空の上で潜むリスク「くも膜下出血」で倒れた国際線キャビンアテンダントの悲惨な末路。

NEWS

この記事は、国際線キャビンアテンダントとして働いていた私が、フライトとフライトの合間の休みの日に、くも膜下出血で倒れたことを説明しています。

この記事を読むと、航空機内における、高度による気圧の変化が、脳の健康に影響を及ぼす可能性があることがわかります。

例えば、脳手術後や脳卒中急性期の人は、気圧の変化により悪影響が出るリスクがあるとされています(出典: シミズ病院KENKO情報局)。

スポンサーリンク

くも膜下出血の原因とは

くも膜下出血は突然発生する脳卒中の一種で、多くの場合、重篤な影響を及ぼします。

この病気の一般的な原因として、以下の6つが挙げられます。

脳動脈瘤の破裂

脳の血管壁が弱くなり、こぶ状に膨らんで血管がくも膜下で破裂します。

約80%のくも膜下出血は、この脳動脈瘤の破裂が原因です。

脳動静脈奇形

脳の動脈と静脈が、直接つながる異常で、破裂するとくも膜下出血が起こります。

高血圧

長期にわたる高血圧は血管壁に負担をかけ、破裂のリスクを高めます。

喫煙

喫煙は、血管壁を弱め、くも膜下出血のリスクを高めます。

ストレス

ストレスも血管への影響を及ぼし、くも膜下出血のリスクを高める可能性があります。

頭部外傷

頭を強く打つことで脳の血管がダメージを受け、くも膜下出血を引き起こすことがあります。

これらの一般的な原因に加え、国際線キャビンアテンダントという職業がくも膜下出血に与える影響について考察します。

キャビンアテンダントという特殊な環境の影響とは

不規則な勤務とストレス

長時間のフライト、時差、不規則な勤務は体へのストレスを増加させ、くも膜下出血のリスクを高める可能性があります。

航空機内の気圧変化

飛行機内の気圧は地上よりも低く設定されており、これが特定の健康状態に影響を及ぼす可能性があり、脳血管に既存の問題がある場合、飛行中の気圧変化がくも膜下出血を引き起こすトリガーになる可能性があります。

 

くも膜下出血後のリハビリ

急性期リハビリ

主に身体機能の維持と基本的な動作の訓練に重点を置き、ベッドでの姿勢調整、手足の動かし方、筋力維持のためのトレーニングを行います。

回復期リハビリテーション

急性期を過ぎて体を動かせるようになったら行うリハビリは、数週間から数ヶ月程度続き、機能が低下している部分の回復に重点を置き、日常生活での動作訓練を行います。

ベッドから起き上がる、車椅子への移動、立つ、歩行、食事、着替え、入浴などの訓練が含まれ、これらの訓練を通じて、日常生活での自立を目指します。

維持期リハビリテーション

退院後に行われるリハビリテーションで、「生活期リハビリテーション」とも呼ばれます​​。

日常生活での自立と社会復帰を目指し、回復した機能の維持や強化に焦点を当て、自宅や地域社会で日常生活の中で適切な動作を維持するための訓練を行います。

航空機内の気圧とくも膜下出血の関連性

航空機内では、高度による気圧の低下があり、これが脳の健康に様々な影響を及ぼす可能性があります。

例えば、脳手術後や脳卒中急性期の人は、気圧の変化により悪影響が出るリスクがあるとされていますが、科学的エビデンスは、はっきりとしていません。

そのため、キャビンアテンダントが、くも膜下出血で倒れても、労災を申請する人は、多くはありません。

今回、私が経験したくも膜下出血は、フライト前日とはいえ、自宅で倒れたら労災申請はしません、というより申請するエビデンスがありません。

労災申請に費やす労力がないことや、リハビリで早く現場に復帰したい、気持ちが強かったのです。

具体的事例

国際線キャビンアテンダントが、仕事中のストレスや飛行中の環境変化によって発症したくも膜下出血の事例を調べてみました。

例えば、長時間のフライトや時差ボケが、ストレスや疲労を増大させ、これがくも膜下出血の引き金になったケースがありました。

飛行機内の気圧は、高度によって低下するため、これが脳動脈瘤の破裂リスクを高める可能性があると考えられており、飛行機の昇降時には急激な気圧変化が生じ、これが脳卒中やくも膜下出血を引き起こすケースが報告されています。

また、飛行中に急に頭痛を感じた後に、くも膜下出血を発症するケースや、飛行後に脳卒中の症状を示す事例もありました。

これらの事例は、航空機内の特殊な環境が脳血管に与える影響を示しており、くも膜下出血を含む脳血管疾患のリスクが高まる可能性を指摘しています。

注意点

これらの例は航空業界で働く人々に限定されたものではなく、一般の旅行者にも関連する可能性があることを示しています。

脳動脈瘤を持つ人や脳卒中のリスクがある人は、飛行機での長時間旅行を計画する際に、医師と相談し、必要に応じて適切な対策を講じることが重要で、航空旅行中に頭痛や他の脳卒中の兆候が現れた場合は、迅速な医療介入が必要になります。

研究段階

この分野の研究は、航空医学の分野で行われており、航空旅行の安全性を高めるためのさらなる調査と対策が求められます。

このようなケースはMedCrave onlineにて詳細に報告されており、航空旅行者や航空業界で働く人々にとっても、一般の旅行者にとっても注意が必要な事項です。

最後に

この記事が、航空業界で働く人々やくも膜下出血を経験した人々にとって、理解と共感の一助となり、リハビリや復帰への道のりにおいて、希望と勇気を与えることができれば幸いです。

 

参考リンク
航空機内の気圧と脳の健康: [シミズ病院KENKO情報局](https://www.shimizu-hospital.or.jp/kenko/2021/06/23/脳の病気をした人は飛行機を利用していいの?/)
-ストレスとくも膜下出血: [MEDLEY](https://medley.life/diseases/subarachnoid-hemorrhage)

 

飛行機に乗ると癌になるって本当!? (cabinattendant.blog)

NEWS
スポンサーリンク
シェアして下さい。
フォローする
キャビンアテンダントになりたい人のためのブログ

コメント