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2020年春の下落局面を、いまの相場と比べて「どちらがひどいか」と語るのをやめました。比べるための物差しを私が持っていないからです。この記事では、あのとき何が起きたと記録されているのか、下落の大きさをどの資料で確かめられるのかを、自分の手順として書いておきます。
当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、この記事は特定の商品や会社の売買を勧めるものではありません。本文の数字は2026年10月時点で公表されている資料にもとづくもので、将来の値動きについて見通しを示すものではありません。
2020年のコロナショックで記録として残っていること
2020年の2月から3月にかけて、世界の株式市場が短い期間で大きく下げました。各国で外出や移動の制限が取られ、経済活動が止まった時期があり、東京オリンピックの開催が延期されたことも記録として残っています。
当時のSNSには、相場が終わるという書き込みがたくさん流れていました。私もそれを見ていた一人です。何パーセント下がったか、何日で戻ったかという数字は、あとで挙げる資料で誰でも確かめられるので、この記事では私の記憶から書き写しません。
「100倍ヤバかった」という比べ方をやめた理由
もとの記事のタイトルには、2020年のほうが今より100倍ひどかった、と書いてありました。これを削りました。100倍という数字に当てはめられる指標が何もないからです。下落率なのか、期間なのか、企業の利益の落ち込みなのかで答えは変わりますし、どれで測っても100倍にはなりません。
見出しに「事実」と付けながら、本文で裏の取れない倍率を書くのは、いちばんやってはいけないことだと思いました。読む人をおどろかせる言い方よりも、自分で確かめられる場所を書いたほうが役に立つはずです。
下落の大きさを自分で確かめる手順
私が開いているのは次のようなところです。
株価指数の動きは、日本取引所グループが公表している統計資料で、指数の月末値や売買の状況を期間で区切って見られます。日経平均株価については、算出している日本経済新聞社が過去の値を公表しています。どちらも、ある月の終値ともう一つの月の終値を自分で割り算すれば、下落率を自分の手で出せます。人の記事に書かれた数字を写すより、この一回の割り算のほうが確実です。
投資信託を持っている場合は、その商品の交付目論見書と運用報告書に基準価額の推移が載っています。月次レポートには直近の期間の動きが出ています。自分が持っている商品が、あの時期に実際どう動いたかは、そこで確かめるのがいちばん早いと私は思っています。
個々の会社については、有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」を見ると、売上や利益が年度ごとに並んでいます。相場が下がった年に、その会社の利益がどうなったのかは、株価の話とは別に確かめられます。
そのあと市場がどう動いたかを確かめる資料
下落のあとの動きも、同じ資料の後ろの期間を見るだけです。もとの記事には、史上最高値を更新したという書き方と、これからも更新していくという見通しが入っていました。過去の値は資料で確かめられますが、これからの話は誰にも分からないので、見通しのほうは削りました。
ひとつ気をつけているのは、指数が戻ったことと、自分の資産が戻ったことは別だという点です。自分が何をいくらで持っていたかは、自分の口座の履歴にしか書いてありません。
いまの環境について、私が数字を書かない理由
もとの記事には、為替の水準や物価の上昇率、関税や政策に関する評価が数字と固有名で並んでいました。これは全部削りました。為替や物価は日々動くので、記事に書いた時点の数字がすぐ古くなります。政策についての良し悪しの評価は、私が書くことではありません。
為替の推移は日本銀行が公表している統計で、物価は総務省の消費者物価指数で、どちらも最新の値を自分で確かめられます。記事の数字を信じるより、そちらを開いたほうが確実です。
私が下落のときに決めていること
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良いと思った企業を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない、という三つです。50代から始めた私にとっては、この三つだけで十分に手一杯でした。
下がったときに何をするかは、あらかじめ決めておくことにしました。私が決めたのは、持っている会社の直近の決算短信を読み直して、投資したときの理由がまだ崩れていないかを確かめる、というところまでです。何円で買うとか、何パーセント下がったら買い増すといった話は、人によって事情が違いますし、私が人に言う立場にもないので書きません。
下落局面の記録を残しておくと役に立つこと
相場が下がっているあいだは、自分が何を考えていたかを忘れます。私は、そのときに何を見て、何を決めたかを書き残すようにしました。次に同じようなことが起きたとき、自分の過去のメモが、いちばん当てになる資料になります。
この記事も、もとは不安をあおる書き方でしたが、記録として残す形に直しました。あのとき何が起きて、それをどこで確かめられるのかが書いてあれば、何年あとに読んでも使えると思っています。
この記事で直したところ
タイトルから「事実」という見出し語と「100倍ヤバかった」という比較を外しました。100倍の根拠になる指標がなく、見出しの「事実」と矛盾していたためです。「最高値更新へ」という将来の見通しも外しました。本文では、1ヶ月で何パーセント下落したかという数字、為替の水準、物価の上昇率を落とし、どの統計で確かめられるかに置き換えています。政権の政策に対する評価の記述は削りました。特定の投資信託の名前を挙げた積立の指示、高配当株を持つ指示、生活防衛資金の確保の指示、暴落時に買い増すという指示は、投資助言になるので全部削りました。証券会社を名指しして最適だと書いていた一文も削除しています。外部のAIサービスへ誘導するリンク、動画への誘導文、本文に残っていた編集ツールが残した文字位置の属性、旧い形式のPR見出しも削りました。スラッグは自動生成の番号から、記事の内容が分かる英数字に変えました。
コロナショックのような下落局面で、自分の積立と保有の履歴を自分の口座で確かめるために【PR】
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あのとき自分が何をいくらで持っていたかは、どんな記事にも書いてありません。自分の口座の履歴だけが答えを持っているので、私は中身を自分で見られる口座を使うことにしました。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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