「給料は増えないのに、なぜか手取りだけが減っていく」——48歳でデパ地下パートをしながら投資を続ける私(バフェットかおる)が出した答えは、”配当金”でした。この記事では、社会保険料と増税で私たちの手取りが年間どれだけ減っているのか、その正体を数字で明らかにし、私が実際に配当金でその目減りを取り返している方法を、口座の記録とともに全部お見せします。
手取りが減る本当の理由|値上げは「見えない増税」でもある
日本はインフレ局面に入ったと言われますが、みなさんのお給料は上がりましたか。私はデパ地下でパートを始めて4年、時給は1210円のまま。体力の都合で週3回が限界で、月に2〜3万円ほどの収入です。それなのに、手元に残るお金は以前より少ない——これは気のせいではありません。社会保険料と税金が、私たちの手取りを”静かに”削り続けているのです。
値段は同じでも「中身」が減っている(ステルス値上げ)
本当に怖いのは、値札の数字が上がることだけではありません。値段はそのまま、なのに内容量が減っている「ステルス値上げ」が広がっています。
- 不二家カントリーマアム:大袋は当初28枚、一時30枚まで増えた時期もありましたが、その後19枚→18枚→14枚へと減少。
- ネスレ キットカット:一口サイズが小さくなり、1袋あたりも15枚→14枚→13枚へ。
- カルビー ポテトチップス:かつて1袋90g・85gが当たり前でしたが、現在はレギュラーサイズが60gに。
- 日本ハム シャウエッセン:1袋127g(2袋で254g)から、現在は1袋117gへ減量。
- ツナ缶:主流が「4缶パック」から「3缶パック」になり、1缶あたりも80gから70gへ。
- スライスチーズ:8枚入りが7枚入りへ。
値上げが税収を押し上げる仕組み
物価が上がると、多額の国債を抱える政府にとって借金の”実質的な重み”は目減りします。さらに価格に対してかかる消費税の税収も自然に増えるため、緩やかな物価上昇はむしろ好都合という側面があります。私たちは気づかないうちに、二重・三重に負担している構図になっているのです。
年収400万円で社会保険料は年間約63万円|手取りが少ない最大の原因
JALのCAだった頃から、額面のわりに手取りが少ないと感じていました。今のモデルケース(年収400万円・ボーナスなし・月給約33.3万円・40歳以上の会社員)で見てみると、社会保険料の目安は次のとおりです。
- 厚生年金保険料:約31,100円
- 健康保険料:約17,000円
- 介護保険料:約2,300円(40歳以上から徴収)
- 雇用保険料:約1,600円(2026年現在の一般事業料率0.5%で計算)
- 合計:月額約5万2,000円
年間に換算すると約63万円。ここからさらに所得税や住民税が引かれるため、年収400万円でも実際の手取りは約315万円(月手取り約26万円)ほどになるのが現実です。「昔はもっと手取りがあった気がする」というのは、決して気のせいではありません。
社会保険料は20年でじわじわ上がってきた「ステルス増税」
2004年の年金制度改革で厚生年金の保険料率は毎年少しずつ引き上げられ、当時の自己負担率約6.9%が現在は9.15%で固定されています。2000年に始まった介護保険制度により、40歳以上には介護保険料も天引きされるようになりました。所得税などの増税は大きく報道され反発が起きますが、社会保険料の引き上げは「保険料の改定」として目立たず行われることが多く、気づかないうちに手取りが減る”ステルス増税”とも呼ばれています。
50代・60代はどうすればいい?「受け取る側」に回るという選択
給与の額面が上がっても社会保険料も高くなるため、「働いても働いても手元にお金が残らない」と感じやすい時代です。だからこそ、残った手取りを銀行に預けておくだけでなく、NISAなどを活用して「お金自身にも働いてもらう」視点が、これからの生活防衛に不可欠になってきます。まずは「毎月いくら引かれているのか」を把握すること、そして「知らずに申告しないと戻ってこないお金」があることを知り、知識をつけていくことが第一歩です。
私が投資を始めたきっかけは、生活の中の小さな”あれ?”
私が投資を始めたのは、難しい経済の勉強がしたかったからではありません。きっかけは生活の中の積み重ねでした。切手は約20年続いた「封書80円・はがき50円」の時代から、消費税増税に伴う値上げを経て「封書84円・はがき63円」に。そして2024年10月には消費税とは無関係の本格的な値上げで、封書110円・はがき85円へと跳ね上がりました。電車の運賃も上がり、昔は2000円でカゴがいっぱいになった夕飯の買い出しが、今は5000円を超えることさえある。何もしていないのに、現金が勝手に価値を失っている——インフレ下の日本で、銀行に置いた現金こそ一番静かに目減りしていたと気づいたのです。
含み損でも売らない理由は「目的」が株価ではなく”配当”だから
投資を始めると必ず訪れるのが含み損です。多くの人はここで怖くなって売ってしまいますが、私はそれが気にならない投資法を選びました。目的が株価の値上がりではなく「配当金を受け取り続けること」だからです。目的が違えば見える景色も変わります。むしろ下がっているときこそ、同じ配当をより安く仕込めるチャンスだと考えています。投資でいちばん大事なのは、テクニックより”目的”です。目的がある人は下落相場でも眠れます。
払った税金は「取り返せる」|配当控除と外国税額控除
あまり知られていませんが、払った税金は取り返せます。私は配当控除と外国税額控除を使い、確定申告で税金を取り戻しています。最初は30万円、それが今では65万円。申告するだけでこれだけ戻ってくると知ったときは、本当に嬉しかったです。もちろん良いことばかりではなく、個人事業主の私は収入が増えたぶん社会保険料と国民健康保険料が大きく上がり、驚きました。75歳以上になるとさらに負担は増えます。それでも私は投資をやめる理由にはなりませんでした。
それでも投資を続ける理由|企業の成長は税金より強い
ウォーレン・バフェットが言うように、企業の成長は税金よりも強いからです。税金や社会保険料は確かに手取りを削りますが、良い企業はその負担を上回るスピードで成長し、配当を増やし続けてくれます。引かれる分を気にして節約するより、それを上回る”受け取り”を育てるほうがずっと安心です。私が投資している企業には増配を続けてきた企業もあり、なかにはリーマンショックの時でさえ増配した企業もあります。制度は個人の力では変えられませんが、”受け取る側”に回ることは自分の意思でできます。
まとめ|国に頼らない「自分年金」を配当でつくる
値段は上がっていないのに中身がこっそり減り、切手も電車賃も上がり、2000円で済んでいた夕飯の買い出しが5000円を超える。給与明細では社会保険料という”見えない負担”が年間60万円以上も静かに引かれ続けている。これが今の日本で起きている”手取りが減る時代”の正体です。だからといって諦めるのではなく、インフレの恩恵を受けられる側に回ることも選択肢のひとつです。引かれる金額を数えて落ち込む側から、配当が入ってくる金額を数える側へ。同じお金の話でも、立つ場所を変えれば見える景色はまったく違ってきます。時給が上がらなくても、体力が続かなくても、私が始められたのですから。必要だったのは「このままではいけない」と気づいて一歩を踏み出すことだけでした。
まだ証券口座がない方へ|SBI証券・楽天証券の口座開設
まだ証券口座をお持ちでない方は、「どこで口座を作るか」が将来の資産額を大きく左右します。数ある証券会社の中でも圧倒的な支持を集めているのがSBI証券と楽天証券です。SBI証券は日本の個別株や米国株をやるなら手数料も安くて最強です。楽天証券は画面が見やすくて初心者にやさしく、楽天ポイントで投資ができるのも嬉しいポイントです。下記の公式リンクから申し込みができます。
私はYouTubeで毎日夜9時からライブ配信をしています。50代・60代からでも間に合う”自分年金”のつくり方を、私自身の口座の数字を包み隠さずお見せしながら発信しています。同じように将来のお金に不安を感じている方は、ぜひ一緒に”受け取る側”を目指していきましょう。
※本記事は運営者個人の投資経験と考え方を記録・共有するものであり、特定の銘柄・金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。個別企業名は運営者自身の保有・売買の記録であり、将来の配当・増配を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断でお願いいたします。運営者は投資助言・代理業などの登録事業者ではなく、個別の投資相談・助言には応じられません。税・社会保険料・郵便料金などの数値は制作時点で確認できる一般的な情報に基づく概算であり、制度改定や個人の状況により実際とは異なる場合があります。正確な内容は国税庁・日本年金機構・各保険者・日本郵便などの公式情報や税理士等の専門家にご確認ください。過去の実績や配当は将来の成果を保証するものではなく、株式投資は元本を割り込む可能性があります。本記事にはアフィリエイトプログラム(PR)によるリンクが含まれます。

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