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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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東ソー・ショーボンド・積水ハウス|私が3つの縁の下の力持ちを割安と受け止めた理由

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1億円への道
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こんにちは、バフェットかおるです。先に結論を書きます。私はいま、東ソー(4042)・ショーボンドHD(1414)・積水ハウス(1928)の3社を「縁の下の力持ち」として保有しています。3社とも、生活やインフラのすぐ下で働いているのに会社名はあまり知られていない、という共通点があります。

そして3社とも、2026年7月時点で株価が冷えていて、配当利回りが私にとって受け入れやすい水準まで下がってきていました。以下は、その3社をどう調べて、どこを見て「割安だと受け止めた」のか、という私自身の記録です。

私の投資は、ウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良いと思える企業を、割安だと感じたときに買って長く持つ。決算は自分で見る。わからないものは買わない。この3社も、その順番で見ていきました。

※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。私の保有状況の紹介であって、同じものを買うことをおすすめするものでもありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年7月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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なぜ私は「知られていない会社」を見ているのか

派手なAI関連や半導体大手の名前は、投資をしていない人でも知っています。でも私が探しているのは、みんなが毎日使っているのに会社名は誰も知らない、という会社です。

理由は単純で、名前が知られていない会社は、話題になりにくいぶん株価も熱くなりにくいからです。日本経済の床下で静かに働いている職人のような会社たちだと、私は思っています。

東ソー(4042)|生活と半導体材料を支える化学会社

身のまわりに東ソーの素材が入っている

東ソーという社名を聞いたことがない方がほとんどだと思います。私も最初はそうでした。でも調べていくと、生活の中に東ソーが作ったものがいくつも入っていました。

  • ラップの原料になる塩ビ樹脂|東ソーは塩ビの国内トップメーカーです
  • 紙おむつの漏れを防ぐフィルム|そこに東ソーの樹脂が使われています
  • ペットボトルのキャップ原料|東ソー系の材料です
  • ソファのウレタン|東ソーのウレタン原料です
  • 病院の血液検査装置|「AIA」という装置が健康診断の現場で使われています

半導体材料という、私が知らなかった事業

東ソーは「化学の会社」だと思っていたのですが、実は半導体を作るのに必要な材料でも世界の上位にいる会社でした。

半導体チップを作る工程には、シリコンの上に金属の薄い膜を貼る作業があります。その金属膜の元になる材料をスパッタリングターゲットと呼びます。東ソーは高純度タンタル(Ta)ターゲット、高純度チタン(Ti)ターゲット、次世代のGaN(窒化ガリウム)ターゲットで世界トップクラスだと紹介されています。

化学の会社として買ったつもりが、半導体材料の事業がついてくる。ここは私が東ソーを見ていて面白いと感じた部分です。

手袋でもシェア上位という意外な強み

東ソーは工場で使われる作業用手袋の材料でもシェア上位にいます。地味ですが、工場が動いているあいだは必ず消費されていく類のものです。

6つのセグメントで収益を分散している

東ソーの事業は6つのセグメントに分かれていて、石油化学、クロル・アルカリ、機能商品、エンジニアリング、サービスなどが並びます。ひとつの市況が悪いときに別が支える、という構造になっていると私は受け止めました。

株価が下がっている理由と、株主還元

株価が冷えている背景として説明されているのは、中国景気の弱さで化学製品全体が売られているという話です。一方で会社は配当を1株当たり100円とし、自己株式取得250億円を実施、残り250億円も検討としていて、株主還元はむしろ強めています。

2026年7月時点の指標は、自己資本比率59.0%(私が自分の基準にしている50%以上をクリア)、PBR0.96倍(私の基準の2倍以下を大きくクリア)、配当利回り3.84%でした。

「中国景気が悪いから化学はだめ」とまとめて売られているときに、半導体材料という事業がおまけでついてくる。ここが私にとっての東ソーの面白さです。

ショーボンドHD(1414)|造るより「治す」に特化した会社

高速道路や橋を直す、インフラ補修の専門会社

ショーボンドは、日本の高速道路・橋・トンネルを補修する専門の会社です。新しく建てるのではなく「治す」ことだけに特化しているという、めずらしい立ち位置です。

  • 高速道路の橋の補修|ヒビが入った橋桁を専用の樹脂で治します
  • トンネル天井の落下防止|笹子トンネルの事故以降、需要が大きく増えたと説明されています
  • 新幹線の高架橋の補修|鉄道会社が定期的に発注します
  • 空港の滑走路補修|飛行機が安全に降りられる裏側の仕事です

私は長く客室乗務員をしていたので、滑走路や空港設備を「誰かが直し続けている」という話は、他人事に思えませんでした。

仕事が途切れにくいと私が考えた理由

日本の高速道路や橋は、1964年の東京オリンピック前後に作られたものが多く、建設から60年が経っています。人間なら還暦です。あちこちに手当てが必要になってきています。

2023年の国土強靭化基本法改正で、予算措置をともなう「実施中期計画」の策定が義務化されました。2025年6月6日に閣議決定された「第1次国土強靭化実施中期計画」では、防災インフラの整備・管理をはじめとする施策に対し、2026年度からの5年間でおおむね20兆円強程度の事業規模が想定されています。

国が5年間の事業規模を決めている領域で、治すことだけをしている会社。仕事が急に消える絵が、私には描きにくかった、というのが正直なところです。

株価が下がっている理由

ショーボンドは通期見通しを修正し、利益210億円(同1.0%増)としました。当期純利益は据え置きです。つまり「期初の予想ほどは伸びていない」ということで、利益そのものは積み上がっています。

それでも株価は3,000円台から下がってきました。市場が成長スピードの鈍化に失望しているのだろうと、私は受け止めています。この状態で配当利回りが3.47%になっている、というのが私の見ていた数字です。

積水ハウス(1928)|14年連続増配という実績

街を歩けば目に入るブランド

積水ハウスは説明のいらない家づくりの大手です。シャーウッド、イズ・シリーズ、賃貸のシャーメゾンなど、街を歩けば必ず目に入るブランドを持っています。

私が積水ハウスを見ている3つの点

ひとつ目は、14年連続で配当を増やしてきたことです。

積水ハウスは2026年1月期の配当を前期比9円増の1株あたり144円とし、14期連続増配を達成しました。配当額は2012年1月期の20円から2026年1月期の144円まで、14年間で7.2倍になっています。リーマンショックもコロナもあったなかで増やし続けてきた記録です。

ふたつ目は、配当の下限を145円と示していることです。

会社が下限を示すということは、私にとっては「その水準までは守るつもりがある」という意思表示に見えます。国内で現金を稼ぐ力と、手元にある4,300億円の資金があるからできる方針だと説明されています。いわゆる累進配当の考え方です。

ただ、下限の表明は会社の方針であって、将来を保証するものではありません。方針が変わることもある、という前提で私は持っています。

三つ目は、アメリカの住宅市場でも稼ぐ体制を作っていることです。

積水ハウスはアメリカの大手住宅メーカーを買収し、海外でも稼げる形を整えています。日本国内だけに頼らない柱を作っている、と私は受け止めました。

株価が下がっている理由

直近12四半期は業績がやや弱含みで、純利益率とEPSが前年同期比で弱含み、売上高の伸びも鈍化し、国際事業の利益は減少しています。株価は4,000円近くまで行った後、3,300円台まで下がってきました。

ここは都合よく読まないようにしています。増配の記録は立派ですが、足元の利益は弱含んでいる。その両方が同時にある会社です。

3社を並べて見た数字(2026年7月時点)

会社 株価 配当利回り PBR 自己資本比率 私が見ている強み
東ソー(4042) 2,601円 3.84% 0.96倍 59.0% 半導体材料という第二の柱
ショーボンドHD(1414) 3,000円台 3.47% ― ― 治すことに特化、国の5年計画
積水ハウス(1928) 3,336円 4.35% ― ― 14年連続増配と配当下限145円

空欄にしたところは、私が数字を確認できていない項目です。わからないものを埋めるのはやめました。

「自分だけの配当利回り」が育つという考え方

私が長く持つことを選んでいる理由は、ここにあります。買った値段は動かないのに、もらえる配当は増えていくことがある、という点です。

積水ハウスを3,336円で買ったとして考えてみる

  • 予想配当:1株あたり145円
  • 配当利回り:145 ÷ 3,336 = 約4.35%

ここで多くの人は「4.35%か」で終わります。私が面白いと思ったのは、その先です。積水ハウスは14年連続で配当を増やしてきた会社なので、仮にこれから年間5円ずつ増えていったとすると、こうなります(過去の実績はこれより速いペースです)。

経過 1株配当 自分の利回り(買値3,336円のまま)
今年 145円 4.35%
5年後 170円 5.10%
10年後 195円 5.84%
15年後 220円 6.59%
20年後 245円 7.34%

これは「毎年5円ずつ増えたら」という私の仮定で計算したものです。増配が止まれば止まりますし、減配もありえます。そこは仮定だと書いておきます。

30年の株価を見て私が思ったこと

積水ハウスも、私が以前見たオカムラも、30年の株価を並べると途中で何度も下がっています。それでも長い目で見ると右肩上がりでした。

今回の3社は、30年で見ると高い水準まで行ったあと、少し下がった位置にあります。東ソーも積水ハウスも、いちばん高かったところから下がってきた水準です。

みんなが少し失望して売っているときは、配当利回りだけを見ると高く見える時期でもあります。ただ、下がっているのには理由があって、その理由が一時的なのか構造的なのかは、後からしか答え合わせができません。

私が「割安だと受け止めた」理由と、受け止めきれていないこと

私が割安だと感じた理由を、はっきり書いておきます。

  • 3社とも、需要が急に消える事業ではないと私が考えたこと
  • 株価が下がっている理由が、事業の崩れではなく市況や期待の低下に見えたこと
  • 東ソーは自己資本比率とPBRが、私が自分で決めた基準の内側にあったこと
  • 積水ハウスは増配の記録と配当下限の方針があったこと

受け止めきれていないことも書きます。東ソーは中国の景気次第で数字が動きます。ショーボンドは国の予算に左右される事業です。積水ハウスは足元の利益が弱含んでいます。どれも「割安だから安心」とは言えない材料です。

だから私は、これを「割安な会社」と断定はしていません。私が調べた範囲で割安だと受け止めた、というところまでです。

まとめ

  • 東ソー・ショーボンドHD・積水ハウスは、生活とインフラの下で働いているのに名前が知られていない会社たちです
  • 2026年7月時点の配当利回りは、順に3.84%・3.47%・4.35%でした
  • 株価が下がっている理由は3社それぞれ違い、事業そのものが崩れているようには私には見えませんでした
  • ただし中国景気、国の予算、足元の利益の弱含みという不安材料もそれぞれあります
  • 私は買ったら売らないと決めているので、配当が育つのを待つつもりでいます

ここに書いたのは私の保有状況の紹介であり、同じものを買うことをおすすめするものではありません。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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