【投資家必見】トランプごときに怯えるな!S&P500が世界を支配する”本当の理由”と米国株の絶対的強さを数字で証明。

堅実投資法
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投資に大切なことは、短期の政治に惑わされるな!ということです。2025年7月、投資の世界では相変わらず「トランプがどうの」「政治情勢がどうの」と騒がしいですよね。

でも、ちょっと待てください。

データと数字で徹底的に見ていきましょう。

政治なんて所詮は表面的な波です、米国経済の本質的な強さは、そんなものでは揺るがない、っていうのが結論です。

今回は、最新の投資信託ランキングから、S&P500の世界支配の実態、そしてジェレミー・シーゲルの長期投資理論まで、なぜ米国株(特にS&P500)が最強なのかを解説します。

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S&P500の”圧倒的すぎる”人気の真実

2025年6月末の衝撃データ

国内追加型株式投信ランキング(ETF除く)を見てみましょう。

| 1位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 74,156億円
| 2位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 63,589億円
| 3位 | アライアンス 米国成長株投信Dコース | 33,540億円
| 4位 | インベスコ 世界厳選株式 | 22,276億円
| 5位 | SBI・S&P500インデックスファンド | 20,847億円

TOP5中、3つが米国株ファンドで、S&P500系だけで約9.5兆円もあるんです。

これは偶然でしょうか?いや、これは必然です。

 パフォーマンスが物語る真実

過去10年の年率リターンを見てみましょう。

– S&P500:約11〜13%
– 全世界(オルカン):約8〜10%
– 日本TOPIX:約5〜6%

この差は何を意味するのでしょうか。

10年間で100万円投資した場合
– S&P500:約300万円
– 全世界:約220万円
– 日本株:約160万円

140万円の差って大きいですよね。

S&P500の支配は”完了済み”

時価総額で見る圧倒的支配

2025年の世界時価総額ランキングを見てみましょう。

| 1位 | Apple | 3.2兆ドル |
| 2位 | Microsoft | 3.0兆ドル |
| 3位 | Alphabet(Google) | 2.2兆ドル|
| 4位 | Amazon | 2.1兆ドル |
| 5位 | Meta(Facebook) | 1.6兆ドル |

世界トップ6社中5社が米国テック企業なんです。

– 検索エンジン:Google 90%超
– スマホOS:iOS+Android 99%超
– クラウド市場:AWS 31%、Azure 24%、Google Cloud 11%
– EC市場:Amazon 40%超(米国)
– SNS:Meta系 30億人超のユーザー

米国の”構造的強さ”

米国が世界を支配する理由

GAFAMの強さは偶然ではなくて、米国という国の構造的な強さが生み出しています。

【人材力】

– 世界中の頭脳が米国に集結
– ノーベル賞受賞者数No.1
– 留学=米国というグローバル認識

【基軸通貨】

– ドルが世界取引の中心
– 国際決済の約60%がドル建て
– 円安?ドル高?関係ない、ドルが基準だ

【経済の中心】

– NY証券取引所は世界最大
– 世界の資本が集まる仕組み
– 資本調達力が圧倒的

【自由な発言・起業家精神】

– イノベーションを生む土壌
– 規制より革新が先に進む
– 失敗を恐れない文化

これが、政治家一人の発言程度で揺らぐでしょうか。

ジェレミー・シーゲル”絶対的真実”

暴落は来ても回復は必ず来る

ペンシルバニア大学の金融学教授、ジェレミー・シーゲル。

彼の研究は、1926年以降のS&P500のデータを基に、一つの真実を証明したのです。

「米国株の平均実質リターンは年約6〜7%で、暴落後も必ず回復する」という事実です。

 歴史的暴落と回復の実例

具体的なデータ

| ITバブル崩壊(2000-2002) | ▲49% | 約5年 |
| リーマンショック(2008-09) | ▲57% | 6年 |
| コロナショック(2020) | ▲34% | 約半年 |

コロナショックに至っては半年で回復しました。

日本株の”隠れた強さ”

 日本企業のM&Aブーム

2025年上半期、日本企業のM&A総額は3.1兆円と、バブル期以来の規模なんです。

– 企業が内部留保を投資に回している
– 資本効率の改革が本格化
– PBR1倍割れの是正が進んでいる

 インフレが日本株を押し上げる

現在の日本のインフレ状況は
– コアCPI:前年比+2.5〜3.0%
– 為替:1ドル=160円台
– 賃上げ+原材料費高騰

インフレ率3%が10年続けば、価格レベルは約1.34倍になります。つまり10年後に日経平均株価が5万円になることは十分現実的だということなんです。

日経平均33,000円 × 1.34 = 約44,000円

まとめ

 S&P500インデックス投資

シーゲルの教え

1. 短期の変動に惑わされるな
2. 暴落は必ず回復する
3. 株式はインフレの最強の盾

政治情勢?景気後退?そんなの長期で見れば関係ないんです。(長期=15年以上)

大切なのは構造的な強さなんです。

米国株(S&P500)が最強

– 世界最強企業500社への自動分散投資
– 低コスト(信託報酬0.1%以下)
– 過去100年間の実績

日本株も今が仕込み時

– 資本改革による企業価値向上
– インフレによる名目成長
– M&Aブームによる株価押し上げ

オルカン(全世界)で完璧な分散

– 米国60%、日本・欧州・新興国40%
– 一つの国に依存しないリスク分散

トランプごときに怯えるな!

– GAFAMの世界支配は完了済み
– 米国の構造的強さは政治を超越
– 長期投資の優位性は歴史が証明
– 日本株の復活もデータが示唆

トランプが何を言おうが、関税を上げようが下げようが15年以上の長期で見れば関係ないんです。短期の株価に惑わされずコツコツインデックス投資や高値掴みを避けた日本の高配当株投資で未来の自分年金を作りましょう。

投資は、長期・分散・低コストが王道です。

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