この記事は、空の上で働くことが好きだったキャビンアテンダントが会社を辞めた理由を説明しています。
この記事を読むと、空の上での仕事が、とても魅力的でキャビンアテンダントの制服を着ることだった人の寂しい最後がわかります。
キャビンアテンダトの仕事
キャビンアテンダントの制服を身にまとい、世界中を飛び回る日々は、私にとって小さい頃からの夢であり、憧れでした。
しかし、私は、大晦日に自宅で「くも膜下出血」で倒れ、元旦からのデリー便をフライトできず、会社に迷惑をかけてしまいました。
くも膜下出血
くも膜下出血で倒れた後は、会社を病気休職をしました。
最初は立ち上がることさえできなかった私ですが、辛いリハビリを経て、歩けるようになり、復帰を目指して頑張っていました。
空の上で潜むリスク「くも膜下出血」で倒れた国際線キャビンアテンダントの悲惨な末路。 (cabinattendant.blog)
線維筋痛症
くも膜下出血の後遺症で右半身が、痛む線維筋痛症を発症していました。
内科・神経内科・脳外科・ペインクリニック・整形外科・心療内科など多くを受診して、最終的に線維筋痛症と診断されたのは、線維筋痛症の薬に効果があったからです。
大腸癌ステージⅢ
そして復帰の準備をしている時に、大腸癌ステージIIIが見つかりました。
くも膜下出血後は休職中だったので、健康診断をスキップしていたことが原因だと思います。
癌がわかった時は悪性の進行がんになっていました。
手術
手術を終えて、退職を決めました。
理由は、これ以上、会社に迷惑をかけられないな、と自分が情けなくなったからです。
こんな病気だらけの人材は迷惑なんじゃないかって、勝手に落ち込んだからです。
コロナ禍
当時はコロナ禍ということもあり、久しぶりに見た会社内は、いつもより静かでした。
そして私の退職も、その静けさの中でひっそりと終わりました。
誰にも告げることなく、長年勤めたJALを退社しました。
制服とロッカーのカギを返し、最後にIDを返した時、もう二度とオペレーションセンターに入ることはできないんだなって、悲しくなりました。
JALが好きで入社できて、キャビンアテンダントの仕事が好きで、楽しかったので、悲しかったですが、対応してくれた女性の「お疲れ様でした」の言葉が、私の心に沁みました。
最後に
飛行機が雲の上を悠然と飛ぶ姿は、かつての私の日常でしたが、私は地上に立ち、病気と向き合うことが私の日常になります。
この日常は孤独で、絶望的ですが、自分らしく生活していこうと思っています。
空の上で学んだこと、出会ってきたお客様、一緒に働いた仲間が私の財産だから、感謝の気持ちでいっぱいで、力をもらえます。
まさか、こんな制服もどきの私服を着て、YouTubeをやるなんて思いもしなかったし、元同僚からはヒンシュクを買うだろうけど、自分が生きた証を残したかったので、批判や嫌われることを承知でやってます。
私のブログや動画を通じて、これから病気との日常をお伝えしていきます。
退職の寂しさや病気との戦いや死ぬことへの不安を共有することで、自分の生きた足跡を残します。
だから、航空会社関係者の皆様、JALのみなさま、本当に申し訳ございません。
日本航空(JAL)で働く魅力と年収の傾向を紹介します。 (cabinattendant.blog)
大切な家族のためにも、自分自身の健康管理が大事です。
特に、がんのようなリスクに対しては、早期と予防が鍵となります。
健康は最大の資産なので、定期的な健康診断は、他の潜在的な健康リスクも早期に発見するために不可欠です。
特に血液検査は、体内のさまざまな状態を把握し、健康管理の基本となるため、定期的な実施をおすすめします。
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