この記事は、米国高配当ETFのHDVについて説明しています。
この記事を読むと、HDVは、日本に存在しない、良質な高配当株ETFがアメリカにあることがわかります。
私のポートフォリオは米国株50%、日本株50%です。
HDVとは
HDVとはアメリカの資産運用会社であるブラックロック(Black Rock)社が運用するETFで、経費率が0.08%と低い水準に抑えられている優良なETFです。
HDVの運営会社はブラックロック社で、構成銘柄数は約75銘柄です。
投資信託(ファンド)の評価機関であるモーニングスターが算出し公表する米国高配当株で構成されるモーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指すETFで、2024株式 HDVの直近配当利回りは3.13%です。
米国の財務上優良な企業の中から配当利回りが高い約70~80の銘柄に投資しているETFで、世界有数の大企業が集まっており、アメリカの財務上優良な企業ばかりです。
HDVに投資する7つの理由
HDVは、安定した配当収入と資産成長を求める投資家にとって魅力的な選択肢です。
①高い配当利回り
HDVは約3.3%から4%の配当利回りを提供し、安定した収入源となり得ます。
➁トータルリターンの期待できる
配当収入に加え、株価の上昇によるキャピタルゲインも期待できます。
③財務健全な企業への投資
HDVは財務が健全で市場での競争力が高い企業のみを厳選して投資しています。
④安定した運用実績
HDVは運用開始以来、安定した運用成績を維持しており、経済的に不安定な時期でも比較的安心です。
⑤分散投資
HDVはエネルギー、通信、ヘルスケアなど複数のセクターにわたり分散投資がされています。
⑥低い運用コスト
HDVの運用コストは非常に低く、年間0.08%の手数料のみです。これにより長期的なコスト負担が軽減されます。
⑦信頼性の高い運用会社
HDVは世界有数の資産運用会社、ブラックロックによって運用されています。これにより運用のプロフェッショナリズムと安定性が確保されています。
HDVの保有銘柄
ファイザー (Pfizer)
世界的な製薬会社で、特にCOVID-19ワクチンの開発で注目されました。
ジョンソン&ジョンソン (Johnson & Johnson)
広範なヘルスケア製品を提供する大手多国籍企業です。
プロクター&ギャンブル (Procter & Gamble)
日用消費財を製造・販売する大手企業で、多くの日本でもお馴染みのブランドを持っています。
コカ・コーラ
これらの企業はいずれも、安定した財務基盤と高い市場競争力を持つことで知られており、HDVにおける魅力的な投資対象となっています。
HDVの購入方法
出典:SBI証券
外国株、特にファンドを購入することは難しいと思われがちですが、HDVは非常に簡単で、SBI証券や楽天証券で簡単に購入できます。
- 外国株式・海外ETFのページに入る
- マイページの取引をクリック
- 検索に「HDV」と入力。
- 検索結果からHDVのページにアクセスし、現物買付→株数→成行→当日中→NISAか特定口座を選ぶ→外貨か円貨を選択(ドルがなければ、円貨決済可能です)
あとは注文するだけです。
このプロセスは、通常の国内株の購入と同じくらい簡単で、特別な手続きは必要ありません。
資産運用の簡易性
このように、HDVを含む外国株の購入は、一見すると難しそうに感じますが、実際のところは非常に簡単です。
今はネットの証券会社を通じて簡単に、そして迅速に国際的な投資が可能になっています。昔は、アクセスできなかった優れた投資機会に、個人投資家も簡単に参加できるようになりました。
投資を始める際には、自身のリスク許容度を考慮し、適切な資産配分を心がけましょう。
まとめ
HDVは、配当利回りが高く、配当利回りは約3.3%から4%程度で、最近の市場価格の上昇により割安感は薄れていますが、アメリカの超優良企業の集まりであるため、信頼性は非常に高いです。
これらの企業は業績と株価が安定しており、見せかけの高利回りではない本物の高配当を提供しています。
HDVはビジネスの競争力が高く、配当の継続力があり、デフォルトの可能性が非常に低い企業ばかりを選定しています。
高いトータルリターンが期待できる点です。HDVは高配当株ファンドですが、配当金だけでなく株価の伸びも期待できる優良な米国株ETFです。
投資を始めるならSBI証券か、楽天証券をお勧めします。
どちらもネット証券として使いやすく、初心者から上級者まで幅広くサポートしてくれます。
SBI証券なら単元未満株の手数料が無料なので小口投資でもコストを抑えられ、楽天証券なら国内株式手数料が最低0円からでポイントが貯まる、使える楽天スーパーポイントを貯めて、取引に使うことができます。
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