昨日のブログで「含み益の半分は株高と円安の追い風」とお話ししました。では実際、私の85銘柄の中で**「率」として一番大きく上がったのはどの会社か**。配当金額ではなく、**取得単価からの値上がり率(損益率)**で並べ直した、本物のランキングです。
ここに、私がどういう会社を、どれだけ割安なときに仕込んでいたかが全部出ています。
■ 値上がり率ランキング TOP15(損益率順)
| 順位 | コード | 銘柄 | 業種 | 値上がり率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7995 | バルカー | 化学 | +262.75% |
| 2 | 8306 | 三菱UFJ | 銀行業 | +258.56% |
| 3 | 6113 | アマダ | 機械 | +219.96% |
| 4 | 2393 | 日本ケアサプライ | サービス業 | +197.94% |
| 5 | 9436 | 沖縄セルラー電話 | 情報・通信業 | +197.75% |
| 6 | 8639 | オリックス | その他金融業 | +187.29% |
| 7 | 8750 | 第一生命グループ | 保険業 | +186.51% |
| 8 | 8766 | 東京海上HD | 保険業 | +167.87% |
| 9 | 4220 | リケンテクノス | 化学 | +135.36% |
| 10 | 5334 | 日本特殊陶業 | ガラス・土石製品 | +127.59% |
| 11 | 8593 | 三菱HCキャピタル | その他金融業 | +126.10% |
| 12 | 1951 | エクシオグループ | 建設業 | +124.27% |
| 13 | 9069 | センコーグループHD | 陸運業 | +109.99% |
| 14 | 8031 | 三井物産 | 卸売業 | +76.23% |
| 15 | 1835 | 東鉄工業 | 建設業 | +77.41% |
※2位の三菱UFJは取得単価876円 → 株価3,141円で3.6倍。この一銘柄だけで含み益**+143万円**です。
■ ここから読み取れる「3つの傾向」
① 金融(銀行・保険・リース)が圧勝した
トップ15のうち、三菱UFJ、オリックス、第一生命、東京海上、三菱HCキャピタル――半分近くが金融セクターです。理由ははっきりしています。長く続いた超低金利、つまりマイナス金利の時代が終わって、金利のある世界が戻ってきた。銀行も保険も、お金を運用して稼ぐビジネスですから、金利が上がると利益がドンと増える体質なんです。三井住友(+261%)も同じ流れです。
私はこれらを、まだ世間が「銀行株なんて死んだセクターだ」と言っていた頃に、割安だと判断して仕込んでいました。
② 商社も、やはり報われた
三井物産が+76%、三菱商事は+98%、伊藤忠+29%、住友商+42%、丸紅+2%。ウォーレン・バフェットが日本の商社を買ったことで世界が注目しましたが、私も同じ理由――本業で分厚く稼ぎ、増配を続ける力があると数字で確認できたから持っていました。
③ 地味だけど稼ぐ「いぶし銀」が大化けした
1位のバルカー(化学・シール材)、4位の日本ケアサプライ(介護用品レンタル)、5位の沖縄セルラー(沖縄のau)。派手さは全くありません。でも、本業でしっかり稼いで増配を続ける会社です。誰も見向きもしないところに、こういう宝が眠っています。
■ 主要銘柄のかんたん企業概要
バルカー(7995) — 工場の配管などに使うシール材・パッキンの専業大手。地味ですが、あらゆる製造業の現場に欠かせない縁の下の会社です。
三菱UFJ(8306) — 言わずと知れた日本最大の銀行グループ。金利上昇の最大の恩恵を受けました。
アマダ(6113) — 金属加工機械(板金)で世界トップクラス。ものづくりの設備を支えています。
沖縄セルラー電話(9436) — 沖縄県でauブランドを展開する通信会社。地域独占に近く、安定して増配を続ける優良株の代表格です。
オリックス(8639) — リース発祥の総合金融。事業領域が広く、株主優待でも人気でした。
東京海上HD(8766) — 国内最大手の損害保険グループ。+167%の大幅上昇です。
日本特殊陶業(5334) — スパークプラグで世界トップシェア。エンジン部品で稼ぎながら次の柱も育てる会社です。
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