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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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【50代60代】金は急落、株は最高値。ここで慌てて動かした人が一番損します

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最近、市場を見ていてあれ?と思いませんか こっちの画面では「金(ゴールド)が急落!マイナス30%!」こっちでは「S&P500、史上最高値!最高の1年!」。一体どっちが正解なの?って不安になります「安全資産のはずの金が下落して、リスク資産のはずの株が最高値」。教科書と真逆のことが、いま起きています。そして、こういう「訳がわからない相場」のときに、老後資金で一番やってはいけないことがあります。それは——慌てて資産を動かすことです。今日は、①いま金と株で何が起きているのか、②50代60代の老後資金として「金・オルカンやS&P500・高配当株」をどう考えればいいのか、③そして私がJ大事にしている「慌てて動いた人から損をする」という考え方の3点に絞って説明します まず、金で何が起きたのか。ざっくり整理します。金は去年、1年間で6割以上も上がるという歴史的な上昇をしました。「有事の金」と言われて、中東情勢の緊張もあり、みんなが金に殺到しました ところが今年に入って、一転して下落しています。1月末には、たった1日で時価総額が数百兆円規模で吹き飛ぶような下げがありました。その後も上がったり下がったり、乱高下が続いています。「え、有事なら金は上がるんじゃないの?」と思いますよね。でも今回は違いました。理由はというと——

1つめ、上がりすぎていたことです。 短期間で急騰したものは、利益確定の売りで急落しやすい。山高ければ谷深し、です。

2つめ、金利です。 中東情勢で原油が高くなると、インフレの心配が出てきます。インフレを抑えるために金利が上がりそうだ、となると、利息を生まない金は相対的に魅力が下がります。金は持っていても配当も利息も1円もくれません

3つめ、換金売りです。 相場全体が荒れると、損失の穴埋めのために「利益が出ている金から売る」という動きが出ました。安全資産だから売られない、のではなくて、換金しやすいからこそ真っ先に売られるということが起きました

一方で株は、AIへの期待などもあってS&P500は最高値圏です。

つまりいまは、「金が信じられない」「でも株も高すぎて怖い」「じゃあ老後資金はどこに置けばいいの?」と、50代60代だったら一番不安になる相場です。

では、金・オルカン S&P500・高配当株など。老後資金としてどう考えればいいのか。大事なのは「どれが一番儲かるか」ではありません。50代60代にとって大事なのはどこに投資したら、自分が安心して長期で投資できるかという持ち続けることができる投資法なのかということです

この視点で3つを見ると、性格の違いがはっきりします。

金の強みは、国も会社も信用しなくていいことです。インフレや通貨の価値が下がる局面に強いと言われます。

でも弱みは、何も生まないことです。配当もゼロ、利息もゼロです。老後の生活費にするには「売る」しかありません。そして売るタイミングで、今回のようにマイナス30%の局面に当たるかもしれない。ので金は「お守り」にはなっても、「毎月の自分の老後に必要な自分年金」にはならないんです。

オルカン(全世界株インデックス)やS&P500

オルカンやS&P500の強みは、分散されていて、長期の成長を丸ごと取れるこです。現役世代の資産形成には本当に優れた仕組みだです でも50代60代にとっての注意点は、取り崩し時期が目の前に来ているということです。つまり これも使うときには売る必要があるということです。取り崩しの時期に暴落が来たら、下がった値段で売ることになります。60歳で始めて70歳で暴落が来たら、待てる時間が若い人より短いことで回復まで待つ時間が少ないのがデメリットです

オルカンやS&P500が悪いのではありません。「時間を味方につけられる人」向けの投資法です

そして高配当株。これは私が実際にやっている方法です

強みは、売らずに現金が入ってくることです。配当金は株価が下がっても、減配がなければ入ってきます。実際、この春の中東ショックで私の含み益は大きく減りましたが、配当収入は変わりませんでした長い歴史を振り返って リーマン・ショック級の株価が暴落した時でさえ、増配をした企業や、減配しにない企業を中心に投資することで、株価が半値になっても、狼狽売りする誘惑に負けなくてすみます

でも弱みもあります。減配リスクです。会社の業績が悪くなれば配当は減らされます。だから1銘柄に集中してはいけないことが大事です、30社以上に分散することで、ある程度守りが固まります

ここまで聞いて「結局どれがいいの?」と思いますよね。答えは、**「どれか1つを当てることではなく暴落がきても恐れず持ち続けられるかが大事です。資本主義において、企業の株価は暴落や回復を繰り返しながら、右肩上がりで成長してきました。そのことを理解した上で長期で分散して投資することが大事です。たとえば今年、「金だけ」に老後資金を入れていた人は、マイナス30%です。「株だけ」の人は、最高値で浮かれていますが、次の暴落で慌ててしまうことになる可能性があります

金が下がって株が上がる。株が下がって金が上がる。別々の動きをするものを組み合わせておけば、どちらが来ても「全部やられる」ことはない。今回の「金急落×株最高値」は、まさに分散の意味を教えてくれる生きた教材です

私自身は、生活費の土台は高配当株の配当で作り、成長は投資信託にも任せる、という考え方ですが、資産を最大化したのは、S&P500のインデックス投資です。金は少額のETFしか保有していません。だからこれが正解ではありません。自分の投資の目的を自分で考え ただ増えたら嬉しいから利確するや、減ったら不安だから損切りするということを繰り返すのではなく、「毎月の生活費」「長期の成長」「もしものお守り」「インフレと連動する」など——役割の違うものを、分けて持つ。この考え方だけは、どなたにも共通して役に立つと思っています。

私はJALの客室乗務員を30年やっていました。そして2010年、JALは経営破綻しました そのとき、私の両親は株主優待目的でJALに投資していました。ANAと迷って、子供が働いていると言う理由だけでJALに数百万円投資してました。JALが倒産した時 わかったことは、「株は怖い」ということではなく 1つの会社に集中してはいけないということ。と財務を確認しないまま、感情で投資してしまうことです 会社は潰れることがあります。破綻のとき、現場では多くの投資家からお叱りを受けました。お金を返してほしい、や、税金泥棒など、自分の会社が倒産している辛さに加え、謝罪し続けた時期に学んだことは、社員であっても自分の会社の財務を確認する必要があることと、自分が株主になるなら、有価証券報告書を過去まで遡って確認して業績を見る大切さです

今回の金の急落も同じです。ニュースで「金、暴落!」と見て、慌てて金を全部売った人がいたり、「株が最高値だから」と、金を売ったお金で高値の株に飛び乗った人がいたりしたら。数年後にその判断がどのように影響を与えるのか、歴史を学ぶと、想像ができます 恐怖や興奮で動くのではなく、自分の投資の目的を明確にすることが、私たち個人投資家にできる唯一の武器だと思っています

相場が荒れた日に私がやることは、売り買いではありません。やることはたった3つです ①つめは 保有銘柄の決算と配当方針を確認すること、②つめは必要ならIRに電話して直接聞くこと ③つめは 不要な売買を繰り返さないことです

今日のまとめです。

  1. 金の急落は「上がりすぎ・金利・換金売り」が重なったもの。「有事の金」も万能ではない
  2. 金・オルカンS&P500・高配当株は、優劣ではなく役割が違う。
  3. そして一番大事なこと。「金は急落、株は最高値」のような相場で、慌てて資産を動かした人から損をするということです

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