葬儀にかかる金額と詳細
- 家族葬:平均費用は約50万円〜99万円
小規模な場合は50万円以下も可能ですが、規模や装飾、飲食の内容で100万円前後になることが一般的です。 - 直葬(火葬式):15万円〜25万円程度で、費用を最小限に抑えたい方に選ばれています。
9割の人が家族葬を選ぶ理由
- コロナ禍の影響
- 小規模で参列者を限定し、装飾費用や飲食費用を簡素化。
- 簡素で自由な形式
- 家族や親しい人だけで行うため、故人の思い出を語り合える
- 気遣いが少ない
- 親戚や会社関係の「序列」や挨拶、接待が不要。
家族葬の費用内訳
- 葬儀一式費用
- 祭壇費用:約60万円〜
- 棺の費用:約8万円〜
- 骨壷の費用:約2万円
- ドライアイス:1日3,000円(火葬までの日数に応じて増加)
- 霊柩車の手配:3万円〜5万円
- スタッフ人件費:10万円
- 斎場使用料
- 式場使用料:10万円〜140万円(地域差あり)
- 火葬場使用料:8万円〜15万円
- 宗教費用
- お布施:3万円〜5万円
- 飲食・返礼品費用
- 通夜振舞い:1人5,000円〜1万円
- 返礼品費用:1人1,000円程度(最近は香典を辞退する人も多いが、辞退しても届くことがある。)
- その他の費用
- 霊安室使用料:1日3,000円〜5,000円
- 火葬場の混雑状況によっては、ドライアイス代や霊安室代が数日分追加でかかる。(冬場は混み合う)
直葬(火葬式)の選択肢
- 費用:15万円〜25万円程度
- 内容:通夜や告別式を省き、火葬のみを行う形式。最近では20〜30%の遺族が直葬を選択。
- メリット:最も費用が抑えられる形式。
- デメリット:親族や知人が集まる機会が少ない。
亡くなった直後にやるべきこと
- 近親者への連絡
- 血縁の濃い人にとっては深夜・早朝でもマナー違反ではない。
- 死亡診断書の受け取り
- 病院や担当医から発行。役所に提出する前にコピーを数枚保管。発行費用:約5,000円。
- 葬儀社とお寺へ連絡。
葬儀で重要なこと
家族葬は、費用を抑えつつ大切な人を親しい人だけで見送れる点が大きな魅力です。以下の点に注意して知識をつけておきましょう。
- 総額を把握すること
- 葬儀費用は追加費用が発生しやすいので、事前に見積書を確認し、内訳を明確にする。
- 適切なプラン選び
- 家族葬や直葬など、遺族や故人の希望に合った形式を選ぶ。
- 事前相談を活用する
- 葬儀前の相談で費用感や流れを確認し、準備しておく。
- 騙されないための注意点
- 安価なプラン(例:39万円〜)の広告に注意。実際には追加費用で総額が倍以上になることがある。
- 信頼できる葬儀社を選ぶため、複数社の比較を行う。
- 不透明な料金体系
テレビやネット広告で「家族葬39万円~」などの安価なプランを宣伝しているが、実際には多くの追加費用が発生するの家族葬に必要なものの価格を把握しておきましょう。火葬料、飲食代、保管料、返礼品代などが必要になります。
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