50代になってインデックス投資から高配当株投資に切り替えた理由と高配当株投資のメリットデメリット。

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この記事は、インデックス投資から高配当株投資に切り替えた理由について書いています。

この記事を読むと、52歳でインデックス投資から高配当株投資に切り替える理由やそのメリット、デメリットがわかります。

私はインデックス投資は利回りが6%~7%で、投資の最強パターンということはわかっているのに、50代でインデックス投資から利回り3%~4%の高配当株投資に切り替えました。

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インデックス投資から高配当株投資に切り替えた理由

50代になると、老後が見えてきます。

定年後の収入源として、定期的な配当金が得られる高配当株は心の余裕につながり、安定したキャッシュフローを確保できます。

①インデックス投資の取り崩し方が難しい

インデックス投資の取り崩しには、4%ルールなど、計算をしながら、高齢になって少しずつ資産を取り崩さなければなりません。

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慎重な自分の性格を考えると資産を取り崩していくことが不安になると思いました。

高配当株は、定期的に配当金が支払われるため、資産を売却せずに現金を得ることができ、資産を売却しないと現金化できないインデックス投資よりも安心です。

②精神的に安心と満足が得られる

配当金が定期的に支払われることで、生活に余裕が出て経済的にも精神的にも余裕が出てきます。

50代は、一般的に資産形成のピークを過ぎています。

資産をどのように使うかを考える時期で、いつ病気になるのかわからず、自分が長生きするのか、短命なのか、寿命もわかりません。

来るかわからない老後に向けて積立投資をするよりも今の生活を重視できます。

③金融市場の変動

高配当株投資は、市場の変動に左右されません。

株価が下落しても配当金は受け取ることができ、額が上がることもあります。

下落市場での日常生活への影響は少なくてすみ、何十年も待てない50代にとっては資産の大幅な減少を避けたいという気持ちが強くなるため、この点は大きなメリットです。

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④リスク分散

高配当株投資に切り替えることで、簡単に資産の一部をリスクの低いキャッシュフローに変換し、全体的なリスクを分散させることができます。

インデックス投資は長期的な資産拡大には有効ですが、老後を考えると、安定した収入源が欲しいと思いました。

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高配当株投資のメリット

①安定したキャッシュフロー

高配当株は定期的に配当金をもらえるので、老後の生活費をカバーすることができます。

インデックス投資は、長期的な成長を目的とするため、配当金よりも再投資による資産拡大で大きな成果がでるので、キャッシュフローが必要な時は、資産を売却する必要があります。

②市場変動に動じない

高配当株投資は、市場の下落時でも配当金が支払われます。

配当金を受け取ることが目的なので、株価の上下に一喜一憂することなく、たまに確認する程度ですみます。

インデックス投資は、市場全体に連動するため、市場の大幅な下落時には資産価値が半分になることもあり、不安になります。

ここで売らない忍耐力が必要です。

③リスクの分散

高配当株投資は、配当金を安定的に出す企業を選び、複数の高配当株に分散投資することで、個別企業のリスクを回避できます。

④配当金再投資

高配当株投資でも、余裕がある時は配当金を再投資することで、複利効果が得られます。

定期的に配当金を受け取り、それを再投資することで、資産が効率的に増加します。

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⑤今の生活に余裕が出てくる

50代に入ると病気も心配ですし、自分が長生きするのか、短命なのか、寿命もわかりません。

来るかわからない老後に向けて積立投資をするよりも今の生活を楽しめます。

インデックス投資は、終わるまでいくらになるかわからず、資産が増えているという実感を得るまでには時間がかかります。

高配当株投資のデメリット

①資産拡大のスピードが遅い

高配当株投資は定期的な配当金を目的としているので、企業の成長性や株価の上昇が期待できない会社が多いです。

高配当株は成熟した企業が多く、新興企業のような急成長は期待できません。

高配当株投資は、インデックス投資に比べて資産拡大のスピードが遅いですが、毎年キャッシュフローが改善されていくため、日々の生活が良くなっている実感を得やすいです。

暴落リスクや長生きリスクに対する心配も少なく、安定したキャッシュフローを得られます。

②資産を使い切らないまま死ぬ

高配当株投資では、配当金で満足して資産を使わないまま死ぬことがあります。

そういった場合は、遺産として相続するか、寄付するかなどの選択肢が考えられます。

③遺産として相続する

高配当株を遺産として相続する場合、家族や親族にとって大きな財産となるので、相続税の対策を考え、資産をどのように分配するか考えたりしなければなりません。

④寄付する

高配当株を慈善団体や非営利団体に寄付することで、社会貢献をすることも可能です。

寄付を通じて、教育、医療、環境保護など、さまざまな分野で貢献でき、寄付する際には、税制上の優遇措置を利用することで、資産を有効に活用できます。

⑤信託を利用する

信託を利用して、資産を計画的に管理・分配する方法もあります。

信託を設定することで、自分の意思に基づいて資産を管理し、遺産を受け取る人や団体が確実に受け取れるようにすることができます。

また、信託を通じて、配当金を特定の目的や団体に継続的に寄付することも可能です。

⑥生前贈与

生前贈与を活用することで、資産を計画的に移転することができます。

生前に贈与することで相続税の負担を軽減することができ、贈与税の非課税枠を活用しながら、計画的に資産を移転することが重要です。

⑦自分のために使う

資産を使い切らないまま死ぬ前に、自分のために使いましょう。

旅行や趣味、自己投資など、自分の人生を豊かにするために資産を活用することもできます。

自分が満足できる形で資産を使うことが、充実した人生につながります。

高配当株投資によって得られた資産をどのように活用するかは、価値観やライフスタイルによって変化します。

まとめ

高配当株投資を選ぶ理由は、毎日の生活が良くなっている実感が得られ、経済的にも精神的にも余裕が出てくるからです。

インデックス投資は、長期的に6%~7%の利回りで、高配当株投資の配当利回りの3%~4%と違って資産が拡大できますが、キャッシュフローは改善しません。

インデックス投資と配当金投資の違いを理解し、自分の投資目的に応じて適切な投資方法を選択することが重要です。

私が投資を始めた時はインデックス投資でした。インデックス投資で投資に慣れてから高配当株投資に切り替える方法もあります。

初心者にはインデックス投資をお勧めしますが、目的に応じて配当金投資も検討してみる価値があります。

私が投資を始める時に最初に読んだ山崎元さんの本はとてもわかりやすかったので、参考にしてみてください。

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