化したり、業績悪化により減配・無配となる可能性もあります。仮に増配ペースが半分に落ちたとして試算しても、20年後の配当は年1.5万〜3.1万円程度になります。
まとめ
今回ご紹介した5銘柄は、いずれも私自身の基準にもとづいて選び、実際に買い増したものです。株価そのものではなく配当の成長に注目することで、「じぶん年金」を育てるという考え方の一例として参考にしていただければと思います。 まだ証券口座をお持ちでない方へ。私が実際に使っているのはSBI証券・楽天証券です。どちらも1株から購入できます(証券会社に関する記載はプロモーションを含む場合があります/PR)。
免責事項
本記事は筆者個人の投資記録および公開情報にもとづく情報共有を目的としたものであり、特定の金融商品・銘柄の購入や売却を推奨・勧誘するものではありません。筆者および当ブログは金融商品取引業者(投資助言・代理業)の登録を受けていません。記事中の増配シミュレーションは、過去の増配率が将来も継続すると仮定した机上の計算であり、将来の配当や運用成果を保証するものではありません。株価の下落により元本を割り込む可能性、業績悪化により減配・無配となる可能性があります。税金は考慮していません。投資に関する最終判断は、必ずご自身の責任において行ってください。

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