NISA S&P500 + 特定口座 ナスダック100
NISAでS&P500を選ぶのは、インデックス投資の王道であり、非課税メリットを活かす上で非常に良い選択です。
特定口座でナスダック100を組み合わせることで、S&P500よりも高い成長を期待する意図があるかと思います。ただし、ナスダック100はIT関連企業に集中しているため、S&P500よりも値動きが大きくなる傾向があります。このリスクを理解した上で、ご自身の許容できる範囲で投資することが重要です。
NISAと特定口座はナスダック100
- ナスダック100への集中投資となります。高いリターンを狙える可能性もありますが、その分リスクも非常に高くなります。
- 「投資初心者には「株式+現金」のポートフォリオがおすすめ」と、シンプルな分散投資を推奨しています。特定の指数への集中投資は、初心者の方にはリスクが高い可能性があります。
おすすめの次のアクション
ご自身の投資経験やリスク許容度によって、最適なポートフォリオは異なります。
投資初心者の方や、リスクを抑えて堅実に資産形成したい方
- NISA枠は引き続きオルカンかS&P500で埋めることをおすすめします。
- 特定口座についても、無理にリスクの高い銘柄を選ぶのではなく、NISAと同様にオルカンやS&P500を積み立てるか、あるいは一旦投資をストップして、来年のNISA枠に備えるのも賢明な選択です。
ある程度リスクを取って高いリターンを狙いたい方
- S&P500とナスダック100の組み合わせも選択肢にはなりますが、ナスダック100のボラティリティ(価格変動の大きさ)を理解し、ご自身の資産全体に占める割合を考慮して、無理のない範囲で投資することが大切です。
- 「投資初心者と中級者の違いを知ろう」という点で、ご自身の投資経験とリスク許容度を冷静に見極めることが重要です。
また私だったら
結論(先にズバッと)
NISA:S&P500(メイン)
特定口座:ナスダック100(サテライト)
これがいちばん「後悔しにくい」組み合わせです。
理由はかんたんで、
- NISAは非課税=絶対に“守るべき土台”
- 特定口座は“挑戦枠”=値動きが大きい商品を入れる場所
だからです。
なぜNISAはS&P500がおすすめ?
① 長期で“ほぼ右肩上がり”
50年以上の歴史で、大暴落が来ても回復してきました。
ナスダックより値動きが穏やかなので、
50〜60代でも安心して持ち続けやすい。
② 非課税で積むなら、安定性が必要
NISAの一番大事なルールは
「暴落しても売らないこと」
だから
- 暴落が深くない
- 回復が早い
S&P500が最適。
特定口座にナスダック100が向いている理由
① 値動きが大きい=利益も損も大きい
ナスダック100は、
半導体・AI・テックが中心なので、
- 20〜30%の下落が普通
- 反対に上昇も爆速
NISAに入れると、
暴落のたびに不安になって“売りたくなる”人が多いです。
特定口座なら
✔ いつでも売って整理できる
✔ 税金控除(損益通算)もできる
だからテック系は 特定口座が安全。
比較表
| 投資先 | 上がるスピード | 下がるスピード | 心の安定 | NISA向き? |
|---|---|---|---|---|
| S&P500 | はやい | そこそこ | ◎ 安心 | ◎ 最適 |
| オルカン | ふつう | ふつう | ◎ 安心 | ◎ 最適 |
| ナスダック100 | とてもはやい | とても下がる | △ 不安 | ✖ 不向き(特定口座で) |
「NISAも特定口座もナスダック100」はどう?
おすすめしません。
理由は…
- 下落がきつい
- コロナショック級だと50%下がる
- 心が折れやすい
- 売ってしまうと“積立の意味”が消える
50代・60代は
暴落時に“このまま持って大丈夫かな…”と不安で生活に影響が出る人が多いです。
目的が「老後の安心」なら…
💡 ベスト組み合わせ
NISA:S&P500
特定口座:ナスダック100(少額)
これで、
- 土台(安定)=S&P500
- 成長(上振れ狙い)=ナスダック
の形が完成します。
あなたがより攻めたいなら…
- 20代〜40代 → NISAナスダックもあり
- 50代〜60代 → 暴落のダメージが大きすぎて非推奨
「NISAは土台。特定口座は挑戦。
家を建てるとき、土台をナスダックにはしません。」

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