この記事では、エバー航空のキャビンアテンダントになるための条件を書いています。
エバー航空の魅力や、特徴も書いているので、自分の経歴や志望動機に加えて、合格に結び付くアピールポイントがわかります。
エバー航空のキャビンアテンダントになりたい人は、この記事を読んで、自分の経歴や志望動機と合わせて合格に結びつくアピールポイントを見つけることができます。
この記事は2019年の情報です。詳細はカタール航空のホームページをご覧ください。採用のご案内 – エバー航空 | 日本 / Japan (日本語) (evaair.com)
エバー航空とは
エバー航空は、1989年に設立された台湾の航空会社で、世界的に高い評価を受けているサービスを提供しています。
エバー航空は、スカイトラックスやワールドエアラインアワードなどの世界的な航空サービスのランキング上位で、優れたサービスレベルと安全性を提供しており、社員を大切にし、キャリアアップのチャンスが多い社員満足度の高い航空会社です。
台湾の航空会社であるエバー航空は、札幌、青森、仙台、東京(成田、羽田)、小松、名古屋、大阪、松山、福岡及び沖縄から台湾へ、そして台湾から世界60都市以上へ就航しているので、日本人にとって親しみのある航空会社の一つです。
エバー航空の魅力
エバー航空では、1992年12月に世界に先駆けてプレミアムエコノミークラスを導入しました。このプレミアムエコノミークラスは、ビジネスの乗客からも観光客からも高い人気を博しており、航空業界に新たな風を吹き込みました。
エバー航空の魅力は、高いサービスレベルと安全性、そして社員の福利厚生やキャリアアップのサポートにあります。社員にとっては、キャリアアップのチャンスに恵まれています。キャビンアテンダントの職務に限らず、営業やマーケティング、パイロットなどの職種への職変も可能です。
エバー航空のキャビンアテンダントになるための条件とは
学歴
2019年のエバー航空のキャビンアテンダントに求められる条件は、専門学校卒以上となっており、新卒・既卒は問われませんでした。
2019年以前のエバー航空では、高校卒業以上のキャビンアテンダントもいるので、応募する場合は、公式ホームページで確認する必要があります。
語学力
採用条件には、専門学校卒以上かつ英検2級以上のレベルが必要と書かれています。
- TOEIC:550点
- TOEFL iBT57点
- TOEFL ITP457点
- IELTS4.0
- BULATS 40点
2019年度の採用には上記点数以上の成績が必要でした。
また、面接時に卒業証明書と英検2級またはTOEIC550点以上を証明する書類が必要で、日本語や英語が堪能なことも求められています。
台湾では中国語(北京語)が公用語となっていますので中国語(北京語)ができると、なお良いとされています。
身長体重
エバー航空のキャビンアテンダントの採用試験では、面接前に身長測定が行われています。
近年、身長を条件にしている航空会社は少なくなりましたが、エバー航空では身長の条件にとても厳格です。
身長測定で160cmに満たないと面接に進むことができません。
書類では正確な身長を記載するようにしましょう。身長の測定で160cm以下の人は、その場で帰らなければなりません。
2019年度に体重の記載がありませんが、過去に求められていた基準を参考にして下さい。
体重はBMI(Body Mass Index)によって評価され、20~25の範囲内に収まる必要があります。
視力
視力は、航空機内での安全性や業務の遂行上、重要な要素となっているため、キャビンアテンダントの採用時には、一定の基準が設けられています、
矯正視力
右0.8以上、左0.8以上
ただし、遠近両用眼鏡やコンタクトレンズを使用して、矯正視力の基準を満たすことも可能で、色覚に関しても一定の基準が設けられています。
視力については、健康診断や面接時に検査が行われ、基準を満たしていない場合は、応募者の採用が見送られることがあります。
この基準は過去の例を参考にしているので実際の基準は公式ホームページでご確認ください。
健康
健康診断では、身体検査、肺機能検査、心電図検査、血液検査、尿検査などが含まれます。健康状態に問題がある場合は、医師の指導に従って治療する必要があります。
体力検査
キャビンアテンダントは、長時間立ち続けたり、急な動きをすることが多いため、体力が必要なので、体力検査では、腕立て伏せ、腹筋、スクワット、ステップアップなどが含まれています。
採用までの流れ
エントリーシート記入
- EVA航空のホームページからエントリーシートを記入し提出します。
- エントリーシートの選考後、通過した人には、面接の連絡が届きます。
- 面接に通過すると、同じ日に、筆記試験が行われます。
例:2017年の選考
- 1次選考 グループ面接 1グループ20~25名 英文朗読
- 2次選考 グループ面接 1グループ 4~5名
- 3次選考 筆記試験
入室から退室までの立ち居振るや待機中の表情もチェックされているので、気を抜かずに面接に臨みましょう。
英文朗読中は、わからない単語が出てきたとしても、堂々とした大きな声で読み上げると好感度が上がります。
筆記試験の前に提出する書類
- 証明写真1枚(5cm×3.5cm / カラー写真)
- 全身スナップ写真2枚(KGサイズ(10.2cm ×15.2cm)/ カラー写真/背景自由。3ヶ月以内に撮影したもの/写真館、スタジオ撮影は不可/写真裏面に氏名を油性ペンで記載のこと/2枚違う写真をご準備ください。)
- 応募資格を満たした語学資格証明書原本およびコピー1枚
- 卒業証明書原本およびコピー1枚
後日、身体測定と体力測定の日程が調整されます。
福利厚生
福利厚生は他の航空会社と同じように充実しています。
健康保険、退職金、結婚祝い金、出産祝い金、旅行割引、住宅ローン補助などがあり、社員研修などの機会も提供され、グローバルな環境で働くことができ、英語力を向上させるための研修も用意されています。
給与
初任給は、月33,000台湾ドル(約120,000円)で、手当が含まれて年収400万円です。勤務年数によって、550万円から600万円に上がります。
エバー航空に合格するための秘策とは。
採用試験での面接は、台湾人面接官が担当するため、英語で行われます。
面接官は、身だしなみや声のトーン、英語の発音など、第一印象を重視しており、自己紹介の後に、エントリーシートに書いた内容について質問されます。
過去の面接では、一問一答ではなく、質問の答えに対して掘り下げた質問をされ、筋が通っていない発言は深く追求されるため、自己分析が必要です。
筆記試験では、10桁の足し算を10分で解く問題がよく出題されています。
エバー航空が重視しているキャビンアテンダントの能力は、ホスピタリティや協調性、チームワークと熱意なので自己アピールに織り交ぜましょう。
まとめ
エバー航空のキャビンアテンダントになるには、厳しい身長の制限がありますが、エバー航空のキャビンアテンダントになることで、高いサービスレベルと安全性を提供する航空会社で働くことができ、福利厚生が充実した会社で、キャリアアップのサポートをしてもらえます。
エバー航空は、社員を大切にしていることで有名な航空会社なので、キャビンアテンダントに限らず、他の職種への職変も可能です。
グローバルな環境で働きたい人や、長期的なキャリアアップを望む人には、エバー航空がおすすめの航空会社です。
是非、エバー航空のキャビンアテンダントに挑戦してみましょう。
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