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客室乗務員になるために、有名大学の学歴は必要ありませんでした。日系の航空会社の募集要項には学部・学科の指定がなく、海外の会社では高校卒業以上としているところもあります。私は国際線の客室乗務員として長く乗務してきましたが、大学のブランドや偏差値が見られていると感じたことは、ほとんどありませんでした。ここでは募集要項で確認できることと、私が現場で見てきたことを分けて書きます。条件は2026年10月時点のものです。
この記事は私自身の記録で、特定の会社や金融商品の推奨ではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。記載の数字は2026年10月時点のものです。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。採用条件は年度ごとに変わりますので、応募の際は必ず各航空会社の採用サイトで最新の募集要項をご確認ください。
結論:募集要項に学校名の指定はありません
いちばん多い疑問が「有名な大学に行かないと客室乗務員になれないのか」ということだと思います。私が一緒に働いてきた人たちを思い出すと、高卒の方、短大出身の方、4年制大学出身の方、なかには医学部出身の方までいました。
学生時代に何を学んできたかよりも、どうやって生きてきたか、そしてその人が持っている熱意と力のほうが見られていた、というのが私の実感です。
日系の募集要項で確認できること
私の感覚だけでは心もとないので、公表されている条件を確認しました。JALの客室乗務職(新卒)の募集要項では、専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学・大学院の学生が対象で、学部・学科の指定はないと書かれています。語学はTOEIC600点以上またはそれと同程度の英語力が「望ましい」とされ、必須条件ではありません(2026年10月時点)。
学校の名前も偏差値も、条件として出てきません。入口は思っているより広く開いているのだと思います。
海外の会社は高校卒業以上のところもあります
海外の会社に目を向けると、条件の立て方が違います。エミレーツ航空の採用ページでは、応募資格が21歳以上で高校卒業(Grade 12)以上とされていて、そのかわり英語が堪能であること、接客・ホスピタリティ分野での実務経験1年以上が挙げられています(2026年10月時点)。
大学に行くかどうかより、英語と接客の経験のほうが直接きいてくる作りです。進路を考えるときに、どの道を通ると何が積み上がるのか、という見方ができると思います。
大学か専門学校か
どちらでも客室乗務員になれます。客室乗務員になるために専門学校へ行く必要はない、と私は思っています。
新卒採用では大学卒業者が採用されやすい傾向があると言われます。一方で既卒の採用や外資系の会社では、接客の経験があることが重視されます。カフェやレストランでお客様と向き合ってきた経験は、伝え方を工夫すればしっかり武器になります。
私自身も、現場で役に立ったのは学校で習ったことよりも、人と向き合ってきた時間のほうでした。
選ぶ学部や学科について
特定の学部や学科を選ぶ必要はありません。実際に乗務している人たちは、本当にいろいろな学部の出身で、それでもチームとしてフライトを支えています。
国際系や観光系の学部が有利だと思われがちですが、私の見てきた範囲ではどの学部出身でも問題ありませんでした。募集要項に指定がないので、好きなことを学べる場所を選ぶほうが長く続くのではないかと思います。
面接で見られるのは、経験とそれを伝える力
客室乗務員の仕事では、文化の違う方とのやりとりや、予想していなかった状況への対応が求められます。だから面接では、これまでの経験と、そこで身についたことをどう伝えるかが大事になります。
実際の業務で役に立つ経験や力を前に出して、自分の強みを具体的に話す。私が面接を受けたときも、そこを準備していきました。
自分の強みは、自分ではなかなか見えないものです。私は、自分の経験を時間の順に書き出して、人に読んでもらうやり方が合っていました。その会社が公開している企業理念や行動指針を読んで、自分の経験と重なるところを探すのも役に立ちます。借りてきた言葉ではなく、自分の経験と結びついた話にできたときに、はじめて伝わるのだと思います。
長く乗務してきて、いま思うこと
- 募集要項に学校名や偏差値の指定はない
- 大学でも専門学校でも客室乗務員になれる。専門学校に行く必要はない
- 学部や学科の指定もない
- 海外の会社では、学歴より英語と接客経験が条件になることがある
- 見られているのは、どう生きてきたかと、それを伝える力
長く乗務してきて思うのは、この仕事は学歴で続けられるものではないということです。お客様が安心して目的地に着けるように、その日その便で何ができるかを考え続ける仕事でした。進路を選ぶときに、そこを目指せる道はいくつもあります。
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