この記事は、エミレーツ航空のキャビンアテンダントになるための条件を書いています。
この記事を読むとエミレーツ航空のキャビンアテンダントになるためには、学歴よりも語学力が大事で、必要な要件で特に重視されるのが、身長ということがわかります。
最新の情報はエミレーツ航空の公式ホームページでご確認ください。https://www.emirates.com/jp/japanese/
エミレーツ航空の客室乗務員の採用情報
エミレーツ航空は、2024年に客室乗務員を約5,000人採用しました。

460都市以上で採用イベントを実施し、採用後はドバイでの8週間の集中的なトレーニングを受け、コミュニケーションやリーダーシップなどのスキルを学びます。
2023年には353都市で採用イベントを実施し、8,000人を採用した実績があります。
エミレーツ航空の客室乗務員数
客室乗務員の数は、2023年8月に20,000人を超え、21,500人となっています。
客室乗務員は、上級クラス担当、客室スーパーバイザー、パーサー、トレーナーなどのほか、グループ全体の求人へキャリアアップができ、2023年時にパーサーは1,180人いました。
倍率
毎年約5500人の採用に20万人が応募するといわれ、倍率は36倍以上です。

採用された後に、ドバイ本社の無料の住居が提供されます。
日本人の客室乗務員
日本の路線をフライトする場合、約6名の日本人客室乗務員が乗務します。
そうでない限り日本人と飛ぶことはほとんどなく、世界中の国籍の人と働いています。
エミレーツ航空とは
アラブ首長国連邦(UAE)を本拠地とした世界有数の航空会社で、常に高品質なサービスを提供することで知られており、多くの受賞歴を持っています。
World Travel Awards:最優秀航空会社賞や、Skytrax World Airline Awards:最優秀航空会社賞、Business Traveller Middle East Awards:最優秀航空会社賞など、世界トップレベルの航空会社です。
エミレーツ航空のキャビンアテンダントになるための条件
年齢
21才以上
学歴
高校卒業資格(グレード12)が最低限求められるだけでなく、英語の読み書き、会話に流暢でなければなりません。

別の言語を話せるとかなり有利になります。
語学力
エミレーツ航空のキャビンアテンダントになるためには、英語力は必ず必要で、国際線を中心に運航しているので、乗客とのコミュニケーションや安全上の問題に対応する時に、必ず高い英語力が求められます。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングなどの項目が含まれており、総合的な英語力が評価され、 英語以外に、アラビア語や日本語、中国語が話せる人は有利です。

TOEICスコアが800点以上ならば合格できる、と言われていますが、最低でもTOEIC 600点以上、TOEFL iBT 80点以上のスコアが必要です。
1次試験
- 面接では簡単な質問に端的に答えます。
- 質問される内容を事前に予習して臨みましょう。
2次試験
- グループディスカッションは、面接官がわかりやすく説明してくれます。
最終面接
- 高い英語力が必要です。
- 質問される内容をしっかり予習しましょう。
スタサプなら、いつでもどこでも簡単に英会話が学べる進化した英語アプリで、1回最短3分から「おもてなし英語」や「海外旅行英語」が身につきます。
ニューヨークを舞台に繰り広げられるストーリーに沿って 海外ドラマを鑑賞しているような感覚で楽しみながら英語を学べます。
身長
アームリーチ(爪先立ちで片手を伸ばした状態)で、最低212cmまで届くことが必要で、身長は最低160cmです。

どんな状況でも緊急用具にアクセスできるようにするために必要な身長です。
体重
エミレーツ航空CAになるには体重の制限もあり、身長に対して適切な体重であることが必要です。
基準
18.5〜24.9

採用時に体重測定はないので、入社してから気を付けましょう。
視力
視力が良好であること。(コンタクトレンズ可/矯正視力1.0以上、眼鏡不可)
健康
航空機乗務に際し、健康状態が良好であること。
歯並び
歯並びが不自然な場合や、前歯の欠損がある場合は、矯正や治療を受ける必要があります。
スマイルモアなら、透明なマウスピースで目立たずに歯科矯正ができ、月額3,000円から安い価格で歯ならびがよくなります。
通院頻度も3ヶ月に1度で、治療期間も3~12ヶ月と短期間でできます。
聴力
聴力に問題がある場合は、航空機の音や乗客とのコミュニケーションに支障が生じるため、一定の基準以上の聴力が必要です。
経験
ホスピタリティ/カスタマー サービスで 1 年以上の経験があり、前向きな姿勢と、チームとしてさまざまな文化の人々に対応しながら優れたサービスを提供する能力が必要です。

接客業務経験が必要な年度もあります。

タトゥー
エミレーツ航空の客室乗務員の制服を着ている間は、目に見えるタトゥーは禁止です。(包帯や化粧品で覆わないことが条件です。)

その他
エミレーツ航空の客室乗務員として、ドバイに拠点を置き、UAEの雇用ビザ要件を満たす必要があり、ファイナルインタビューから3ヶ月以内にドバイでのトレーニングに参加できる人で、応募の際は、以下の書類を準備できる人です。
- 英文履歴書
- 最近の写真
エミレーツ航空のキャビンアテンダントの給与
給与は非課税で、乗務手当や利益分配、年次休暇や年次休暇航空券、家具付きの住宅、生命保険や歯科保険、ランドリーサービス、友人や家族向けの割引航空券といった福利厚生が充実しています。

家具付きの住まいは無料で支給され、水道光熱費も会社負担なので生活費がほとんどかからないのです。
エコノミークラス担当
日本円で月43万円~
エコノミークラスを担当する客室乗務員のことをグレード2と呼びます。
日本と違うのは、ドバイは基本的に税金がないので、会社への保険料以外、全部自分のもので、ステイ先ではallowanceといって食事代が現地の通貨で支給されます。

1回のステイで7000円~15000円の食事代が出ます。
ビジネスクラス担当
48万円~
ファーストクラス担当
52万円~
CSVやパーサー
57万円~
~給与の情報は2021年以前の一例なので、実際の情報と違う可能性があります。

フライト時間
1か月70時間~100時間です。
またエミレーツ航空のキャビンアテンダントは副業がOKなので、SNSで制服姿を投稿することもでき、インスタグラマーやYouTuber、せどりや起業などビジネスで成功している人もたくさんいます。
まとめ
エミレーツ航空のキャビンアテンダントになるためには、学歴は関係ありませんが、語学力、身体的要件など条件を満たす必要があります。
エミレーツ航空のキャビンアテンダントとしての仕事は、単に飛行機内で飲み物や食事を提供するだけではなく、乗客の心身をサポートすることや、緊急時の対応など、多くの局面で臨機応変に対応できるようになります。コミュニケーションスキルや応急処置の知識が身につくので自分の生活にも役に立ちます。
その反面、長時間のフライトや時差ボケに対応するためにも、体力や精神力が必要です。
キャビンアテンダントとしての魅力を理解し、航空業界に興味を持っている方は、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
エミレーツ航空に客室乗務員として飛び立つための羽根を手に入れる旅は、ただの仕事探し以上のものです。

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