【速報】JAL377便、羽田空港で接触事故発生 — 誘導路エッジライトと接触しD滑走路一時閉鎖

2025年4月7日、またしても羽田空港で航空トラブルが発生しました。日本航空(JAL)の国内線、北九州空港行きJAL377便が、離陸のために滑走路へ進入する途中で誘導路のエッジライトに接触するという事故が起こりました。

事故が発生したのは午後7時20分頃。事故の影響で羽田空港のD滑走路(RWY05/23)が一時閉鎖され、約50分間にわたり他の航空機の離発着にも影響が及びました。

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JAL377便、羽田空港で接触事故

事故発生便

  • 航空会社:日本航空(JAL)

  • 便名:JAL377便

  • 出発地:羽田空港(HND)

  • 目的地:北九州空港(KKJ)

  • 機材:ボーイング737型機(推定)

JAL377便は通常通り離陸準備を進めていましたが、誘導路を走行中に誤って誘導路脇に設置されているエッジライト(誘導灯)に接触。エッジライトは滑走路や誘導路の境界を示す重要な設備であり、接触により安全確認のため滑走路閉鎖となりました。

乗客乗員への影響

この便には乗員乗客あわせて80人が搭乗しており、その中には乳児1人も含まれていました。幸いにも、この事故による負傷者はいないとのことです。機体は自力でスポット(駐機場)へ戻り、その後、別の機体に変更したうえで、乗客は無事北九州空港へ出発しています。

事故の影響と対応

事故の発生に伴い、羽田空港のD滑走路は約50分間閉鎖されました。国内線・国際線問わず、この滑走路を使用する予定だった便に遅延が発生し、一部便は出発待機や着陸遅延の対応が取られました。

事故原因は現在調査中

今回の接触事故については、JALおよび国土交通省が原因調査を進めています。誘導路の幅員や機体の位置取り、パイロットのハンドリング、視界状況など様々な要素が調査対象となります。エッジライトは基本的に安全な位置に設置されていますが、機体の走行ラインがずれてしまった可能性も考えられます。

今回の事故のポイント

羽田空港は日本一の発着回数を誇る空港であり、滑走路や誘導路が複雑に入り組んでいます。特に夜間や悪天候下では、誘導路の走行ミスや接触事故のリスクはゼロではありません。

今回の事例では人的被害が出なかったことが何よりでしたが、以下の観点で今後の検証が重要になるでしょう。

チェックポイント

  • パイロットの誘導路走行時の注意力

  • 誘導灯の配置や強度

  • 空港側の標識・照明の視認性

  • 事故後の対応スピード(機体交換・遅延対応)

まとめ

2025年に入り、日本の航空界では安全への意識が改めて問われる出来事が続いています。1月のJAL516便の事故に続き、今回のJAL377便の接触事故も「ヒューマンエラー防止」「空港インフラの安全性強化」の重要性を再認識させられるケースです。

今後の正式な調査報告を待つとともに、JALや航空業界全体がさらなる安全対策を講じていくことが期待されます。

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