YouTubeライブ配信での投資アドバイスは危険!金融商品取引法を徹底解説。

結論として、私(福永かおる)は、今度YouTubeの設定を収益化オフにしてCMが入らないようにし、スパチャを受け取らない設定にします。また、個別銘柄についての詳細な分析や推奨を避け、投資判断は視聴者自身で行うよう明確に伝えていきます。(言い忘れのため概要欄に記入します。)、また、情報源を明示し(SBI証券や、福利計算ソフト、会計ソフトなど)、客観的な情報提供に徹し、自分の行ってきたこと(FIREまでの節税や、投資のやり方)を具体的に説明します。

スポンサーリンク

投資助言業とは

日本の金融商品取引法では、以下のような行為を有償(報酬を得る形)で行う場合に「投資助言・代理業」の登録が必要です。

特定の金融商品(株式、投資信託、ETFなど)の 売買や価値に関する助言 を行うこと。

    • 「この銘柄を買うべきです」
    • 「この株は今後上がる可能性が高いです」
    • 「今が売るべきタイミングです」

登録が必要な理由:視聴者に具体的な投資のアドバイスを行い、それが投資行動に影響を与える場合、金融取引の安全性を確保するために規制対象になるためです。

スパチャと投資助言の関係

スパチャ(スーパーチャット)は視聴者がYouTuberに対して送る金銭的な応援ですが、投資助言業とみなされる可能性がある行為とスパチャが結びつく場合、法的な問題が生じる可能性があります。

視聴者がスパチャを送り、その対価として特定の銘柄の評価やアドバイスを求め、それに答える場合。

    • 例:「この銘柄の価値を教えてください」とスパチャ付きで質問され、個別銘柄に対して具体的な助言を行う。
    • この場合、「スパチャ=報酬」と解釈される可能性があり、金融商品取引法に抵触する可能性があります。

スパチャを受けない方が良い理由

指摘された「スパチャを受け取らない方が良い」というアドバイスは、このようなリスクを避けるためです。

視聴者には「個別銘柄の評価は行わない」と明言し、質問に対しては、あくまで一般的な投資知識の共有や手法の解説にとどめる。

実際にやってはいけない具体例

  • 「この株は成長が見込まれるので買い時です。」
  • 「〇〇という投資信託はリスクが低いので、購入をおすすめします。」
  • スパチャを受けた視聴者に特定銘柄の価値や売買タイミングについて具体的なアドバイスを提供する。

合法な情報発信とは

  • 一般的な投資知識の解説: 「複利の効果は時間をかけると大きくなるため、長期投資が効果的です。」
  • 金融商品の具体的な名前を出さない解説: 「高リスク・高リターンの商品を選ぶ際には、十分にリサーチが必要です。」

このように、特定の銘柄や商品に言及せず、視聴者が投資について学ぶ手助けをする形にすれば問題ありません。今後、「個別銘柄について具体的な助言は行わない」ことを配信内で説明し、誤解を避けるようにします。


まとめ

「スパチャを受け取る形で個別銘柄の助言を行う」行為は、投資助言業とみなされ、登録が必要な可能性があるため注意が必要です。

コメント