最近SNSなどでも話題になっている
「高齢者専用のNISA（プラチナNISA）」って聞いたことありますか？
人気X（旧Twitter）投資家の岐阜暴威さんも取り上げていましたね
「老後の生活費に、毎月お金がもらえる投資ってできないのかな…？」
そんな方のために、金融庁が本格的に動き始めているというニュースを紹介します。
高齢者向けNISAとは
現在のNISA制度（2024年に新しくなったNISA）は、
「若い世代の長期投資」に適した仕組みになっています。
でも、70代・80代の高齢の方にとっては、
- 「そんなに長期では運用できない…」
- 「毎月の生活費の足しにしたい」
- 「毎月分配金がほしい！」
というニーズがあるんですよね。
そこで金融庁が考えているのが…
「プラチナNISA（仮称）」という、高齢者専用の新しい非課税制度です。
プラチナNISAの特徴（検討中）
| 項目 | 内容（案） |
|---|---|
| 対象者 | 高齢者（具体的な年齢は未定） |
| 対象商品 | 毎月分配型の投資信託（定期的にお金がもらえる商品） |
| 利用目的 | 毎月の生活費の補填、年金の補助など |
| 開始予定 | 早くて2026年度以降（まだ未決定） |
なんで今こんな制度が検討されているか
金融庁が動いた背景には、こんな声があり
- 「NISAって“長期・積立・分散”が前提で、高齢者には不向き…」
- 「年金だけでは足りない、毎月分配金がもらえる仕組みがあれば安心」
- 「銀行預金ではお金が増えないけど、投資信託なら生活の足しになるかも」
こうしたニーズを受けて、“高齢者にもやさしいNISA”をつくろうという流れができているんです
今すぐ使えるのか
今のところ、まだ制度は決まっていません
現在はあくまで「金融庁が本格的に検討をはじめた段階」であり、
2026年度の税制改正要望に盛り込まれる可能性がある…というレベルです。
つまり、
- 国会での議論
- 法律の整備
- 制度の詳細決定（年齢や投資商品など）
などを経て、実際に始まるかどうかは今後の動き次第なんです。
まとめ
| 内容 | 現状（2025年4月16日時点） |
|---|---|
| プラチナNISAの構想 | 金融庁が本格的に検討中 |
| 対象 | 高齢者（年齢はまだ未定） |
| 対象商品 | 毎月分配型の投資信託などが想定されている |
| 開始時期 | 最短でも2026年度以降 |
| 現行NISAとの違い | 現在のNISAには「高齢者専用枠」はない |
「高齢者でも安心して投資できる制度があれば…」
そんな思いがようやく制度に反映されそうな兆しが見えてきました
でも今はまだ、“これから議論が始まる段階”なので、様子を見ることが大切です。
「こんな制度が始まるかも」と知っておくだけでも、
これからの資産形成に役立ちます
金融庁や政府の公式発表を確認って大変ですね
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