今日、1ドルが162円台と、約40年ぶりの円安水準をつけました。
原油そのものの価格は下がっているのですが、日本は石油をドルで買います。だから、原油が安くなっても円が安いと、日本人にとっての輸入価格は上がってしまう。原油安の恩恵が、円安で相殺されてしまうというのが、いまの私たちの置かれた状況です。
元財務官の方は「これはいずれ130円に戻る」と日経新聞のインタビューで話していました。ただ、私にはそれが願望のようにも聞こえました。相場は、誰か一人の思惑で動かせるほど甘くはありません。だからこそ、円安が続く前提でも困らないように、資産の一部を外貨建て(米国株やETFなど)で持っておくことの意味を、あらためて感じています。
もうひとつ気になっているのが「量子コンピューター」
正直、私も仕組みを完全に理解しているわけではありません。それでも、お金を守る立場として無視できない話題なので、調べたことを共有します。
私たちのネット銀行、証券口座、クレジットカード、スマホのパスワード——これらはすべて「暗号」で守られています。この暗号は、いまのスーパーコンピューターを使っても、解くのに何万年、何億年もかかると言われるほど頑丈です。ところが量子コンピューターが完成すると、その「何億年かかる計算」を数時間で解いてしまう可能性がある、と言われています。つまり、ある日突然、鍵が簡単に開けられてしまうかもしれない、ということです。
一方で、量子技術が実用化されれば、良い面もたくさんあります。医薬の分野では新しい薬が生まれ、これまで治せなかった病気が治る可能性が出てくる。新しい素材や電池の開発も加速するでしょう。
包丁と同じで、便利な道具ほど、使い方次第で良くも悪くもなります。結局は、それを使う人の倫理観の問題なのだと思います。投資家としては、こうした技術の進歩を「リスク」としてだけでなく、「これから伸びる分野」として冷静に眺めていきたいところです。
今日のまとめ
- 1ドル162円台と約40年ぶりの円安。原油安の恩恵が円安で相殺されやすい状況です
- 「130円に戻る」という見方もありますが、相場は思惑どおりには動きません。円安が続く前提でも困らない資産配分を意識したいところです
- 量子コンピューターは、暗号(お金の安全)にとってのリスクであると同時に、医薬・素材など成長分野への入り口でもあります
なお、ここに書いたのは私自身が調べて考えたことであって、特定の投資をおすすめするものではありません。投資のご判断は、ご自身の目的とご自身の責任でお願いします。
これから証券口座を開くなら、手数料の安さや取扱商品の幅を考えるとSBI証券か楽天証券がおすすめです。特に楽天ポイントを普段使いしている方には楽天証券が便利です。

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