安定収入を目指す投資家になろう!高配当株のメリットとリスクについて、知らないと損する長所と短所について説明します。

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この記事では、高配当株投資のメリットデメリットを説明しています。

この記事を読むと、高配当株投資が、計画的に資産を増やしたい人に向いていて、一攫千金を狙うタイプには不向きであることがわかります。

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高配当株投資とは

高配当株投資とは、高い配当金を提供する企業を選び、これにより収入を得る投資手法で、資金がいきなり大きくなることはないですが、安定した配当金を得たい人にとって向いている投資です。

高配当株投資の魅力

不労所得を得られる

1年に複数回、入金される配当金は生活費に使うことができるので、経済的にも精神的にも余裕につながり、子どもの学費に使えたり、今までは行けなかった美味しいレストランに行くことや、日常に彩りを与えてくれます。

株価の変動が気にならない

トレーダーやFXを行う人と違って、株価を気にすることなく、日々の生活を楽しめます。イチかバチかの運にかけたりすることなく、安定した企業の株主となることで安定した生活を送ることができます。

将来の収入を予測できる

配当利回りを確認できるので、年間の配当金を予想でき、余った資金は、さらに高配当株に投資することで、資産を増えていきます。

株価と配当の収益を両方獲得

安定した配当金に加え、株価の上昇とともに利益を期待できます。景気が悪化し株価が下がった時も、配当金は変わらず入金されます。

高配当株投資の始め方

高配当株投資について学ぶ

株式投資はリスクを伴うので、始める前にしっかりと知識を得ることが重要で、最初は基本から学び、徐々に深い知識を身につけていきましょう。

簿記を学ぶといいと言いますが、私は2回チャレンジして挫折しました・・・

証券口座の開設

取引コストが低く、少額から投資可能な証券会社を選び、口座を開設します。

高配当株の選び方

企業の財務健全性や配当継続性をチェックし、将来性のある株を選びましょう。

高配当株投資をする時に大切な指標

私は、以下の指標のうち、ROEと自己資本率を重視しています。ROEが、8%あれば優等生で、自己資本率が50%以上なら信頼しています。

PER(株価収益率)

PERは「株価÷一株当たり利益(EPS)」で計算され、株価が一株当たりの純利益の何倍で取引されているかを示します。低いPERは株価が割安である可能性を示唆しています。

PBR(株価純資産倍率)

PBRは「株価÷一株当たり純資産(BPS)」で計算され、株価が企業の純資産に対して何倍で評価されているかを示します。一般的にPBRが1未満であれば株価が純資産価値以下で取引されているとされ、割安と見なされることが多いです。

ROE(自己資本利益率)

ROEは「純利益÷自己資本」で計算され、企業が自己資本をどれだけ効率的に利用して利益を生み出しているかを示します。高いROEは企業の効率的な資本利用を示しています。

自己資本率

企業が将来の経済的な不確実性に対してどれだけ耐えられるか、また、追加の借入能力がどれくらいあるかを示し、自己資本率が高い企業は、不況時にも財務状態が安定しており、新たな投資や事業拡大のための内部留保が豊富にあると評価されやすいです。

配当利回り

年間配当金額を現在の株価で割ったもので、株価投資に対する現金収益の割合を示します。投資額に対してどれだけの配当が得られるかを示すため、高配当株を選ぶ際の重要な指標となります。

EPS(一株当たり利益)

純利益を発行済み株式総数で割ったもので、企業が一株当たりでどれだけの利益を生み出しているかを示します。

営業キャッシュフロー

企業の基本的なビジネス活動からどれだけのキャッシュが生み出されているかを示します。強い営業キャッシュフローは企業の健全な財務状態を示す指標です。

負債比率

総負債を総資産で割った比率で、企業の財務の安定性やリスクの程度を示します。低い負債比率は財務の健全性が高いと評価されます。

配当性向

純利益に対する配当の割合で、企業が利益のどれだけを株主に還元しているかを示します。高い配当性向は株主還元に積極的な企業姿勢を示しています。

売上高成長率

一定期間における売上高の成長率で、企業の成長性を示す指標です。

総資産回転率

売上高を総資産で割ったもので、企業が保有する資産をどれだけ効率的に使って売上を生み出しているかを示す指標です。

高配当株投資の注意点

配当利回りランキングを見ると、6~7%の配当金を出しているところもありますが、安定した会社ではないことが多いので注意しましょう。

リスクとリターン

投資は常にリスクを伴うので、株価の大幅な下落や配当のカットがあることは理解しておきましょう。

少額からのスタート

損失リスクを管理するため、少額から始めることが推奨されます。

分散投資

リスクを分散させるために、複数の銘柄に投資しましょう。

日本には良質なETFがないので、自分で選定する時は50~80銘柄以上を保有し、配当金の価格の割合を調整しましょう。

大金持ちにはなれない

高配当株投資から大金持ちにはなれません。着実な収益を目指すことを心がけましょう。

継続的な学習と実践

知識を深め、経験を積むことで、伝統的な投資の方法を身につけましょう。

高配当株として有名な投資先

日本とアメリカの企業で、高い配当金を提供している有名な企業の一例ですが、2024年現在株価が上がっており、買う時期かどうかを判断するのは自己責任です。

私は、たまたまコロナ禍に高配当株を始めたので、今の価格の半分や3分の1で買えたものもありますが、未来の株価と為替変動は誰にも予想できるものではありません。

配当利回りは市場状況により変動するため、最新の情報を確認してください。

AT&T Inc.

配当利回り約7.4%

Exxon Mobil Corporation

配当利回り約3.7%

Chevron Corporation

配当利回り約3.4%

Pfizer Inc.

配当利回り約3.9%

Procter & Gamble Co.

配当利回り約2.3%

KDDI株式会社

配当利回り約3.1%

東京電力ホールディングス株式会社

配当利回り約3.8%

日本たばこ産業株式会社 (JT)

配当利回り約6.0%

三菱UFJフィナンシャル・グループ

配当利回り約4.0%

これらの企業は定期的に配当を支払っており、特にインカムゲインを目的とする投資家にとって魅力的で、配当利回りは常に市場価格や企業の業績に影響されるため、投資の際には最新の財務データや市場の動向をよく調査することが重要です。

まとめ

この記事では、高配当株投資の基本的な魅力とリスク、それに向いている人物像について詳しく説明してきました。

具体的には、高配当株投資は堅実で計画的に資産を増やしたい人に最適であり、一攫千金を狙うタイプには不向きです。

高配当株から得られる安定した配当金により、不労所得を得ることができ、これが経済的な余裕や生活の質を向上させてくれます。

投資を始める前に必要な知識をしっかりと学び、リスクを理解した上で、少額から始めましょう。

高配当株の選び方として、企業の財務健全性や配当継続性が重要視で、情報を基に慎重な投資判断を行うことが大事です。

最後に、高配当株投資は大きな利益を生む可能性は低いものの、着実な資産形成を支援する堅実な手法です。

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