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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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老後2000万円問題を自分の数字に置き換える手順|平均の前提をどこまで直すか

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老後2000万円問題という言葉を、私は長いあいだ「2000万円足りないらしい」という一つの数字として受け取っていました。でも、あの数字はある前提を置いた試算の結果で、前提が変われば答えも変わります。だから私は、2000万円を覚えるのをやめて、前提を自分のものに置き換える作業をしました。働く期間、年金の受け取り方、住まい、何年分で考えるか。この4つを自分の条件に差し替えると、出てくる金額は2000万円よりずっと小さくなったり、大きくなったりします。この記事では、その置き換えの手順を書いています。

※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。記事中の数字は2025年10月時点のものです。税金や制度の具体的な判断は、税理士や税務署にご相談ください。

この記事の内容は、YouTubeの動画でもお話ししています。

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2000万円という数字はどこから来たのか

この数字が広く知られるようになったのは、2019年に金融庁の金融審議会のワーキング・グループが公表した報告書がきっかけでした。報告書そのものは金融庁のサイトで今も公開されていて、誰でも無料で読めます。

そこで示されていたのは、平均的な高齢夫婦無職世帯の家計で、収入と支出の差がある前提のとき、それを20年から30年分積み上げるといくらになるか、という試算でした。つまり、誰か特定の人に2000万円足りないという話ではなく、平均値に年数をかけた結果です。

私がここで理解しておいてよかったのは、2000万円が目標額として決められたわけではないという一点でした。前提が4つあって、どれも自分の条件とは違う。だったら、自分の条件で作り直すしかないと考えました。

平均の前提を、自分の前提に置き換える

私は紙に表を書いて、左に試算が置いている前提、右に自分の場合を書き込みました。金額を先に書かないのがコツでした。前提が埋まらないと、金額は出せません。

前提 試算が置いているもの 自分の場合に書き込む欄
世帯 夫婦2人の無職世帯 一人か二人か、働く人がいるか
収入 公的年金の平均的な金額 ねんきん定期便の自分の見込み額
支出 統計の平均支出 通帳と引き落とし12か月分の平均
住まい 持ち家世帯が多く含まれる集計 持ち家か賃貸か、家賃はいくらか
期間 20年から30年 自分が何歳までを見ておくか

私の場合、いちばん大きく動いたのは収入の欄でした。平均ではなく自分の加入記録で出すと、思っていた金額と違っていたのです。次に効いたのは住まいでした。この2つを直しただけで、残りの計算の意味が変わりました。

何年分で考えるかを、自分で決める

期間の置き方で答えは何倍にも変わります。20年と30年では、同じ月額の不足でも1.5倍の差が出ます。

私はここで、平均寿命ではなく、長く生きた場合を見ておくことにしました。厚生労働省の簡易生命表には、65歳の人の平均余命が公表されています。平均寿命は0歳時点の数字なので、65歳まで生きた人の見通しとは別の数字です。私はこれを知らずに平均寿命で計算していました。

どこまで見ておくかは、人によって違っていいと私は思っています。ただ、自分で決めた年数で計算したという事実が残ると、他の人の試算を見ても動じなくなりました。

足りない金額ではなく、足りなくなる時期で見る

総額で考えると、数字が大きすぎて手が止まりました。それで私は見方を変えて、手元のお金が何歳まで保つかで考えるようにしました。

やり方は割り算だけです。手元で使えるお金を、毎月の不足額で割る。出てきた月数を12で割って年数にして、いまの年齢に足します。利息も運用も入れていないので、実際より厳しい見方になります。

この形にすると、総額の大きさに怯えずに済みました。そして、何かを変えたときに、その年齢が何年動くかで効果がわかります。私は固定費を見直したときに、この年齢が動くのを見て続ける気になりました。

自分ゴト化したら、やることが3つに絞れた

前提を自分のものに置き換えたあと、私に残った選択肢は3つだけでした。

1つめは支出を下げること。これは自分だけで決められて、効果が毎月続きます。私が最初に開いたのは通信費と保険の明細でした。

2つめは働く期間です。収入が続く年数が伸びると、取り崩しを始める時期が後ろにずれます。私は元客室乗務員で、体力の要る仕事の先をどうするかを考える時期がありました。金額の計算より、ここを決めるほうが時間がかかりました。

3つめが、使う時期が遠いお金を企業への投資にまわすことです。私はこれをやっていますが、順番は最後です。良い会社を割安なときに買って長く持つというウォーレン・バフェットのやり方を真似しているので、持っている期間が必要になります。期間が取れないお金では、そもそも成り立たないと考えています。

どれをどの割合でやるのが正しいという答えは、私にはわかりません。3つのうち自分で決められるのは1つめと2つめだと気づいたことが、私にとっての自分ゴト化でした。

年に一度だけ数字を更新している

この計算は、一度やったら終わりにはなりませんでした。年金の見込み額は加入記録が増えれば変わりますし、支出も変わります。

私は誕生月にねんきん定期便が届いたときだけ、紙を書き直すことにしました。月に何度も見直すと、相場の上下に気持ちが引っぱられてしまうからです。年に一度、自分の字で書き直す。それだけで、ニュースの見出しに驚かなくなりました。

この記事で直したところ

・ゆとりある老後生活の月額、国民年金と厚生年金の平均受給額、「毎月約16万円の不足」「25年間で約4,800万円の不足」といった金額をすべて削除しました。出典として挙げられていた統計の年度表記に誤りがあり(元の表記は「令和4年度」)、どの年度のどの数字なのかをこちらで確認できなかったためです。代わりに、同じ計算を自分の数字で作り直す手順に置き換えました。

・「貯蓄の強化」「退職金の活用」といった一般的な対策の箇条書きを、自分で決められることとそうでないことの区別に書き換えました。

・記事の末尾にあった旧形式の導線(strongタグの「私が使っている証券口座」)と、絵文字入りの古い無料配布ブロックを、現在の共通ブロックに差し替えました。

・末尾に重複して入っていた動画の埋め込みブロックを削除しました。同じ動画が記事の冒頭にあるためです。

・本文がほぼ全文strongタグで囲まれていた形を、通常の段落と表に組み直しました。

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前提を自分のものに置き換えると、使う時期が遠いお金がいくらあるのかも見えてきます。その分をどう置くかを考えるとき、私はまず口座の画面で、1株いくらで買えるのかを自分の目で見るところから始めました。

私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。

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私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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