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日本の航空会社でよく見かけるボーイングの飛行機は、737、767、777、787の4つです。いちばんの違いは大きさと通路の数で、737は通路が1本の小型機、767・777・787は通路が2本ある機体です。なかでも787は、機体に炭素繊維の複合材を多く使い、機内の気圧と湿度を従来の機体より快適に保てるようにしたことで知られています。元客室乗務員の私の目から見た働きやすさと、乗る方にとっての過ごしやすさを合わせて整理します。重さや座席数などの細かい数字は、航空会社や座席の配置で大きく変わるので外しました。
当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。この記事は公表資料と私の経験をもとにした一般的な紹介で、特定の会社や金融商品の推奨ではありません。機体の仕様は航空会社や座席の配置によって異なります。記載の内容は2026年10月時点のものです。
ボーイングはどんな会社か
ボーイングは、1916年に米国で生まれた航空機メーカーです。旅客機のほか、軍用機や宇宙関連の事業も手がけています。旅客機ではヨーロッパのエアバスと並ぶ大手で、日本の航空会社も多くのボーイング機を使ってきました。
737|通路1本の小型機
737は、通路が1本の小型機で、国内線の短い路線や地方空港を結ぶ便で多く使われています。エンジンの下側が平らにつぶれたような形をしているのは、地面との間の高さを確保するための工夫だと言われています。
働く側から見ると、機内が小さいので、前と後ろの客室乗務員が目で合図をし合えるのが良いところでした。搭乗のときも、後ろから入口の様子が見え、手助けが必要な方に気づきやすい機体です。一方で、通路が1本しかないので、サービス中にカートを出していると、お手洗いに立つ方の通り道をふさいでしまうことがありました。
767|2本の通路で、2-3-2の座席配置
767は、通路が2本ある中型機です。普通席の座席は、窓側2席・中央3席・窓側2席の配置が多く、窓側の2人席は、ご夫婦や友人どうしで並んで座りやすいと人気があります。
通路が2本あるので、サービスのカートを2列で同時に進められ、737より動きやすくなります。
777|長距離も飛ぶ大型の双発機
777は、エンジンが2基の大型機です。国内の幹線や、長距離の国際線で使われてきました。席数が多いので、客室乗務員の人数も多く、ギャレーも複数あります。
機内が広いぶん、前と後ろの担当どうしが直接顔を合わせにくく、インターホンや決まった合図でこまめに連絡を取り合うことが大切でした。
787|機内の湿度と気圧が快適に
787は、機体の多くの部分に炭素繊維の複合材を使った中型機です。金属の機体より錆びにくいため、機内の湿度を少し高めに保てるようになり、機内の気圧も、従来の機体より地上に近い状態に設定されています。
窓が大きく、ボタンで明るさを変えられるのも特徴です。長い便のあとの疲れ方が違う、と感じる方も多いと思います。
乗る便を選ぶときのヒント
予約の画面では、多くの場合、その便の機材が表示されています。足元の広さや窓の大きさにこだわりたい方は、機材を確かめてから便を選ぶのも一つの方法です。ただし、機材は直前に変わることもあります。
同じボーイングの飛行機でも、通路の数や機内の環境で、働く人の動き方も、乗る方の過ごし方も変わります。次に飛行機に乗るとき、どの機体か気にしてみると、旅が少し面白くなるかもしれません。
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