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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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ミニ株で60銘柄は持ちすぎか|減らさずに中身を点検する4つの手順

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結論を先に書きます。ミニ株(単元未満株)でコツコツ買い続けて60銘柄になった、というご質問をいただきました。私は「持ちすぎではない」と考えています。私自身は85銘柄を持っています。ただし、持っているだけで中身を見ていない状態だと、数が多いことが不安の元になります。この記事では、数を減らすのではなく中身を点検するために私がしている手順を書きます。

当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。本文中の数字は2026年3月時点のもので、私が自分の判断のために使っている基準です。どなたにも当てはまるものではありませんので、投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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60銘柄は持ちすぎではないと私は考えています

高配当株で配当を受け取っていく形の投資では、たくさんに分けて持つこと自体が守りになります。1社が無配になったときの影響を考えてみると、60銘柄をおおむね均等に持っていれば、1社がゼロになっても全体では1.7%ほどです。10銘柄なら10%が消えます。この差は大きいと思います。

私も最初は数が増えるのが怖くて、何銘柄までにしたらいいのかを調べていました。でも調べるほど、問題は数ではなく「なぜ持っているか言えるかどうか」だと分かってきました。数が多くて困るのは、管理の手間ではなく、説明できない会社が混ざってしまうことです。

ですから私は、減らすことを目的にしていません。中身を見える形にして、入れ替えるべきものだけを入れ替える。みかんの箱から傷んだものを出して新しいものを入れるような作業だと思っています。

減らす前に、私が中身を見える形にする4つの手順

私が自分の保有を点検するときの順番です。全部を一日でやろうとすると続かないので、私は数日に分けています。

  1. 一覧にして書き出す。銘柄名、業種、買った株数、年間の配当金。この4つだけで十分です
  2. 業種ごとに合計する。銀行がいくら、通信がいくら、商社がいくら。ここで偏りが見えます
  3. 配当の金額順に並べる。どの会社に頼っているかが分かります
  4. 買った理由を一行ずつ書き添える。書けないものが、そのまま点検すべき会社です

4つ目がいちばん効きました。私の場合、85銘柄のうち理由を書けないものが何社か出てきました。減らすかどうかはそのあとの話で、まず理由を書けない会社を見つけるのが目的です。

点検のときに私が見ている3つのこと

1. なぜ買ったか思い出せない会社はないか

名前を見ても何をしている会社か言えないものがあったら、そこだけ調べ直します。調べ直して納得できれば残しますし、納得できなければ入れ替えを考えます。買ったときの自分の判断を、今の自分がもう一度確かめる作業です。

2. 同じ業種に寄っていないか

たとえば銀行の会社が10社あると、金利が下がったときに全部が一緒に下がります。60銘柄あっても業種が3つに固まっていれば、分散しているとは言えません。私は業種で合計を出して、ここを確かめています。

3. 配当が減っていたり、赤字になっている会社はないか

見つかったら、そこだけ入れ替えを考えます。60を40に減らすのではなく、1社を1社に入れ替える。全体の形は崩さないようにしています。

私が買うときに通している基準

ここから先は、私が新しく買うときに使っている基準です。こびと株さんが公開されている基準を参考にして、自分の形に直したものです。マンションを買うときにたとえると分かりやすいので、その形で書きます。

利回りの基準

配当利回りは税引前3.75%以上を目安にしています。100万円で年3.75万円。税金で約2割引かれても約3万円残るので、配当だけで元本が戻るまで約33年という計算になります。1,000万円のマンションで年37.5万円の家賃が入る状態と同じです。

ただし利回りが7%、8%もある会社には気をつけています。業績が悪くなって株価が下がった結果、見かけの利回りだけが上がっている場合があるからです。「家賃は高いけれど、わけがありそうな物件」と同じで、次の基準で中身を確かめます。

PBR(株価純資産倍率)は2倍以下を目安にしています。中身が1万円入った財布をいくらで買うか、という話です。PBR1倍なら1万円、0.8倍なら8,000円でお得、2倍なら2万円で人気の分が乗っている状態。高配当株では1倍前後を探すことが多いです。

配当を払い続ける力があるか

まず配当の方針を見ます。配当性向や累進配当、DOEなど、何を基準にするかを書いている会社は、業績がぶれても配当が安定しやすいです。逆に「総合的に判断」とだけ書いてある会社は、いつ減るか読めません。

次に、会社の貯金に当たる利益剰余金が、年間の配当総額の何年分あるかを見ます。私は10年分以上あるかどうかを目安にしています。家計で言えば、月の支出に対して貯金が何か月分あるか、という話です。一時的に業績が落ちても配当を続けられる体力があるかどうかを、ここで見ています。

相場が下がっている月の買い方

全体が下がっている時期は、同じ会社を前より安く買えます。ただ、下がっている最中は「もっと下がるかもしれない」と怖くなるので、私は3つだけ決めています。

  • 増配を続けている会社から選ぶ。配当が増え続けている会社は、安いときに買うほど受け取る割合が上がっていきます
  • 一度に全額入れない。「今月はいくらまで」と決めて分けて買います。ミニ株でコツコツ買う形は、そのままこれに向いています
  • 業種を散らす。下げの局面では、景気に左右されにくい業種のほうが落ち方が浅く済むことが多いです

配当の積み上がりは地味ですが、受け取った分は消えません。利回り3%の会社を10年持てば、株価が動かなかったとしても配当だけで投資した金額の3割ほどが戻っている計算になります。増配があればもっと早くなります。30年持てば元本が全部戻るという話も見かけますが、前提の置き方で結果が大きく変わるので、私は自分の口座で確かめられた範囲しか書かないようにしています。

会社の健康診断として見ている6つの項目

人間の健康診断と同じで、1つだけ良くても他が悪ければ意味がありません。私は6つのうち5つ以上を満たしているかを見ています。

見るもの 私の目安 なぜ見るか
売上高 長期で右肩上がり 配当の元になる利益は売上から生まれる。売上が減り続ける会社は、いずれ配当も出せなくなる
営業利益率 10%以上 本業で稼ぐ力。同じ1,000円のラーメンでも、原価800円なら利益200円で利益率20%になる
EPS・BPS 増え続けているか 一株あたりの利益と資産。どちらも増えていれば、株主の持ち分が育っている
自己資本比率 50%以上 全財産のうち借金でない部分。住宅ローンで頭金が半分あるかどうかと同じ。ただし銀行・保険は業態上低いので同業同士で比べる
流動比率 200%以上 1年以内に払うお金に対して、1年以内に使えるお金がどれだけあるか。来月の請求10万円に対して口座に20万円ある状態
営業CF・FCF プラスで増加傾向 帳簿が黒字でも現金が入ってこなければ会社は潰れる。実際にお金が入っているかを見る

この6つを全部見ようとすると最初は時間がかかります。私も最初から全部は見ていませんでした。数字を見ても外すことはありますが、見ずに外すより自分で納得できます。

分散のルールは、数字で決めておく

「卵を一つのカゴに盛るな」とよく言われますが、言葉のままだと自分が守れているか分かりません。私は数字にしています。

  • 銘柄数は30〜50以上に分ける。私は結果として85銘柄になりました
  • 1社の配当が全体の3%以内。年間の配当が合計10万円なら、1社から受け取るのは3,000円まで。1社に全体の2割を入れてしまうと、そこが減配したときの痛みが大きくなります
  • 1つの業種が全体の20%以内。銀行ばかりで3割になっていると、金利が下がったときに全部が一緒に下がります
  • 景気に敏感な業種と、景気に左右されにくい業種を半分ずつ。商社、銀行、鉄鋼、自動車、化学などは景気が良いときに伸びます。通信、食品、電力、医薬品、日用品などは不況でも比較的落ちにくいです

食事と同じで、肉ばかりでも野菜ばかりでも体は整いません。私はこの4つを決めておいて、新しく買うときにそこから外れないかを確かめるだけにしています。そうすると、買うかどうかで迷う時間が減りました。

私が売るのは、この5つに当てはまったときだけ

基本は持ち続けることにしています。動かすほどお金が減る、というのが私の実感です。売るのは次の5つのどれかに当てはまったときだけです。

  1. 減配または無配になった。配当を受け取るために買っているので、その前提が崩れたときです
  2. 買った理由が消えた。業績が安定していると思って買ったのに、主力の事業が傾き始めたような場合です
  3. 大きな不祥事があった。決算の粉飾、法令違反など、会社そのものを信じられなくなったとき
  4. もっと良い乗り換え先が見つかった。同じ業種で財務が良く、利回りも高い会社が見つかったとき
  5. 分散のルールから外れた。値上がりで1社の比率が大きくなりすぎたときは、一部だけ売って戻します

この5つ以外では売りません。株価が下がったから売る、上がったから売る、という理由は入れていません。1社がマイナスでも、全体として配当が増えているかどうかで見ています。木を見て森を見失わないように、というのを自分に言い続けている感じです。

無料で確かめられる道具と、私の最初の一歩

私が使っているのは次の3つです。どれもお金はかかりません。

  • IRBANK。無料で使えるサイトで、過去の配当の推移がグラフで見られます。配当のグラフが右肩上がりかどうかは一目で分かります。財務タブで自己資本比率や利益剰余金の推移も見られます
  • 会社四季報。証券会社のアプリから無料で読める場合が多いです。情報量が多くて最初は難しいのですが、上に書いた項目だけ見れば足ります
  • 配当管理アプリ。月ごとの配当と業種の比率を見える形にするために使っています

そして一番大事だと思っているのは、全部を完璧にやろうとしないことです。私が最初にしたのは、IRBANKで配当のグラフが右肩上がりかどうかを見るだけでした。慣れてから自己資本比率を足して、そのあと営業利益率や流動比率を足していきました。今でも30秒で見終わる会社と、何日もかかる会社があります。

60銘柄をミニ株でコツコツ買い続けてこられたのなら、一覧を書き出すところから始めれば十分だと思います。私の投資のやり方はウォーレン・バフェットのやり方を真似しているだけで、良い会社を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、分からないものは買わない、この3つだけを守っています。数を減らすことより、分からない会社を減らすことのほうが効きました。

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50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。

私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru

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私はミニ株で少しずつ買い足してきたので、1株から買えるかどうかが口座を選ぶときの条件でした。毎月決めた金額だけを入れていく形にすると、相場が下がった月でも手が止まりません。私が使っているのはこの2つです。どちらも1株から買えます。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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