YouTubeチャンネルはこちら

元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

▶ YouTubeで動画を見る

金利上昇でリース会社はどうなる?高配当株として私が確認している点を整理しました

スポンサーリンク
1億円への道
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。

こんにちは、バフェットかおるです。

先に結論を書きます。金利が上がる局面で、リース会社は「弱くなる会社」と「かえって強くなる会社」に分かれていく、と私は受け止めています。分かれ目は2つで、金利が上がるスピードと、その会社がただお金を貸しているだけなのか、モノを持って貸す力があるのかでした。

私は信販や金融の事業を持つ会社をいくつか口座に持っています。金利と景気に敏感な事業なので、調達コストが上がって増配のペースが鈍らないか、というのが前から気になっていました。

そこで、同じ金融のなかでも少し毛色の違うリース業界について、自分で調べて整理してみました。私の投資はウォーレン・バフェットのやり方を真似しているつもりで、わからない事業は買わないと決めています。だからこそ、持つ前に事業の形を自分の言葉にしておきたかった、というのが今回のきっかけです。

※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年10月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

スポンサーリンク

リース会社のビジネスは「モノを介した金融」

リース会社は、お金そのものを貸すのではなく、モノ(物件)を介した金融を行っています。銀行や信販会社とは少し違った、独特の収益構造を持っている会社たちです。

仕組みはこうでした。銀行からの借り入れや社債・CPの発行で資金を調達し、その資金で物件を用意して、顧客企業に貸し出す。顧客は毎月リース料を払う。この「調達」と「運用」の差が、リース会社の稼ぎになります。

つまり、金利の話はこの会社たちにとって他人事ではありません。調達の値段が変わると、稼ぎの幅がそのまま変わるからです。

金利上昇で業績が圧迫される3つの理由

まず、弱くなる側から整理します。信販業と同じように、金利上昇の初期段階や急激な利上げ局面では、コストが先に効いてきて重荷になります。

調達と運用のタイムラグで利ざやが縮む

金利が上がると、借り入れや社債の調達コストはすぐに上昇します。ところが、すでに契約済みの既存リース案件は数年単位の固定金利が大半なので、途中でリース料を値上げすることはできません。

結果として、しばらくの間は利ざやが削られてしまいます。契約が新しいものに入れ替わるまでの、我慢の期間があるということです。

顧客企業の設備投資意欲が落ちる

金利が上がれば、リース料率(月々の支払額)も引き上げざるを得なくなります。借りる側の企業からすれば「リースを組むと高くつく」ことになります。

特に中小企業で設備投資を手控える動きが広がると、新規成約高が落ち込むおそれがあります。これは会社の努力だけではどうにもならない部分だな、と私は受け止めました。

信用コスト(貸倒引当金)が増える

金利上昇やそれに伴う景気後退が起きると、借主側の資金繰りが悪化します。リース料の支払いが滞ったり、倒産する企業が増えたりすれば、リース会社には焦げ付きが生まれます。

この信用コストは、好況のときには見えません。見えないものがいちばん怖い、というのが決算を読んでいて毎回思うところです。

金利上昇が追い風になる理由

一方で、リース業界には「金利が上がる環境だからこそ、存在価値が増す」という面もありました。ここが調べていていちばん面白かったところです。

新しい契約には金利を乗せられる

既存契約の利ざやは縮んでも、これから結ぶ契約には上がった金利を反映できます。契約が入れ替わっていけば、利ざやはむしろ以前より広がる可能性があります。

企業が「自分で買う」のをためらう

高い金利を払って借金をして設備を買うくらいなら、リース会社に毎月定額を払って借りたほうが安全だ。そう考える企業が増えると、かえってリースの需要が高まる傾向があります。リスクを外に出せる、という価値が金利上昇で高くなるわけです。

モノのプロとしての収益とインフレ耐性

大手のリース会社は、単なるファイナンスリースだけでなく、航空機、不動産、建設機械、EV、太陽光発電といった実物資産を保有・管理して貸し出すビジネス(オペレーティングリースなど)にシフトしています。

物価上昇を伴う金利上昇であれば、こうした中古物件の価値や売却益(物件処分益)が上がります。金融引き締めのマイナスを、その利益で補えるケースがある、ということでした。

急な利上げと緩やかな利上げで何が変わるか

同じ「金利上昇」でも、スピードによって話がまるで変わります。私が整理したのは次の形です。

利上げのスピード 調達コスト リース料への転嫁 業績・配当への影響(私の見方)
急激な利上げ 急騰する 追いつかない 収益が圧迫され、増配の勢いが鈍るリスクが高まる
緩やかな利上げ じわじわ上がる 新規契約でスムーズに進む 中長期的な利ざや拡大の恩恵を受けやすい

つまり、金利が上がること自体が悪いのではなく、上がり方が速すぎることが怖い、という整理になりました。

「ただの金融」か「モノに強い会社」か

ここが分かれ目だと私は考えました。単にお金を貸すだけの信販・金融色が強い会社は、金利上昇のダメージを受けやすいです。

反対に、独自の強みを持っている大手リース会社は、金利上昇を味方にできる底力があります。たとえば次のようなものです。

  • 海外展開:日本の金利だけに業績が左右されない
  • DX投資支援:景気に関係なく企業が削りにくい投資をつかんでいる
  • 環境エネルギー分野:太陽光など実物資産を自分で持って運用している
  • 物件の目利き:中古市場で売却益を出せる

会社を見るときは、その会社が「ただの金融」なのか「モノに強いプラットフォーマー」なのかを見極めるのが要になりそうだ、と私は思っています。

私が自分の口座で決めたこと

私は、業界の見通しを当てにいくのが得意ではありません。金利が来年どうなるかを予想して売り買いするやり方は、私には向いていませんでした。

だから決めたのは次の3つだけです。買うなら、調達コストが上がった決算を一度自分の目で確かめてからにする。利ざやの話と物件処分益の話を、決算説明資料で分けて読む。そして、わからない事業は買わない。

リース会社については、まだ自分の中で整理が終わったばかりです。良い会社が割安になったときに迷わず買えるよう、いまのうちに事業の形を覚えておきたい、というのが今回の目的でした。

まとめ

  • リース会社はモノを介した金融で、調達と運用の差で稼いでいる
  • 金利上昇の初期は、既存契約の利ざや縮小・設備投資の減退・信用コスト増が重荷になる
  • 一方で新規契約への転嫁、リース需要の増加、実物資産の売却益という追い風もある
  • 急な利上げは逆風、緩やかな利上げは追い風になりやすい
  • 「ただの金融」の会社と「モノに強い会社」で結果は二極化しそうだと私は受け止めている

あわせて読みたい関連記事


📌 無料でお配りしているもの

高配当株で資産づくりを始めるなら、まずこの2つの無料ツールが近道です。


50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。

私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru

金利の変化を自分の口座で確かめるために【PR】

※このセクションには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。

金利が上がる局面で強い会社なのかどうかは、結局、次の決算を自分の口座で持ちながら見るのが一番わかりやすいと私は感じています。私はまず1株だけ買って、送られてくる資料を読むようにしています。それができるのは、次の2つがどちらも単元未満株に対応しているからでした。

・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る

・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る

※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

1億円への道
スポンサーリンク
シェアして下さい。
フォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました