※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
2026年6月9日の朝に流れていた経済ニュースを、自分の記録として整理しました。
先に結論を書きます。この日の主役はスペースXの上場とOpenAIのIPO申請という超大型上場の話題でした。米国で半導体指数(SOX)が+5.61%と急騰し、日経平均は前日の急落(▲2,563円)から+596円高と反発しました。
ただ私自身は、宇宙もAIも中身を自分で判断できないので買いません。わからないものは買わない、というのはウォーレン・バフェットのやり方を真似している部分です。この日のニュースで私が線を引いたのは、むしろ「長く持っていた人が報われた事例」でした。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年6月9日時点の報道・市況で、その後変わります。未上場の会社や他国の経済については、私が確認できる情報に限りがあるため断定を避けています。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
スペースXのIPO:報道されている規模と条件
スペースX(Space Exploration Technologies Corp./ティッカー:SPCX)のIPOが、この日のいちばん大きな話題でした。報じられている内容を整理します。
- 2026年6月12日にNasdaqへ上場する予定とされ、評価額は約1.75兆ドル
- ゴールドマン・サックスが主導し、20以上の投資銀行が引き受ける公募で最大750億ドルを調達する見込み
- 評価額・調達額のいずれで見ても過去最大規模のIPOで、2019年のサウジアラムコの約290億ドルを大きく上回る計算
- 6月4日にSECへS-1/A(訂正届出書)を提出し、公開価格1株135ドル、公開株式数6億3888万8888株を発表。試算すると公開時の時価総額は約1兆7765億ドル
事業内容は、再使用型ロケットによる宇宙打上げサービス、衛星インターネット「Starlink」の運営、生成AI「Grok」の開発およびデータセンター運営と説明されています。
未上場の会社なので、私は決算書を10年分めくって確かめる、という自分のやり方が使えません。数字の検証ができない会社は、良い悪いの判断そのものを保留するのが私の決め方です。
「勝者は一部だけ」と言われた理由
見出しに「勝者は一部だけ?」とあった背景も、報道ベースで整理します。日本には最大20億ドル分が販売される予定とされ、公募価格から単純計算すると約1,500万株の割当にとどまります。日本からはSBI証券・楽天証券・みずほ証券で申し込めると報じられていますが、抽選になるため当たる人は一部に限られる、という話でした。
なお、同じ見出しにあった北朝鮮経済の活況については、私自身が裏づけを取れる情報を持っていないため、本記事では内容に踏み込みません。
OpenAIのIPO申請とソフトバンクグループ
OpenAIがIPO申請を発表したことで、大株主であるソフトバンクグループ(9984)株が買い気配で始まりました。AI関連の大型上場ラッシュを示す動きだと受け止められていました。
この日の日経平均の反発は、前日(6月8日)の急落から戻る流れのなかで、上値の重い荒い値動きだったと伝えられています。
私がこの日いちばん長く考えたニュース:352億円が1.86兆円になった年金基金
オンタリオ州教職員年金基金(OTPP)の話です。
- OTPPは2019年、スペースXの評価額が330億〜360億ドルとされていた時期に約2億2000万ドル(約352億円)を出資
- スペースXがIPO時に時価総額1兆7500億ドル(約280兆円、1株135ドル)を目指すなか、IPOが実現すればOTPP保有株の価値は116億ドル(約1兆8600億円)になる計算
- OTPPは現職・元教員34万6000人を対象とし、単一職種向け年金基金としてカナダ最大。純資産は2025年末時点で2794億ドル(約44.7兆円)
7年間、売らずに持っていた結果です。狼狽売りをせずに長く持ち、資産を分けて持つ。私が真似したいと思っているのはこちら側のふるまいで、上場日に抽選に並ぶことではありませんでした。
身近な業界のニュース:花屋384社の売上高
花卉小売業の384社の売上高は1,016億円と微増。2027年横浜開催予定の国際園芸博覧会まで300日を切った、という話題も流れていました(東京商工リサーチ)。派手ではありませんが、こういう地味な業界の数字のほうが私には読みやすく感じます。
2026年6月9日 11:14前後の市況データ
日本市場・為替(11:14)
- 日経225:64,621.58 +596.98 △0.93%(前日急落からの反発)
- 日経225先物mini:64,635.00
- TOPIX:3,878.70 +16.04 △0.42%
- グロース250:736.41 −11.63 ▼1.55%(新興市場は逆に下落)
- 日本国債10年利回り:2.733 +0.012
- ドル円:160.20 △0.04%(円安水準が続く)
- ユーロ円:184.86
米国市場(6/8終値)
- ダウ(サンデーCFD):50,800.20
- NASDAQ100:29,414.26 +456.66 △1.58%
- NASDAQ:25,929.66 △0.86%
- S&P500:7,405.73 △0.30%
- ラッセル2000:2,855.42 △0.77%
- フィラデルフィア半導体(SOX):12,906.69 +685.93 △5.61%(半導体が急騰)
- NYSE FANG+:17,255.78 △1.56%
指標・商品(6/8)
- WTI原油先物:90.65 ▼0.71%
- NY金先物:4,356.26 ▼0.16%
- 英FTSE100:10,373.20 △0.05%
状況と根拠の整理
状況:前日6月8日の日経平均急落(▲2,563円・▲3.85%)の翌日、米国株(特に半導体SOXが+5.61%)の大幅反発とVIX低下(▼12.04%)を受けて、日経平均は+596円高で反発しました。リスクを取る側に振れた局面です。
根拠の核:市場の最大テーマはスペースXのIPO(6月12日上場予定・評価額1.75兆ドル)とOpenAIのIPO申請という超大型上場ラッシュでした。AIと宇宙への資金集中が、半導体株の急騰やFANG+の上昇という形で米国市場に表れ、それが日本株に波及した、という順番だと私は受け止めています。
私の受け止め:こうした熱狂の日に、私がやることは変わりません。決算を自分で読める会社を、割安なときに1株ずつ買う。OTPPの事例が示していたのは、狼狽売りをせずに長く持った人が報われた、という一点でした。
まとめ
- 2026年6月9日の日経平均は64,621円(+596円)。前日の▲2,563円から反発
- けん引役は米半導体SOXの+5.61%と、スペースX・OpenAIの上場ラッシュ報道
- スペースXは6月12日上場予定、1株135ドル、評価額約1.75兆ドルと報じられている(未上場企業のため私は判断を保留)
- OTPPは2019年の約352億円の出資が、上場が実現すれば約1兆8600億円になる計算。7年持っていた結果
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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