何社買えば安心?」への回答。40社から始める分散投資の土台作りと買い増しルール 【永久保存版】高配当株85銘柄のガチ分析。不況でも「年500万」を守るリスク管理術

視聴者さんからの質問への回答

セクター分散の割合・景気敏感株とディフェンシブ比率の分け方

  1. かおるさんの真似して40社程購入しましたが、セクター分散の割合や景気敏感株とディフェンシブ比率の分け方など、難しく、どの様にされているか教えて頂きたいです。

40社で、十分分散投資の土台は十分できています。セクター分散や景気敏感・ディフェンシブの比率について、私のポートフォリオ全85銘柄の実データを使ってお答えします。

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1. ポートフォリオの全体像

項目 数値 備考
総保有額 1億5,912万円 日本株+米国ETF
購入額 1億423万円
含み益 +5,489万円 +52.66%
総銘柄数 85銘柄 日本78+米国ETF 7
年間配当金(税引前) 514万円
配当利回り(時価) 4.93%

 

2. 景気敏感 vs ディフェンシブ比率(全銘柄分析)

日本個別株78銘柄(米国ETF 7本を除く)を景気敏感・ディフェンシブに分類した結果です。

指標 景気敏感 ディフェンシブ 比率
銘柄数 46銘柄 32銘柄 59 : 41
評価額 約5,727万円 約3,850万円 60 : 40
配当金 約210万円 約126万円 63 : 37

 

ポイント:銘柄数では59:41ですが、配当金ベースでは63:37まで景気敏感に偏ります。高配当株ほど景気敏感セクターに多いためです。「ディフェンシブを多めに買っているつもり」でちょうど6:4に着地するイメージです。本来は50:50が良いし、どちらかというとディフェンシブ株が多い方がよいです。

なぜ50:50、できればディフェンシブ多めが理想なのか

結論から言うと「暴落時に配当金が減らないポートフォリオ」を作るためです

私のポートフォリオは現在、景気敏感59:ディフェンシブ41です。正直に言えば、本来は50:50、できればディフェンシブをもう少し多くしたいと思っています。その理由は3つあります。


理由①:暴落時に「配当金が減らない安心感」が最大の武器

高配当株投資で一番つらいのは、株価が下がることではありません。**配当金が減ること(減配)**です。

景気敏感株は好況時に利回りが高くて魅力的ですが、不況が来ると業績が悪化して減配されるリスクがあります。リーマンショック時、景気敏感株の多くが30〜50%減配しました。一方、食品・医薬品・通信などのディフェンシブ株は、不況でも配当を維持した銘柄が多い。

つまりディフェンシブ株を多めに持つことで、暴落時でも配当金の総額が大きく崩れないポートフォリオになります。年間514万円の配当金が、不況で300万円に減るのか、480万円で踏みとどまるのか。この差は精神的にも生活的にも非常に大きいです。


理由②:高配当を追うと「勝手に景気敏感に偏る」から

先ほどの分析で見た通り、配当金Top20のうち日本株の69%が景気敏感株でした。利回りランキングを見て上から買っていくと、自然と景気敏感株ばかりになります。

だからこそ、意識の上では「ディフェンシブを多めに買おう」と思っているくらいでちょうどいいのです。私も「ディフェンシブ多めに買っているつもり」で、結果的に59:41。もしこの意識がなければ、おそらく70:30くらいまで景気敏感に偏っていたと思います。


理由③:ディフェンシブ株は「複利の土台」になる

高配当株投資は長期戦です。10年、20年と配当金を受け取り続けて、再投資して雪だるま式に増やしていく。その「雪だるまの芯」になるのがディフェンシブ株です。

景気敏感株は好況時にドカンと配当が増えますが、不況時に減配されると再投資の計画が狂います。ディフェンシブ株は派手さはないけれど、毎年安定して配当を出し続けてくれるからこそ、複利の計算が立つ。長期で見ると、この安定感が資産形成の速度を左右します。

景気敏感株の高配当は**「好況時のボーナス」。ディフェンシブ株の配当は「不況時の生命線」**。

50:50を目指し、できればディフェンシブをやや多めに持つ。それが暴落が来ても配当金を守り、長期で資産を増やし続けるための私の考え方です。利回り3〜4%台のディフェンシブ株を「地味だな」と思わずに、ポートフォリオの安定剤として大切にしてください。

3. セクター分散の考え方

私のポートフォリオは23セクターに分散しています。以下が全セクターの内訳です。

セクター 割合 銘柄数 分類 主な保有銘柄
サービス業 10.3% 10 ディフェンシブ JAC、CDS、プラネット、日本ケアサプライ、アルプス技研、アサンテ、アビスト、MS-Japan、学究社、ステップ
化学 7.3% 8 景気敏感 住友精化、日本曹達、東ソー、リケンテクノス、竹本容器、ノエビアHD、バルカー
卸売業 7.2% 8 景気敏感 あいHD、伊藤忠、丸紅、三井物産、住友商事、三菱商事、サンゲツ、蔵王産業
建設業 5.2% 6 景気敏感 ショーボンドHD、日本電技、長谷工、東鉄工業、積水ハウス、エクシオ
情報・通信業 5.2% 6 ディフェンシブ システナ、SRA HD、朝日ネット、NTT、KDDI、沖縄セルラー
その他金融業 3.9% 4 景気敏感 芙蓉総合リース、ジャックス、オリックス、三菱HCキャピタル
保険業 3.5% 3 景気敏感 MS&AD、第一生命HD、東京海上HD
機械 3.4% 4 景気敏感 アマダ、タクミナ、アイチコーポ、アネスト岩田
銀行業 3.4% 3 景気敏感 三菱UFJ FG、三井住友トラスト、三井住友FG
その他製品 3.4% 3 ディフェンシブ ニホンフラッシュ、TAKARA&COMPANY、オカムラ
食料品 3.0% 3 ディフェンシブ 日東富士製粉、キリンHD、JT
ETF・他 2.9% 3 ディフェンシブ 東証REIT ETF、日経高配当50 ETF、純金信託
電気機器 2.7% 3 ディフェンシブ IDEC、ホーチキ、キヤノン
医薬品 2.1% 2 ディフェンシブ 武田薬品、ツムラ
ガラス・土石製品 1.8% 2 景気敏感 日本特殊陶業、クニミネ工業
鉄鋼 1.4% 1 景気敏感 モリ工業
繊維製品 1.2% 1 景気敏感 自重堂
倉庫・運輸関連業 1.2% 2 景気敏感 住友倉庫、キムラユニティー
陸運業 1.1% 2 混在 センコーG HD、九州旅客鉄道
不動産業 0.9% 2 景気敏感 ヒューリック、野村不動産HD
ゴム製品 0.9% 1 景気敏感 ブリヂストン
電気・ガス業 0.6% 1 ディフェンシブ 電源開発
空運業 0.5% 1 景気敏感 アジア航測

 


化学セクターが「景気敏感だけどディフェンシブ寄り」な理由

銘柄 主な事業内容
住友精化 紙おむつの高吸水性樹脂(世界シェア上位)
日本曹達 農薬、医薬中間体
東ソー 苛性ソーダ、塩ビ樹脂(水道管・建材に必須)
リケンテクノス 食品包装用フィルム素材
竹本容器 化粧品・日用品の容器
ノエビアHD 化粧品(日用消費財)
バルカー 工場の配管シール材(メンテナンス需要)

「景気が悪くても使い続けるもの」ばかりです

住友精化の高吸水性樹脂は紙おむつに入っています。不景気だからといって赤ちゃんのおむつを買わなくなる親はいません。東ソーの苛性ソーダは水道水の浄化に使われます。竹本容器のボトルはシャンプーや化粧水に使われています。ノエビアは化粧品そのもの。

つまり分類上は「化学」という景気敏感セクターに入っていますが、実際の顧客は生活消費財メーカーなんです。最終的にお金を払っているのは一般消費者で、その消費は景気に左右されにくい。


ただし「完全なディフェンシブ」とは言い切れない理由もあります

化学メーカーには2つの顔があります。

ディフェンシブ寄りの面: 日用品・食品・医薬品向けの素材は、不景気でも需要が落ちにくい。住友精化のおむつ素材や、日本曹達の農薬がこれに該当します。食べ物を作るには農薬が必要で、不景気だから農薬をやめるという選択肢はありません。

景気敏感の面: 同じ会社でも工業用途の製品は景気に左右されます。東ソーは苛性ソーダ以外にも建設向けの塩ビ樹脂を作っていて、建設投資が減ればその部分は影響を受けます。また、原料のナフサ価格が原油に連動するため、コスト面で市況の影響を受けやすい。

セクター分類は「厳密に正しい」より「保守的に見る」ほうが安全

「この会社はディフェンシブっぽいから大丈夫」と油断していると、実際の不況で想定外の減配に遭う可能性があります。景気敏感に分類しておけば、「この銘柄が減配しても全体への影響は限定的」という前提でポートフォリオを組める。

**期待を低く設定して、結果的に耐えてくれたら嬉しい。**これが私のリスク管理の考え方です。化学株がディフェンシブのように踏ん張ってくれたら、それはポートフォリオにとってボーナスです。

化学セクターは「生活に必要なものを作っている企業」が多く、純粋な景気敏感株(鉄鋼・機械など)よりはディフェンシブ寄りです。ただし原料価格の変動や工業用途の売上があるため、食品や医薬品ほどの安定感はありません。**「景気敏感の中ではマイルドなほう」**という位置づけで考えるのがちょうどいいと思います。

セクター分散の3つのルール

① 1セクター最大10%まで:最大のサービス業でも10.3%。どこかに集中しすぎない。

② 結果的に分散している状態を作る:最初から「化学は7%」と決めたわけではなく、良い銘柄を1つずつ積み上げた結果。

③ 1銘柄あたりの比率を小さく:85銘柄で平均約1.2%。最大でも2〜3%に抑える。

4. 景気敏感・ディフェンシブの分け方

判断基準はシンプル:「不景気になったとき、その会社の売上・利益がガクッと落ちるかどうか」です

景気が悪くなっても人々が買い続けるもの→ディフェンシブ。景気が悪くなると企業や個人が買い控えるもの→景気敏感。

分類 該当セクター 理由
景気敏感 建設、化学、卸売(商社)、機械、不動産、鉄鋼、ガラス・土石、ゴム、繊維、銀行、保険、その他金融、倉庫・運輸、空運 設備投資・資源価格・消費動向に業績が左右される
ディフェンシブ 食料品、医薬品、情報通信、サービス(BtoB中心)、電気機器(防災・産業用)、その他製品、電気ガス、ETF 不景気でも需要が安定。生活必需品・インフラ・法規制による需要

 

迷ったときの3つの判断基準

① リーマンショック級の不景気で売上が2〜3割落ちるか? → Yesなら景気敏感

② 顧客に「買わない」という選択肢があるか? → 薬や食品は買わざるを得ない=ディフェンシブ

③ 過去の不景気で実際に減配したか?(最も実用的) → IR BANKで2009年・2020年の配当推移を確認すれば一目瞭然

 

5. 高配当株は景気敏感に多い(配当Top20で検証)

私のポートフォリオの配当金Top20を分類すると、構造的な偏りがはっきり見えます。

No 銘柄 配当金 分類
1 AGG(米国債券ETF) 447,848円 米国ETF
2 SPYD(S&P500高配当ETF) 410,771円 米国ETF
3 HDV(米国高配当ETF) 306,435円 米国ETF
4 VT(全世界株ETF) 153,504円 米国ETF
5 日本曹達 112,000円 景気敏感
6 あいホールディングス 101,200円 景気敏感
7 NEXT FUNDS 東証REIT 87,761円 ディフェンシブ
8 第一生命HD 87,618円 景気敏感
9 IDEC 87,360円 ディフェンシブ
10 積水ハウス 86,832円 景気敏感
11 サンゲツ 83,545円 景気敏感
12 三井住友FG 75,046円 景気敏感
13 モリ工業 72,864円 景気敏感
14 東ソー 72,000円 景気敏感
15 日東富士製粉 71,680円 ディフェンシブ
16 日本特殊陶業 70,680円 景気敏感
17 ステップ 70,400円 ディフェンシブ
18 ジャックス 68,600円 景気敏感
19 オカムラ 66,352円 ディフェンシブ
20 MS&AD 66,340円 景気敏感

 

結果:米国ETF 4本を除いた日本株Top16のうち、11銘柄(69%)が景気敏感株。高配当を追いかけると自然と景気敏感に偏ります。利回り3〜4%台のディフェンシブ株を意識的に組み入れることが大切だと思っています

6. 40社購入された方へ

景気敏感株のほうが利回りが高いので、意識しなければ自然と景気敏感ばかりになります。「ディフェンシブを多めに買っているつもり」でちょうど50:50〜60:40に着地するのがリアルなバランスです。

まずやるべき3ステップ

Step 1:保有40銘柄を業種別に並べて「見える化」する。Excelでもノートでも可。AIも手伝ってくれます。claude coworkならやってれます

Step 2:1セクターが20%を超えていないかチェック。超えていたら次の買い増しでは避ける。

Step 3:配当金Top10を景気敏感・ディフェンシブに分類。8割以上が景気敏感なら、次はディフェンシブ(食品・医薬品・通信など)を優先する。

最後に:完璧な比率を最初から追求する必要はありません。景気敏感株の高配当は好況時のボーナス、ディフェンシブ株の配当は不況時の生命線。この両輪のバランスを意識して、少しずつ調整していけば大丈夫です。

 


景気敏感 vs ディフェンシブ:私の分け方

基本の判断基準

「不景気になったとき、その会社の売上・利益がガクッと落ちるかどうか」

これだけです。難しい理論は不要で、こう考えます:

  • 景気が悪くなっても人々が買い続けるものディフェンシブ
  • 景気が悪くなると企業や個人が買い控えるもの景気敏感

私のポートフォリオでの具体的な分類

分類 業種 理由 保有銘柄例
景気敏感 建設業 不景気→建設投資が減る 積水ハウス、日本電技、東鉄工業、長谷工
化学 素材需要が景気に連動 日本曹達、東ソー、住友精化、竹本容器
卸売業(商社) 資源価格・貿易量に左右 伊藤忠、三井物産、丸紅
機械 設備投資が減ると直撃 アマダ、アネスト岩田、アイチコーポ
不動産業 不景気→不動産取引が冷える ヒューリック、野村不動産HD
鉄鋼 素材は景気の波をモロに受ける モリ工業
ガラス・土石 建設・自動車向け素材 日本特殊陶業、クニミネ工業
ゴム製品 自動車産業に連動 ブリヂストン
繊維製品 消費・ファッション需要に連動 自重堂
保険業 運用収益が市況に左右 第一生命HD、MS&AD
その他金融 景気→貸倒増・需要減 ジャックス
ディフェンシブ 食料品 不景気でもご飯は食べる JT、キリンHD、日東富士製粉
医薬品 病気は景気に関係ない 武田薬品、ツムラ
情報・通信 ITインフラは止められない システナ、SRA HD、朝日ネット
サービス業(BtoB) 企業の基盤業務は継続 CDS、プラネット、日本ケアサプライ、アサンテ
電気機器(※一部) 防災・産業用は安定需要 IDEC、ホーチキ
その他製品 IR・オフィス家具は安定需要 TAKARA & COMPANY、オカムラ
ETF・REIT 分散型で個別リスク低い NEXT FUNDS東証REIT、日経高配当50

迷いやすい銘柄の判断ポイント

実際に「これどっち?」と迷うケースがありますよね。

卸売業の中でも分かれる例:

  • あいホールディングス・サンゲツ → 景気敏感寄り(建設・設備関連の需要に左右)
  • 伊藤忠・三井物産 → 景気敏感(資源価格・世界経済に連動)

電気機器は要注意:

  • キヤノン → ディフェンシブ寄り(事務機器は企業の必需品)
  • ホーチキ → ディフェンシブ(防災設備は法規制で需要安定)
  • ただし半導体関連の電気機器 → 景気敏感

サービス業も一括りにしない:

  • 人材派遣系(JAC、アルプス技研) → 景気敏感の面もあるが、BtoBで比較的安定
  • 生活インフラ系(日本ケアサプライ=介護用品) → 強いディフェンシブ

私の実践的な判断フロー

迷ったときは3つの質問で決めています:

  1. リーマンショック級の不景気が来たら、この会社の売上は2〜3割落ちるか? → Yes なら景気敏感
  2. この会社の顧客は「買わない」という選択肢があるか? → 薬や食品は買わざるを得ない=ディフェンシブ
  3. 過去の不景気で実際に減配したか? → IR BANKで配当推移を見ればすぐわかる

特に3番目が一番実用的です。理屈で悩むより、実際にリーマンショック(2008-2009年)やコロナ(2020年)で減配したかどうかを見れば、その会社の「景気耐性」が一目瞭然です。


高配当株は圧倒的に「景気敏感株」に多い

これは構造的な理由があります。


なぜ景気敏感株のほうが高配当になりやすいか

景気敏感株は株価が割安に放置されやすいからです。

景気の波で業績がブレるため、投資家が「リスクが高い」と感じて株価が上がりにくい。株価が低く抑えられる → 配当利回りの計算式(配当÷株価)の分母が小さくなる → 利回りが高く見える、という仕組みです。

逆にディフェンシブ株は「安定している」と人気が出やすく、株価が高くなりがち。結果として利回りは低めになる傾向があります。


私のポートフォリオで実際に確認

配当金Top20を景気敏感・ディフェンシブで色分けすると:

順位 銘柄 業種 配当金 分類
1 AGG 米国ETF 447,848円
2 SPYD 米国ETF 410,771円
3 HDV 米国ETF 306,435円
4 VT 米国ETF 153,504円
5 日本曹達 化学 112,000円 景気敏感
6 あいHD 卸売業 101,200円 景気敏感
7 東証REIT ETF ETF 87,761円 ディフェンシブ
8 第一生命HD 保険業 87,618円 景気敏感
9 IDEC 電気機器 87,360円 ディフェンシブ
10 積水ハウス 建設業 86,832円 景気敏感
11 サンゲツ 卸売業 83,545円 景気敏感
12 三井住友FG 銀行業 75,046円 景気敏感
13 モリ工業 鉄鋼 72,864円 景気敏感
14 東ソー 化学 72,000円 景気敏感
15 日東富士製粉 食料品 71,680円 ディフェンシブ
16 日本特殊陶業 ガラス・土石 70,680円 景気敏感
17 ステップ サービス業 70,400円 ディフェンシブ
18 ジャックス その他金融 68,600円 景気敏感
19 オカムラ その他製品 66,352円 ディフェンシブ
20 MS&AD 保険業 66,340円 景気敏感

米国ETF4本を除いた日本個別株Top16のうち、11銘柄(約69%)が景気敏感株です。

高配当を追いかけると自然に景気敏感株ばかりになります。そこで:

  • 利回り3%台でもディフェンシブ株を意識的に組み入れる。JT、武田薬品、キリン、システナなどは利回りが飛び抜けて高くはないけれど、ポートフォリオの「安定剤」として重要です。
  • 配当金の額だけでなく「減配リスクの低さ」に価値があると考える。ディフェンシブ株は不景気でも配当が維持されやすいので、暴落時に「配当金が減らない安心感」をくれます。
  • 景気敏感株の高配当は好況時のボーナス、ディフェンシブ株の配当は不況時の生命線。この両輪で考えています。

 


「ディフェンシブ多めのつもり」でちょうどいい

意識しないと景気敏感株に偏るのが高配当投資の宿命なので、自分では「ディフェンシブ多めに買ってるな」と思うくらいで、結果的に50:50前後に着地するというイメージです。

実際、私のポートフォリオも:

  • 銘柄を選ぶとき、利回りの高い景気敏感株に目が行く → 自然と増える
  • 「ディフェンシブが足りないな」と意識して食品・医薬品・通信・サービスを補充
  • 結果として55:45くらいに落ち着いている

もう一つ大事なポイント

金額ベースでも確認してください。銘柄数では50:50でも、景気敏感株のほうに大きな金額を投じていると、実質的には景気敏感に偏っています。

たとえば景気敏感株を1銘柄200万円、ディフェンシブ株を1銘柄100万円で持っていたら、銘柄数が同じでも金額比は2:1です。

私の場合は1銘柄あたりの投資額をなるべく均等に近づけることで、銘柄数の比率≒金額の比率になるようにしています。

 

 


ポートフォリオの全体像(2026/2/24時点)

項目 数値
総保有額 約1億5,912万円
購入額 約1億423万円
損益 +5,489万円(+52.66%
銘柄数 84銘柄(米国ETF含む)
配当利回り(時価) 4.93%
年間配当金(税引前) 約514万円

セクター分散の考え方

私のポートフォリオで見えている業種別の配分を整理すると、こんな感じになっています。

セクター 割合 主な銘柄例
サービス業 10.3% JAC、CDS、プラネット、日本ケアサプライ、アサンテ、アビスト、MS-Japan
化学 7.3% 日本曹達、東ソー、住友精化、竹本容器、ノエビア、バルカー、リケンテクノス
卸売業 7.2% あいHD、伊藤忠、丸紅、三井物産、サンゲツ
建設業 5.2% 積水ハウス、日本電技、東鉄工業、長谷工、ショーボンド、エクシオ
情報・通信業 5.2% システナ、SRAホールディングス、朝日ネット
その他製品 3.4% オカムラ、TAKARA & COMPANY、ニホンフラッシュ
機械 3.4% アマダ、タクミナ、アイチコーポレーション、アネスト岩田
食料品 3.0% 日東富士製粉、キリンHD、JT
ETF・他 2.9% NEXT FUNDS東証REIT、日経高配当50、純金信託
電気機器 2.7% IDEC、ホーチキ、キヤノン
米国ETF AGG、SPYD、HDV、VT
その他 残り 医薬品、不動産、保険、鉄鋼、ゴム、ガラス・土石、繊維、金融etc.

私のセクター分散の基本方針

  1. 1セクターに偏りすぎない。最大でも10%程度に抑える。サービス業が10.3%で最大ですが、これは銘柄数が多いからで、1銘柄あたりの金額は小さく抑えています。
  2. 「なんとなく均等」ではなく、結果的に分散している状態を作る。最初から「化学は7%、建設は5%」と決めたわけではなく、良い銘柄を1つずつ積み上げた結果としてこうなっています。
  3. 1銘柄あたりの比率を小さくする。84銘柄で割ると1銘柄あたり約1.2%。最大でも2〜3%程度。これが最大の分散効果を生んでいます。

景気敏感 vs ディフェンシブの比率

スプレッドシートの右端に「景気敏感」「ディフェンシブ」のタグがついていますね。見えている範囲で集計すると:

分類 銘柄数 傾向
景気敏感 約30銘柄 化学、建設、卸売、機械、不動産、鉄鋼、ゴム、ガラス・土石、繊維
ディフェンシブ 約23銘柄 サービス、食料品、医薬品、情報通信、電気機器、ETF、その他製品

ざっくり55:45くらいで景気敏感がやや多めです。

私の考え方:

  • 厳密に50:50にこだわる必要はないと思っています。ただし、景気敏感に70%以上偏ると暴落時のダメージが大きくなるので、感覚的に「半々〜6:4」くらいの範囲に収めるイメージです。
  • 景気敏感株のほうが利回りが高い傾向があるので、配当金を増やそうとすると自然と景気敏感に偏ります。そこを意識的にディフェンシブで補完するバランス感覚が大事です。
  • 実際の分け方はシンプルで、「不景気で業績がガクッと落ちるか?」で判断しています。建設、化学、商社、機械→景気に左右される。食品、医薬品、通信、サービス(BtoB中心)→比較的安定。

40社購入された方

40社あれば分散の土台は十分できています。ここからは:

  • 自分のポートフォリオの業種を一覧にして、偏りがないか「見える化」する。Excelでもノートでもいいので、一度全銘柄を業種別に並べてみてください。それだけで「あ、金融多いな」「食品少ないな」と気づけます。
  • 完璧な比率を追求するより、「どこかに集中しすぎていないか」のチェックのほうが実用的です。

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