この記事は、キャビンアテンダントのパッキング術をご紹介しています。
この記事を読むと、スーツケースの中にキレイに効率的に収納する方法がわかります。
現役のキャビンアテンダントは、フライトごとに移動があるので、短時間で効率的なパッキングをすることができます。
効率的なパッキングに必要なこと
荷物の整理
旅行の目的や期間に合わせて必要なアイテムをリストアップしましょう。
重複するアイテムを排除すると無駄な荷物を減らすことができます。
ホテルのランドリーサービスを利用することもでき、有料で使える洗濯乾燥機を用意しているホテルもあります。
キャビンアテンダントの中には、下着やストッキングを自分でホテルの洗面台で手洗いする人もいます。ホテルの部屋は乾燥しているので、すぐに乾くので効率的です。
重いアイテムの配置
スーツケースの下や奥に配置するとバランスを取ることができます。
軽いアイテムや頻繁に使うアイテムの配置
スーツケースの上部や手前に置いて取りやすくしましょう。
貴重品の管理
身につけるバッグに収納し、常に確認しましょう。
パスポートやID、スマホやお財布などは、ハンドキャリーバッグや鍵付きの収納を使いましょう。
ステイ先においても、緊急時に備え貴重品はまとめておき、すぐ持ち出せるようにしておくこと、と訓練部で学びました。教官は寝る時には、ベッドサイドにハンドキャリーバッグを置いて寝る、と言ってました・・・
必要最低限の貴重品のみを持参して盗難を防ぎましょう。
クレジットカード会社の連絡先はすぐに確認できるようスマホのメモ機能を利用しましょう。
スペースの有効活用
小物をスーツケースの隙間に収納することで安心して運ぶことができます。
小物の整理
カテゴリごとにポーチや袋を使用して整理すると便利です。
ラベルや色分けで一目で中身がわかるように、物を探す時間の削減をしましょう。
靴の収納
シャワーキャップや専用の袋を使用して、衛生面に配慮しましょう。
スカーフやワイシャツ
クリアファイルに入れて収納すると、皺にならず場所も取りません。
キャビンアテンダントは予備の制服のスカーフやストッキングを持参しています。
液体物の制限と、漏れや破損を防ぐ方法
国際線の機内持ち込み、液体物の制限
透明なジッパー付きのビニール袋に、100ml以下の容器に入った液体物を、1人1つ持ち込み可能です。
セキュリティチェック
セキュリティチェック時には、液体物を含む透明なプラスチック袋を取り出し、トレイの上に置いてスキャンを受ける必要があります。
例外
- 乳児を同伴する旅行者は、乳児の食事や飲み物を持ち込むことができます。これには100mlの制限は適用されません。
- 処方箋を持っている薬や、特定の医療用品も例外として持ち込むことができますが、事前に航空会社や空港のセキュリティに確認することをおすすめします。
免税店での購入
出発後、空港の免税店で購入した液体物は、特別に封をされた袋に入れられます。
この場合、途中で乗り継ぎがある場合でも、その袋を開けない限り、次の搭乗時にも持ち込むことができます。
注意
ジェル状のアイテムや歯磨き粉などのペースト、マスカラや口紅のリップグロス、目薬なども液体として扱われるので注意が必要です。
飛行機に液体物を持ち込む際は、上記のルールを守り、事前にしっかりと準備をしておくことで、スムーズな搭乗が可能となります。
ダブルパッキング
液体アイテムを二重の袋に入れてスーツケースの中が汚れないように注意しましょう。
飛行機の中は気圧の変化で中身が漏れやすいです。
容器選び
漏れにくい、しっかりとした容器を選びましょう。
上部に配置
スーツケースの上部に液体アイテムを配置し、漏れた場合の被害を最小限にしましょう。
スキンケアセットや化粧品
ジッパーつきのビニール袋に入れて収納し、機内持ち込み手荷物に入れる時は上記に記載した注意点を守りましょう。
それ以外の液体物は没収されるか、その場で廃棄する必要があります。
洋服の収納、シワにならないためのテクニック
ロールパッキングの活用
服を平らに広げ、きれいに折りたたんだ後、細長く巻き上げて収納しましょう。
インターリーブパッキング
2枚の服を交互に重ね、一緒に折りたたむことで、シワの発生を抑えることができます。
圧縮袋の使用
空気を抜くことで服をコンパクトに収納し、シワを最小限に抑えてくれます。
ホテルの部屋に到着したらハンガーにかけましょう。
服の素材の選択
ジャージーやシンセティックな素材はシワになりにくい特性があります。
アイテムの平置き
スーツケースの底に平らに服を置くことで、他のアイテムの重みでシワがつくのを防ぎます。
薄手のアイテムの重ね置き
シャツやブラウスなどの薄手のアイテムは、複数枚重ねて一緒に折りたたむと、シワの発生を抑えてくれます。
これらのテクニックを活用していただくことで、旅行中もきれいな状態の服を保つことができます。
パッキングのコツ
重いアイテムの配置
重くて大きい物はスーツケースの下や奥にしましょう。
これにより、スーツケースが前後に倒れるリスクを減少させます。
軽いアイテムの配置
軽いアイテムや頻繁に取り出すものは上部や手前に配置。これにより、取り出しやすさとバランスを保ちます。
スーツケースの選び方
荷物の量に合わせたスーツケース
荷物が多い人は両面タイプのスーツケースを、少ない人は片面タイプを選びましょう。
これにより、荷物がゆるみにくく、移動中の安定性が増します。
旅先での快適さを追求
衛生面の対策
折り畳みのケトルを持参することで、衛生的に気になるステイ先でも安心して飲み物を楽しむことができます。
和食が恋しい時のために
旅先で和食が恋しくなったときのために、コンセントの変換プラグやお箸、スプーン、しょうゆやお味噌汁を持参すると便利です。
最後に
パッキングの再確認をしましょう!
重くて大きい物はスーツケースの下や奥に配置し、荷物の量に応じて、両面タイプのスーツケースや片面タイプを選ぶことで、効率的なパッキングが可能です。
キャビンアテンダントのパッキング術は、頻繁に移動する彼ら彼女らの経験に基づいています。
これらのテクニックを活用することで、旅行中のストレスを大幅に軽減し、より快適な旅を楽しむことができます。
旅行は予期せぬ出来事がありますが、しっかりとした準備と工夫をすることで、そのような出来事も乗り越えられるはずです。
安全で楽しい旅をお祈りしています。
キャビンアテンダントの給与について知りたい人必見!日本と外資系航空会社の年収ランキングと手取り額の内訳を解説。 (cabinattendant.blog)
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