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ヨガやピラティスが、がんそのものに効くという書き方はしません。治療の代わりになるものでもありません。一次資料で確認できたのは、運動がQOL(生活の質)の改善につながる可能性があるとされている、という範囲まででした。国立がん研究センター東病院のがんサバイバーシップガイドライン(身体活動・運動編)には、ピラティスについての記載はありませんでした。この記事では、確認できた範囲の話と、がんの治療と並行して私が体を動かしてきた記録を分けて書きます。
この記事は私自身の記録で、特定の会社や金融商品の推奨ではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。記載の数字は2026年10月時点のものです。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。また、この記事は医療上の助言ではありません。症状や治療の判断は、必ず医師にご相談ください。
はじめに書いておきたいこと
この記事は以前、「科学が証明」という書き方をしていました。読み返して、自分でも言いすぎていたと思いました。
運動は、手術や放射線治療や薬物療法の代わりにはなりません。私はそのつもりでヨガやピラティスをしていたこともありません。治療は治療として受けて、そのうえで体を動かしていました。
一次資料で確認できた範囲
国立がん研究センター東病院の「がんサバイバーシップガイドライン 身体活動・運動編」には、運動習慣のないがんサバイバーに運動を勧めることを提案する、と書かれています。推奨の強さは「弱」、エビデンスの強さは18〜64歳でC(弱)、65歳以上でB(中)とされています(2026年10月時点の記載)。
健康に関わるQOLは運動によって改善する可能性が示されている一方で、研究と研究のあいだのばらつきが非常に大きいことも、同じ資料に注記されています。有酸素運動ではQOLの改善がみられ、筋力トレーニングだけでは有意な差は認められなかった、という解析結果も載っています。
つまり「運動をすればQOLが上がる」と言い切れるほどの強さでは書かれていません。私はこの温度のまま受け取ることにしました。
ヨガとピラティスについて、資料に書かれていたこと
同じガイドラインでは、ヨガは解析の対象になった研究の運動内容の「その他」として、ラジオ体操や気功、太極拳などと並べて挙げられています。ピラティスについての記載は見つけられませんでした。
そしてガイドライン自体が、どのような運動を行うかは提示しておらず、医療者が運動を勧めることへの推奨にとどまる、と書いています。種目や強度、時間、頻度は今後の改訂で言及されることが望ましい、とも書かれています。
ですから、ヨガやピラティスが他の運動より優れている、という書き方は私にはできません。以前この記事に書いていた「ある研究では不安や抑うつが有意に低かった」という紹介も、元の研究にたどり着けなかったので外しました。
がんのリハビリテーション医療として書かれていること
国立がん研究センターのがん情報サービス「がんとリハビリテーション医療」には、運動によるリハビリテーションは治療中から開始するとより効果が高いといわれている、と書かれています。
理想的な例として、週150分以上の中等度の有酸素運動と、週2〜3日の上半身・下半身の大きな筋肉を中心とした筋力トレーニングとストレッチが挙げられています。強さの目安は「ややきつい」と感じる程度で、とくに治療中は少し物足りないくらいから始めることがすすめられています(2026年10月時点の記載)。
運動の方法や回数は担当医やリハビリテーション科のスタッフに相談するように、とも案内されています。私も、始める前に主治医に話しました。
運動で起こりうることも書かれています
ガイドラインには、運動に関連した有害事象のリスクが運動しない群より高かったことも書かれています。その多くは筋肉痛などの一過性のもので、運動に関連した死亡や心血管の出来事は報告されていないとされています。
また、このガイドラインは、がんの薬物療法中の方、再発や転移の治療中の方、終末期の方を対象の範囲に含めていません。自分がどこに当てはまるかは、資料を読むだけでは決められないところだと思います。
私が実際にしてきたこと
私がしていたのは、朝起きて床にマットを敷き、呼吸を数えながら体を伸ばす、という程度のことでした。ポーズの名前もほとんど覚えていません。
体がきつい日は、座って呼吸だけにしていました。できた日とできなかった日を記録に残さないようにしたのも、続けるためです。できなかった日を数え始めると、やめてしまうからでした。
私にとってよかったのは、体が柔らかくなったことより、朝のあいだ病気のことを考えずにいられる時間ができたことです。これは私の感じ方で、誰にでも当てはまるものではありません。
以前のこの記事から外したこと
「科学的研究が証明しており、治療過程をより良く乗り越えるための有効な手段です」「是非、お試しください」という締めを消しました。一次資料の書き方とずれていたからです。
ヨガが治療の副作用を和らげる、ピラティスが手術後の回復を促進する、という書き方も外しました。どちらも裏づけを確認できませんでした。
体を動かせない日のことも考えて、私がしたこと
治療の時期は、動けない日が続きます。働けない日も続きます。私にとってそれがいちばん怖かったのは、体のことより、暮らしが止まることでした。
だから、生活費と通院のためのお金を先に分けて、そのうえで、動けない月でも少しは入ってくるものを作っておこうと考えました。私が選んだのは、企業に投資して配当金を受け取る形です。急いで大きな金額を動かしたわけではありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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