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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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私は現金をどのくらい持つか|インフレの時代に預金の比率を自分で決めた記録

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先に結論を書きます。私は、生活費の2年分を現金で置いて、それを超える分は企業に投資するという形に決めました。以前はほとんど全部を預金で持っていました。インフレとデフレの違いを自分なりに整理してみて、現金だけで持っているときにも減っていくものがある、と考えるようになったからです。これは私がそう決めたという話で、どのくらいが適切かは人によって違うと思います。

※私は投資助言・代理業の登録を受けていません。この記事は私自身の考えと決め方の記録で、特定の商品や判断をおすすめするものではありません。制度と数字は2026年10月時点のものです。税金の扱いなど具体的な判断は税理士や税務署に相談してください。

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現金で置いておく分を、私はこう決めました

私は50代で体を壊して会社を辞めました。国際線の客室乗務員をしていたので、収入が止まったときにどれくらい不安になるかは身にしみて分かっています。だから最初に決めたのは、投資の金額ではなく、現金でいくら置いておくかのほうでした。

私が置いているのは生活費の2年分です。2年あれば、相場が下がっている最中でも株を売らずに済むと考えました。期間を長くすれば安心ですが、そのあいだ現金のまま置いておくことになります。そのつり合いを自分の生活費で測って決めたのが2年でした。

インフレとデフレを、おにぎりの値段で整理しました

インフレは、物やサービスの値段が続けて上がっていく状態です。1個100円だったおにぎりが、来年は110円になる。物と比べると、同じ100円の持っている力が下がっているということです。

デフレはその逆で、100円だったおにぎりが90円になる。物と比べたお金の力は上がります。預金の残高が変わらなくても、買えるものは増えます。

私が引っかかったのは、預金通帳の数字はどちらの場合も減らない、という点でした。減らないのに買えるものが減っていく。それがインフレのときに起きることだと、ここでようやく腹に落ちました。

デフレのときに、会社と借金に何が起きるか

デフレだと預金を持っている側には都合がいいように見えます。ただ、会社のほうを見ると違う景色でした。

値段が下がり続けると、会社の売上は伸びにくくなります。売上が伸びないので生産を縮め、人を減らします。賃金が上がらないので、働いている人も物を買わなくなります。買われないから値段がまた下がる。日本が長く抜け出せなかったのは、この回り方だったと私は理解しています。

借金のほうも重くなります。お金の力が上がるということは、返さなければいけない金額の重みが増すということです。多くの会社は借入れをして事業をしているので、デフレが長引くと返済に耐えられない会社が出てきます。良いデフレというものはない、と言われるのはこのためだと受け取りました。

「良いインフレ」と「悪いインフレ」を、私はこう分けています

私が良いインフレだと思っているのは、値段が緩やかに上がって、会社の売上が伸びて、そのぶん賃金も上がっていく形です。この順番で回っているあいだは、企業に投資している人の取り分も一緒に増えていきます。

悪いインフレは、物が足りなくなったり通貨の信用が失われたりして、値段だけが跳ね上がる形です。賃金は追いつかず、会社も原価に追われます。世界中の国が、悪いインフレを避けながら緩やかなインフレを起こそうとしているのは、この違いがあるからだと考えています。

どちらに転ぶかを私が当てられるとは思っていません。だから、どちらに転んでも生活が止まらないように、現金と企業への投資を分けて持つという形にしました。

金利が上がる局面で、私が預金と投資をどう見ているか

日本銀行は2024年に長く続いたマイナス金利をやめて、そこから金利を上げる方向に動いてきました。預金の利息も、ゼロに貼り付いていた頃とは違います。それでも私は、預金に全部戻すという気持ちにはなりませんでした。

理由は、利息が上がっても物の値段の上がり方に追いつくとは限らないからです。追いついているかどうかは、その時々の数字を自分で見比べるしかありません。私は、預金で置く2年分は値段の動きとは関係なく守る分、それを超える分は企業に育ってもらう分、と役割を分けて考えることにしました。

ここから先の金利がどうなるかは、私には分かりません。先の金利や物価の数字を言い当てる話は、私は書かないことにしています。

それでも私が現金を手放さない理由

私のやり方は、ウォーレン・バフェットのやり方を真似したものです。良い企業を割安なときに買って長く持つ。決算は自分で読む。わからないものは買わない。この3つだけを守っています。

この中で一番効いているのが、割安なときに買う、という部分でした。割安になるのは相場が下がっている最中です。そのときに買う側に回るには、売らずに済む現金が手元にある必要があります。私にとっての現金は、インフレに負ける資産というより、下がった日に動けるようにしておくための道具です。

投資にはお金が減るおそれがあります。会社の業績や評判が崩れれば株の価値も下がり、海外の会社なら為替でも増減します。私は、その前提で自分の現金の量を決めました。

家計の現金比率の数字は、この記事には書きませんでした

日本の家計がどれくらいの割合を現金と預金で持っているか、という数字をよく見かけます。日本銀行の資金循環統計が出どころのはずですが、私は今回、その原典の何年何月の数字なのかを自分で確かめられませんでした。確かめられない数字を書いて、それを根拠に何かを決める形にはしたくなかったので、割合の数字は入れていません。

自分の家計の割合なら、通帳と証券口座の残高を足して割るだけで出ます。私は人の平均ではなく、自分の数字のほうを見て決めました。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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