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こんにちは、バフェットかおるです。
「2026年、これから買うなら日本株ですか。それともオルカンやS&P500ですか」。同じ質問を、この数ヶ月で何度もいただきました。先に結論を書きます。
どちらか一方に絞る必要はない、というのが私の考えです。ただし、どちらを「軸」に置くのかだけは、自分で決めておく。積み立ての軸はインデックスのまま動かさず、日本の会社は別枠で持つ。私はそう整理しました。
この記事では、私が2026年の相場環境をどう見ているか、日本の会社に追い風が吹いている理由と注意点、そして「いくら必要なのか」という目的地の決め方までを順番に書いていきます。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年1月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
先に結論:軸はインデックス、日本の会社は「別枠」で持つ
私の整理はとても単純です。
- 積み立ての軸(コア)は、オルカンかS&P500のインデックス。ここは動かさない
- 日本の会社に関心があるなら、成長投資枠や特定口座で「別枠」として持つ
- 一本化しようとするより、役割を分けたほうが迷いが減った
どちらが正解かを当てにいくのではなく、それぞれに役割を持たせる。私はこの形に落ち着きました。
オルカン・S&P500を私が売らない理由
2025年はドル円の動きが激しく、円高方向への圧力が続きました。S&P500そのものの成績は長期で見れば強いままですが、円で見たときの評価額は為替次第で大きく変わります。
ただ、これは私にとって「やめる理由」にはなりませんでした。為替の影響は長く持つほど平準化されていきますし、世界経済が育っていくところに乗り続けるという中身は変わらないからです。
積み立てについては、相場を読んで動くことより、続けることのほうがはるかに効いてくる。ここは自分に何度も言い聞かせています。
日本の会社に追い風が吹いている4つの理由
2024年から2026年にかけて、日本の会社が見直されている理由はいくつかあります。
- 東証の改革(PBR1倍割れの会社への働きかけ)で、株主への還元が強まった
- 日銀の金融政策が正常化に向かい、銀行や金融の会社が恩恵を受けた
- 円安の間に稼いだ輸出企業の業績が伸びた
- 海外の投資家が日本の会社を再評価した
一方で、気をつけていることもあります。「最近強いから買う」という動き方は、高いところで買ってしまうことにつながりやすいということです。日本の会社が強くなったのはここ数年の話で、その前には「失われた30年」がありました。私はそこを忘れないようにしています。
配分を変えるとき、私が自分に確認すること
「オルカンに月10万円だったのを、オルカン5万円とTOPIX5万円に変えました」というお話を聞くことがあります。この変更そのものは、私は悪くないと思っています。
ただ、変えた理由が「最近日本の会社が強いから」だとしたら、そこは一度立ち止まりたいところです。理由が値動きだけだと、次に日本が弱くなったときにまた戻すことになります。上がったものを高いところで買い、下がったものを安いところで手放すという順番になってしまうからです。
私が自分に確認するのは、次の3つです。
- この配分にする理由を、値動き以外の言葉で説明できるか
- 10年持ち続けられる中身か
- これを変えたら、次に何が起きたときにまた変えることになるのか
ウォーレン・バフェットは「10年持てない株は、10分持つのもいけない」と言っています。これは1社1社の話だけでなく、自分の投資方針そのものにも当てはまると私は受け止めました。
コアとサテライト、私の役割分担
| 枠 | 中身 | 役割 |
| 積立枠(コア) | オルカン・S&P500のインデックス積立 | 資産の背骨。何が起きても淡々と続ける部分 |
| サブ枠(サテライト) | 日本の高配当の会社、日本株ETF | 配当という現金収入と、通貨の分散 |
インデックスの長期積立が資産形成の土台だという考えは、私は今も変えていません。そのうえで、日本の会社を持つ理由は「強いから」ではなく、「為替の影響を抑えたい」「この会社の稼ぐ力を信じたい」という自分の意志にしておきたいと思っています。
「いくら必要か」から決める:4%ルールで目的地を出す
方針がぶれるのは、目的地が決まっていないからだと私は思うようになりました。漠然とした不安を晴らすのは、数字にして見えるようにすることでした。
私が使っているのは、いわゆる4%ルールから逆算する考え方です。
- (毎月の生活費 - 将来もらえる年金額)× 12ヶ月 × 25倍 = 必要な資産額
たとえば、生活費が月30万円で、年金が月14万円だとすると、不足は月16万円です。
- 16万円 × 12ヶ月 × 25倍 = 4,800万円
この4,800万円から5,000万円という数字が、まず目指す先になります。目的地が決まると、「日経平均が上がった」「円安になった」「日本かS&P500かオルカンか」という波風に揺らされにくくなりました。
※4%ルールは過去の米国市場のデータをもとにした目安で、将来を保証するものではありません。年金額はねんきん定期便やねんきんネットで自分の見込み額を確認するのが確実です。
2026年の相場環境を私はこう見ている
アメリカ:景気が強すぎることのほうが気になる
FRBは利下げを進めてきましたが、私が気にしているのは「景気が強すぎること」です。雇用統計の一部に弱さは見えるものの、中堅層以上の消費は旺盛で、GDPの個人消費も堅調でした。
このまま景気が過熱すれば、2026年の半ばには利下げが止まり、再びインフレと利上げの足音が聞こえてくるかもしれません。2022年のような極端な調整にはならないとしても、流れが逆になる場面はあり得ると私は身構えています。
日本:政治の節目と、円安の継続
国内では、選挙の結果が短期の相場に影響します。過去のデータでは、与党が大勝したあとの1〜2ヶ月は上昇してきた例が多いようです。ただ、これは過去の傾向であって約束ではないと受け止めています。
日経平均については、期待感から一時的に5万5,000円〜5万6,000円あたりを目指す場面があっても、年の後半にはアメリカ市場の調整を受けて4万8,000円〜4万9,000円程度に落ち着くのではないか。これはあくまで私の見立てで、当てにいくつもりはありません。
データから見た2026年の注目5セクター
2026年は「どれを買っても上がる」年ではなく、選び分けが問われる年になると私は見ています。私が注目している分野を、順位をつけて並べてみました。あくまで私の関心の紹介で、推奨ではありません。
| 順位 | 分野 | 代表的な会社 | 注目している理由 |
| 1位 | フィジカルAI(製造業とAI) | ファナック、安川電機、日立建機 | ネット上のデータではなく、現実の物理的な動きをAIに学習させる領域。日本の製造業が積み上げてきた経験値が生きる |
| 2位 | AI活用ソフトウェア | 野村総合研究所、NTTデータ | AIを実際に導入し、業務に組み込むための相談と実装の需要が増えている |
| 3位 | 銀行 | 三菱UFJ、三井住友 | 金利が上がる流れの中で、利ザヤが改善するという構造的な追い風 |
| 4位 | 大手外食・和食 | スシロー、すかいらーく | 円安を逆手に取った海外展開。世界で日本食が現金を生んでいる |
| 5位 | 防衛 | 三菱重工、IHI | 地政学リスクが一時的な流行ではなくなった。予算増額が続いている |
2026年は、AIやアルゴリズムによる超短期の売買が当たり前の相場です。私のような個人が、勘だけでそこに入っていっても勝ち目はありません。
けれど数ヶ月から数年という時間軸に立てば、話は変わります。決算を自分で読んで、稼ぐ力のある会社を割安なときに買って持つ。私がウォーレン・バフェットのやり方から真似しているのは、この部分です。
利回りより効くのは「入金力」だと私は思う
資産が増えるスピードを決めているのは、利回りよりも入金力(稼いで投資に回す力)だと、私は自分の家計を見ていて感じます。
私は50代で、デパ地下のパートもしています。月2万円でも、自分で稼ぎ出した分をそのまま投資に回せると、相場が下がった時期の支えになりました。「もう若くないから」を理由にしないでいようと決めています。
50代からでも始められる稼ぎ方30
自分で調べて書き出したものを並べます。私が全部やっているわけではなく、選択肢として持っておくためのリストです。
- 家事代行(料理・掃除):長年の家事スキルを活かす
- ペットシッター:近所の犬の散歩代行
- 庭木の手入れ・草むしり:シルバー人材センター経由など
- 家財整理・メルカリ出品代行:スマホ操作が苦手な同世代を助ける
- ブログ運営:自分の経験を文字にする
- YouTube配信:日常や趣味を配信する
- Kindle電子書籍出版:積み上げた知恵を本にする
- スキルシェア(ココナラなど):人生相談、占い、悩み聞き
- デリバリー配達員:電動自転車で体を動かしながら
- 試験監督・イベントスタッフ:単発で集中して働く
- 翻訳・通訳:語学力を活かす
- 文章校正・ライティング:正確な日本語力を武器にする
- オンライン秘書:事務経験を活かして在宅で
- ハンドメイド作品販売:編み物やアクセサリーを販売する
- ストックフォト:趣味の写真を販売する
- 民泊・空きスペース貸し:自宅の余った部屋を活用
- 駐車場貸し:使っていない駐車場を貸し出す
- 代行サービス(墓参り・行列):誰かの困ったを引き受ける
- 伝統工芸の指導:技術を次の世代に渡す
- マンションの管理人:人と話す力を活かす
- 企業の顧問・アドバイザー:現役時代の専門知識を活かす
- 日本語教師(オンライン):海外の学習者と交流する
- 動画編集:AIツールを使えば50代からでも覚えられる
- データ入力:こつこつした作業で確実に
- ミステリーショッパー:外食しながら調査報告
- シニアモデル・エキストラ:見た目と個性を活かす
- 家庭教師・塾講師:学ぶ楽しさを伝える
- ポイ活(アンケート回答):隙間時間をお金に変える
- カーシェアリング:自家用車を貸し出す
- 得意料理のオンライン教室:オンラインで教える
動いたことが助けになった、5つの例
すぐにお金にならなくても、動いたことで身についた技術は残ります。私や周りで実際に助かった例を挙げます。
- ブログを始めたらAIが使えるようになった:パソコンを開いて文章を書くうちに、AIの使い方が身についた。再就職のときに「新しいツールを使える」と重宝された
- 動画編集をしたら詐欺を見抜けた:動画の仕組みがわかったことで、SNS上のフェイク動画や投資詐欺の手口に気づけるようになった
- メルカリで物流と交渉を学んだ:不用品の販売を通じて、需要や発送の仕組みを覚えた。物が届きにくい場面でも家族の生活を支えられた
- オンライン教室で人とつながった:特技を教え始めたことで、離れた場所に友人ができた
- ポイ活からITに慣れた:アプリを使いこなすうちに、自治体の複雑なオンライン申請も自分でできるようになり、受け取れる補助金を取りこぼさなくなった
金融資本・人的資本・社会資本の3つを育てる
橘玲さんが書いている「幸福の資本論」の考え方を、私は自分の設計図として使っています。投資信託や日本の会社の話も大事ですが、それは3つのうちの1つに過ぎない、という整理です。
1. 金融資本
インデックスの積立と配当という、自由を守るためのお金です。ここは目的地(たとえば4,800万円)に向かって淡々と積み上げる部分だと考えています。
2. 人的資本
自分が稼げる力のことです。金融資産は相場の下落で一時的に半分に見えることがありますが、身につけたAIの使い方や、稼ぎ方の知恵は減りません。「知識は身を助く」という言葉のとおり、ここを磨き続けることは複利で効いてくる投資だと思っています。
3. 社会資本
家族、友人、同じ関心を持つ人とのつながりです。橘さんは「幸福は社会資本からしか生まれない」と書いています。私も、ブログやYouTubeで発信して同じ方向を向いている方と出会えたことが、いちばん温かい支えになっていると感じます。
私自身、この3つを磨こうとしている途中です。だから、新しいことを始めるときの不安や、相場が揺れるときの怖さは、私にもよくわかります。
まとめ
- 日本の会社かオルカンかを選ぶのではなく、コアとサテライトで役割を分ける
- 配分を変える理由が「最近強いから」だけなら、私は一度止まって考え直す
- 目的地は4%ルールで数字にしておく。私の例では4,800万円〜5,000万円
- 2026年は選び分けの年。私が見ているのはフィジカルAI、AIソフトウェア、銀行、外食、防衛
- 利回りより入金力。そして金融資本・人的資本・社会資本の3つを一緒に育てる
問われているのは「今が日本の会社かオルカンか」ではなく、「自分の長期の方針に沿っているか」だと私は思っています。流行に乗ることより、自分の芯を持ち続けること。それだけを、私は自分に言い聞かせています。
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コアの積立と、日本の会社を1株ずつ試すサテライト。この二つを同じ口座の中で分けて置けると、配分を見直すときに迷いが減りました。私が使っているのは次の2つで、どちらも1株(単元未満株)から買えます。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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