YouTubeチャンネルはこちら

元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

▶ YouTubeで動画を見る

オルカンの入れ替え2026年5月|日本株14社が除外・3社採用、除外は会社の評価ではない理由

スポンサーリンク
1億円への道
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。

こんにちは、バフェットかおるです。

※本記事は公表された情報をもとにした私個人の記録であり、特定の銘柄・商品・投資信託の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年5月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

2026年5月、オルカン(全世界株式)のもとになっているMSCIの指数で、日本の会社の入れ替えがありました。

先に結論だけ書きます。新しく入ったのが3社、外れたのが14社。差し引きで11社の純減です。日経新聞の見出しにあった「日本企業11銘柄減」は、この差し引きの数字です。そして外れた14社のなかに、日本航空(JAL)が入っていました。

スポンサーリンク

2026年5月の入れ替え|採用3社・除外14社

MSCIの発表は2026年5月12日(日本時間13日早朝)、指数に反映されるのは5月29日の取引終了時点です。

新しく入った3社

銘柄名 コード
古河電気工業 5801
三井金属(三井金属鉱業) 5706
レゾナック・ホールディングス 4004

外れた14社

先にお伝えしておきたいのですが、この一覧は「業績の悪い会社の一覧」ではありません。指数から外れる理由はドル建てで測った大きさや売買のしやすさで、会社の中身の採点ではないからです。

銘柄名 コード
日本航空(JAL) 9201
エムスリー 2413
マツキヨココカラ&カンパニー 3088
MonotaRO 3064
日本オラクル 4716
積水化学工業 4204
島津製作所 7701
ソニーフィナンシャルグループ 8729
シスメックス 6869
TIS 3626
東急 9005
豊田自動織機 6201
ツルハホールディングス 3391
ZOZO 3092

採用3社から除外14社を引いて、11社の純減。全世界ベースでは49社が追加、101社が除外されました。地域別でいちばん除外が多かったのはアジア太平洋の66社、次いでアメリカ大陸23社、欧州・中東・アフリカ12社です。

なぜJALは外れ、古河電気工業が入ったのか

MSCIは個別の会社ごとの理由を公表していません。ただ、選ぶ仕組みそのものは公開されていて、大きく3つの物差しで決まります。

  • ドル建ての時価総額……円安が進むと、ドルに直したときの会社の大きさが目減りします
  • 浮動株比率……市場で実際に売り買いできる株式がどれくらいあるか
  • 流動性……売り買いのしやすさ

ここで大事だと思うのは、「外れた=その会社が傾いた」という話ではないということです。ドル建てで測られる以上、円安が進むだけで順番は入れ替わります。

実際、この回は国別で見るとアメリカでも12社が外れています。日本は11社の純減。半年前の2025年11月の見直しでは、日本株は4社追加・3社除外で純増でした。純増は2022年2月以来、3年9か月ぶりのことです。日本株高で会社の時価総額がふくらんだ結果でした。

つまり、この入れ替えは会社の良し悪しの採点表ではなく、「ドルで測った大きさの順番が動いた」という記録に近いものだと、私は読んでいます。

そもそもオルカンとは|国別の比率

オルカンは「全世界株式」という名前ですが、中身の比率を見ると、印象はだいぶ変わります。

順位 国 比率の目安
1 アメリカ 約64〜66%
2 日本 約4.9〜5%
3 イギリス 約3%
4 カナダ 約3%
5 フランス 約2.5%
6 中国 約2.7%
7 インド 約1.8%(中国に肉薄、MSCI大中小型株では既に逆転)
以下 スイス・ドイツ・台湾・オーストラリアなど 各1〜2%台

投資先の6割以上がアメリカに集中していて、業種で見ても3割近くを情報技術が占めます。「全世界」という名前でありながら、実態はアメリカの情報技術の会社の動きに左右されやすい——そういう仕組みです。新興国では、これまで代表格だった中国を、インドが構成比で初めて抜きました。

オルカンに入っている主な日本の会社

比率の大きい順におおむね並べています。時期によって変動しますので、目安としてご覧ください。

# 企業名 業種
1 トヨタ自動車 自動車
2 三菱UFJフィナンシャル・グループ 銀行
3 ソニーグループ 電機・エンタメ
4 キーエンス 電子機器
5 日立製作所 総合電機
6 三菱商事 総合商社
7 三井物産 総合商社
8 信越化学工業 化学
9 ファーストリテイリング(ユニクロ) 小売
10 東京エレクトロン 半導体製造装置
11 三井住友フィナンシャルグループ 銀行
12 ソフトバンクグループ 投資・通信
13 任天堂 ゲーム
14 伊藤忠商事 総合商社
15 日本電信電話(NTT) 通信
16 KDDI 通信
17 ホンダ(本田技研工業) 自動車
18 武田薬品工業 医薬品
19 三菱重工業 機械・防衛
20 村田製作所 電子部品
21 第一三共 医薬品
22 日本電産(ニデック) モーター
23 ファナック 産業用ロボット
24 三菱電機 電機
25 デンソー 自動車部品
26 住友商事 総合商社
27 丸紅 総合商社
28 リクルートホールディングス 人材・IT
29 ダイキン工業 空調
30 コマツ(小松製作所) 建設機械

なお、MSCIは全構成銘柄のリストを完全には公開していません。無料で見られるのはおよそ2か月前のデータで、定期的な入れ替えは3か月に1回です。ですので「今この瞬間の全リスト」を正確な形でお見せすることはできません。この点はご承知おきください。

日本の会社は伸びているのに、なぜオルカンでの比率は下がったのか

ここが、私がいちばん書いておきたかったところです。数字だけ見ると、日本の会社はこの13年でかなり大きくなっています。

  • 日経平均……2012年末は10,395円。2026年5月14日には6万3,600円台をつけました。約6倍です
  • アベノミクス初年度の2013年だけで56.7%上昇しました。これは1972年以来、41年ぶりの上昇率でした
  • 東証の時価総額……2012年末は約296兆円。2013年末には約458兆円へ、1年で1.5倍以上になりました。足元ではプライム市場だけで1,000兆円を大きく超えています

会社そのものは、たしかに大きくなった。それなのに、オルカンの中での日本の比率は下がりました。理由は2つあると私は考えています。

ひとつは、世界のほう、とくにアメリカがもっと伸びたこと。比率は相対的なものなので、自分が伸びても、隣がもっと伸びれば取り分は減ります。

もうひとつは、円安です。MSCIの比率はドル建てで計算されます。アベノミクス初期は1ドル100円前後、近年は150円前後。円で見て上がっていても、ドルに直すと目減りしてしまう。この二重構造が、比率の低下に拍車をかけました。

日本の比率は、この10年でどう変わったか

項目 アベノミクス前(2012年末) 現在(2026年5月) 変化
日経平均株価 約10,400円 約63,000円 約6倍に増加
東証の時価総額 約296兆円 1,000兆円超 3倍以上に増加
オルカンでの日本比率 約8〜9% 約5% ほぼ半減

私はこれをどう受け止めたか

私は、指数から外れたかどうかで持ち続けるかを決めていません。ウォーレン・バフェットのやり方を真似して、その会社が稼ぐ力を持っているか、株主にどう向き合っているかを、自分で決算を見て判断するようにしています。

指数から外れると、その指数に連動する投資信託は、その会社の株を売ります。売りが出れば株価は下がりやすい。でもそれは「会社の中身が悪くなった」こととは別の話です。私はむしろ、良い会社が指数の都合で安くなる場面を、静かに見ているほうです。

まとめ

  • 2026年5月の入れ替えで、日本の会社は3社が採用、14社が除外。差し引き11社の純減でした
  • 除外された14社のなかに日本航空(JAL)、新しく入った3社に古河電気工業が含まれます
  • 判定の物差しはドル建ての時価総額・浮動株比率・流動性。会社の良し悪しの評価ではありません
  • 同じ回にアメリカも12社が外れており、2025年11月は日本が3年9か月ぶりの純増でした

※本記事は公表された情報をもとにした記録であり、特定の会社や投資信託をすすめるものではありません。投資の判断はご自身でお願いいたします。

あわせて読みたい関連記事


無料でお配りしているもの

高配当株で資産づくりを始めるなら、この2つが近道です。

50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。

私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → バフェットかおるチャンネル

指数の都合で安くなった会社を、1株から見ておくために【PR】

※ここから先は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。

指数から外れた会社は、投資信託の売りが出るぶん安くなることがあります。私はそういう会社を、まず1株だけ買って決算を1期ぶん追ってみる、という形で見ています。それができているのは、使っている2つの口座がどちらも単元未満株に対応しているからでした。

・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る

・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る

※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

※本記事は公表された情報をもとにした記録であり、特定の会社・投資信託をすすめるものではありません。構成銘柄や比率は2026年5月時点のもので、その後変わっています。最新の情報は各運用会社・MSCIの公表資料でご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

1億円への道
スポンサーリンク
シェアして下さい。
フォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました