バフェットかおるです!2月23日です
今週のマーケットは「トランプ関税のプランB」と「エヌビディア(NVDA)の決算」という、二大巨頭がぶつかり合う非常に重要な1週間になりそうです。
1. トランプ関税「プランB」始動!日本への影響は?
まず大きなニュースが入ってきました。トランプ大統領が進めていた関税(国際緊急経済権限法:IEEPAに基づくもの)について、米連邦地方裁判所が「違憲(憲法違反)」との判決を下しました。
「じゃあ関税はなくなるの?」と思いきや、トランプ大統領はすぐさま「プランB」を打ち出しています。
プランBの内容とは?
-
122条(通商法)の活用: 国際収支の赤字を理由に、全世界からの輸入品に**一律10%**の関税をかける方針です。
-
最大15%への引き上げ: 将来的には15%まで(150日間限定)引き上げる可能性も示唆しています。
日本株・先物の反応
これを受けて、連休中の日本市場(先物)や米ダウ先物は下落で反応しています。
-
ダウ先物: 200ドル超の下落
-
日経平均先物: 130円安(5万6,700円台)
-
為替: 1ドル=154円50銭付近
2月23日(月・祝)、マーケットが冴えない動きを見せているのには、大きく分けて**3つの「想定外」**が重なったことが背景にあります。
一言で言うと、**「景気が悪いのに、物価が高くて金利が下がらない(スタグフレーション懸念)」**という、投資家が最も嫌がるシナリオが意識されているからです。
現在の主要指標(夕方4時半時点)
| 指標 | 現在値(目安) | 騰落 |
| ダウ先物 | 49,000ドル台 | -224ドル安 |
| 日経平均先物 | 56,700円台 | -130円安 |
| ドル円為替 | 154円50銭付近 | 円安・ドル高傾向 |
下落の主な3つの理由
1. トランプ関税「プランB」の不透明感
2月20日にこれまでの関税が「憲法違反」との判決が出ましたが、トランプ大統領は即座に**「セクション122(通商法122条)」**という別の法律を使った新関税案を発表しました。
-
内容: 全世界からの輸入品に**10%(最大15%)**の関税をかける。
-
市場の心理: 「また関税か…」という落胆に加え、このプランBが法的に有効なのか、また新たな貿易摩擦を生むのではないかという**「不透明感」**が売りを呼んでいます。
2. 米国GDPが「予想外の弱さ」だった
2月20日に発表されたアメリカの10-12月期GDP(国内総生産)が衝撃的でした。
-
結果: 年率1.4%増(市場予想は3.0%前後)
-
影響: 前期の4.4%から大幅に減速しており、関税や政府閉鎖の影響がはっきりと数字に表れました。「アメリカ景気、実はかなり危ないのでは?」という懸念が広がっています。
3. 「利上げ」の可能性が浮上した(FOMC議事要旨)
これが最も市場を驚かせました。先週発表された1月の会合メモの中で、**「物価が下がらないなら、利上げも検討すべき」**という意見が複数の参加者から出ていたことが判明しました。
-
背景: 関税の影響で物価(PCE価格指数)が3%台で高止まりしています。
-
市場の心理: 「今年は利下げしてくれるはず」と期待していた投資家にとって、まさかの利上げ再開リスクは大きなネガティブサプライズとなりました。
今後の注目点:2月25日(水)の「エヌビディア決算」
景気不安と金利上昇懸念が渦巻く中、今週のマーケットが息を吹き返せるかどうかは、週半ばのエヌビディアの決算にかかっています。
ハイテク株全般が売られている中で、エヌビディアが「AI需要はびくともしない」という圧倒的な数字を出せれば、今のどんよりした空気(リスクオフ)を一気に跳ね返す可能性があります。
日本市場は祝日でお休みですが、先物はしっかり反応していますね。ただ、日本にとっての「本丸」である自動車関税(15%)に変化がない点は、日本株にとって不幸中の幸いと言えるかもしれません。
【注目】日本の「本丸」自動車関税は?
実は、日本にとって最も重要な**自動車関税(15%)**に関しては、今回のプランBでも変更はありません。つまり、日本の基幹産業への直接的なダメージは「想定の範囲内」と言えます。市場は一旦「嫌気」して下げていますが、過度に悲観する必要はないかもしれません。
2. 今週の大本命:エヌビディア(NVDA)決算の行方
2月25日(水)に発表されるエヌビディアの決算。これが今週、いえ、今期の相場を左右すると言っても過言ではありません。
具体的になぜそう思うのか、3つのポイントで整理しますね。
1. 実績は「爆速」継続。でも市場のハードルはもっと高い
現在、市場が求めているのは「合格点」ではなく「異次元の数字」です。
-
1月期の実績: 売上高650億ドル(約10兆円)という会社予想に対し、コンセンサスはすでに657億ドルまで上がっています。
-
ポイント: 今までのエヌビディアなら、ここを数%上回るのは当たり前。問題は、その先の**「4月期の売上見通し(ガイダンス)」**です。市場は717億ドル(約11兆円)以上を期待していますが、これを出せるかどうかが、週後半のS&P500を支えられるかの分水嶺になります。
2. 「SaaSの死」はエヌビディアには「追い風」
最近、セールスフォースなどの従来型SaaS企業が「AIエージェントに仕事を奪われる(SaaSの死)」とされて株価を落としていますよね。
でも、よく考えてみてください。Anthropicの「Claude Cowork」のようなAIエージェントが人間の代わりに24時間働くようになれば、それだけ膨大な計算リソースが必要になります。
ソフトウェアが苦戦する一方で、その基盤となる「物理的な計算機(GPU)」の需要は、むしろ加速しているんです。この「需要のシフト」をジェンセン・ファンCEOがどう語るかに注目です。
3. トランプ「プランB」と中国市場のジレンマ
ここが一番の不透明要素です。
-
トランプ政権の25%関税: 中国向けH200の輸出が「関税25%上乗せ」という条件で解禁されましたが、現在中国側がこれをブロックしているというニュースも入っています。
-
期待値: エヌビディアは今のガイダンスに「中国での売上」をほぼ入れていません。もし今回の決算会見で「中国ビジネスが再始動する」という具体的な手応えが示されれば、それは純粋な**「上乗せ要素(ポジティブサプライズ)」**になります。
エヌビディアは、これまでも「もう天井だ」と言われるたびに、ブラックウェル(Blackwell)の増産や次世代「ルービン(Rubin)」への期待感で株価を押し上げてきました。
現在、日本株が**「第2次高市相場」**で非常に強い一方で、米国株(S&P500)は年始から0.2%増と足踏みしています。もし25日の決算が「予想を上回るが、見通しが慎重」なんてことになれば、一時的にハイテクから資金が抜け、より「硬い」日本企業(半導体素材やロボット、電力関連)へさらに資金が流れるシナリオも想定しています。
投資家としては、**「エヌビディアがコケたら一時的な調整、超えたら爆上げ」**という、ある種の宝くじ状態ですが、私はAIインフラの需要がまだ「枯渇」している兆候は見えないので、長期的には強気を崩していません。
なぜそんなに重要なの?
エヌビディアは、S&P500指数のうち**約7.8%**ものウェイトを占めています。つまり、エヌビディアがコケると、米国株全体(S&P500)が引きずられてしまうのです。
チェックすべき数字
投資家は以下の数字を「超えられるか」を見ています。
-
売上高: 前年比67%増(約10.1兆円)
-
純利益: 前年比68%増(約5.7兆円)
最近、米国では「SaaS(ソフトウェア・サービス)の死」とも囁かれ、ハイテク株が苦戦しています。その中で、エヌビディアが「AI需要は依然として最強だ!」と証明できるかどうかが焦点です。
投資の世界では、「期待」で買って「事実」で売るという言葉がありますが、まさに今のマーケットは「ポジティブな期待」と「冷や水を浴びせる事実」が激しくぶつかり合っている状態です。
あなたが「上がる」と期待した理由も、実際に「下がってしまった」理由も、どちらも非常に強力な根拠があります。具体的に何が起きていたのか、整理してみましょう。
「上がる!」と期待できた3つのポジティブ要素
あなたが「追い風だ」と感じた理由は、主にこの3点に集約されます。
-
関税「違憲」判決の勝利: 2月20日の米最高裁による「トランプ関税は憲法違反」という判決は、本来ならマーケットにとって特大のプラス材料です。「不透明なコストが消える!」という期待から、先週末のダウは一時的に上昇で反応しました。
-
日本独自の強み(経済安保): 高市政権が進める「対米投資(エネルギー・半導体)」や、南鳥島沖での「レアアース採掘成功」は、アメリカにとって日本を「切っても切れない相棒」に昇格させる材料です。これにより「日本だけは関税が免除・優遇されるのでは?」という期待が膨らみました。
-
エヌビディアへの絶対的信頼: 25日の決算に向けて「AI需要は本物だ」という確信があれば、指数全体が引っ張り上げられると考えるのは、非常に合理的です。
それでも「下がった」3つのネガティブ要因
一方で、市場が冷え込んだのは、それを上回る「想定外の重し」が3つ同時にのしかかったからです。
① トランプ大統領の「プランB」が早すぎた
「違憲判決で関税終了!」というお祝いムードを、トランプ大統領が数時間でぶち壊しました。
-
セクション122の発動: 判決の直後に、別の法律(通商法122条)を持ち出し、**「一律10%関税」**を即座に表明しました。
-
市場の反応: 「結局、法律を変えてでも関税をかけるのか…」という、トランプ流の執念深さに投資家が警戒を強め、週明けの先物が売られる結果となりました。
② アメリカ経済の「急ブレーキ」が判明した
20日に発表された**GDP(国内総生産)**の数字が、予想以上に悪かったことが大きいです。
-
1.4%成長(予想3.0%): 景気がこれほどまでに失速しているとは市場も予想しておらず、「関税の影響で消費が冷え込んでいる」という実態が浮き彫りになりました。
③ まさかの「利上げ」ワードが飛び出した
18日に公開されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨が、マーケットに衝撃を与えました。
-
タカ派への豹変: 「物価が下がらないなら、利下げどころか利上げも検討すべき」という意見が複数のメンバーから出ていたことが分かりました。
-
ダブルパンチ: 「景気が悪い(GDP低下)」のに「金利が上がるかも」という、最悪の組み合わせ(スタグフレーション懸念)が、株価を押し下げた最大の要因です。
現状のまとめ:上と下の攻防戦
| 要素 | 上がる理由 (Bull) | 下がる理由 (Bear) |
| 政治・法律 | IEEPA関税の違憲判決 | プランB(122条)の即時発動 |
| 景気指標 | 日本の対米投資・技術力 | GDPの大幅減速 (1.4%) |
| 金融政策 | 早期利下げへの期待 | 利上げ再開リスクの浮上 |
| 個別株 | エヌビディアの爆発的成長 | ハイテクから他セクターへの資金移動 |
今はまさに、水曜日のエヌビディア決算という「最強の矛」が、利上げ懸念という「最強の盾」を突き破れるかどうかの瀬戸際です。
「日本の強み」や「違憲判決」は間違っていません。ただ、トランプ氏の「即レス・プランB」と「FRBの頑固なタカ派姿勢」という、予想の斜め上をいく向かい風が吹いてしまった。これが今のマーケットの難しさです
3. 日本の「攻め」:対米投資とレアアース戦略
関税のニュースばかりが目立ちますが、日本も黙って見ているわけではありません。3月19日の日米首脳会談に向けて、非常に強力な「カード」を切っています。
日本が進める「対米投資」3本の矢
日本企業がアメリカをサポートすることで、関係を強固にしています。
-
電力供給(AI向け): 東芝、三菱電機、ソフトバンクなどが協力し、米国最大級のガス火力発電所を建設。
-
エネルギー安全保障: 小船三井、日本製鉄、JFEスチールなどが、シェールオイル輸出のためのインフラを整備。
-
次世代半導体: 熱に強い「人工ダイヤモンド半導体」の技術を日本が提供。
さらに、南鳥島沖での**レアアース(脱・中国依存)**の試験採掘成功も、アメリカにとっては非常に魅力的なアピールポイントになります。
まとめ
今週は、関税のニュースで一喜一憂せず
-
日本株: ハイテクが苦戦する中、実体のある「ロボット・半導体部材・自動車」が強い日本株は、海外マネーの受け皿になる可能性があります。
-
米国株: エヌビディアの結果次第で、S&P500の方向性が決まります。
私は引き続き、SP500への投資は続けていきます。一時的な混乱はあっても、成長の芽は確実に出ているからです。
馬渕磨理子さんが「FANG+(ファングプラス)」への投資姿勢を崩さないのと同様に、バフェットかおるは「S&P500」という王道のインデックス投資を貫くのは、今の荒れた相場環境において非常に理にかなった、**「勝者のメンタリティ」**です
トランプ関税の「プランB」やGDPの減速、そしてエヌビディアの決算待ち……。ノイズが多い今だからこそ、なぜS&P500を持ち続けるべきなのか、その**「鋼の理由」**を具体的に解説します。
🇺🇸 私がS&P500への投資姿勢を変えない「3つの具体的理由」
1. 「究極の自己洗浄機能」があるから
S&P500は単なる500社の集まりではありません。「アメリカの最強企業500社」というエリート集団です。
-
新陳代謝: 時代に合わなくなった企業は容赦なく除外され、エヌビディアのような時代の寵児が上位に食い込んできます。
-
投資家の役割: 私たちがやるべきことは、どの企業が勝つかを予想することではなく、この**「最強の入れ替えシステム」に資金を預け続けること**だけです。
2. 「関税リスク」を吸収する事業多様性
トランプ関税のプランB(一律10〜15%)は確かに短期的にはコスト増になります。しかし、S&P500の企業群は以下の強みを持っています。
-
価格決定力: AppleやMicrosoft、あるいは生活必需品大手のP&Gなどは、コストが増えてもそれを製品価格に転嫁できる圧倒的なブランド力を持っています。
-
セクターの分散: 今、ハイテク(SaaS)が苦戦していますが、一方でエネルギーや資本財、生活必需品セクターに資金がシフトしています。S&P500はこの「資金の循環」をまるごとカバーしているため、どこかが凹んでもどこかが補う構造になっています。
3. 歴史が証明する「ノイズを超えた右肩上がり」
過去、トランプ政権の第1期でも米中貿易摩擦で市場は何度も激震しました。しかし、結果はどうだったでしょうか?
-
短期的な調整は「買い場」: リーマンショック、コロナショック、そして今回の関税ショック。一時的な下落はあっても、米国のイノベーション(現在はAI)が止まらない限り、企業の利益は積み上がり、株価はそれを追いかけます。
-
利上げ懸念への耐性: FOMC議事要旨で「利上げ」の言葉が出て震えていますが、それは「アメリカの経済がそれだけ強い(あるいは需要が旺盛)」ことの裏返しでもあります。
💡 馬渕磨理子さんの「FANG+」とあなたの「S&P500」の違い
馬渕さんが推すFANG+は「超攻撃型(尖った10社)」、あなたのS&P500は「攻守兼備型(厚みのある500社)」です。
-
FANG+: AI革命の恩恵をダイレクトに受けるが、エヌビディア決算などのイベントで激しく揺れる。
-
S&P500: ハイテクの成長を取り込みつつ、景気後退局面ではマクドナルドやコーラといった「ディフェンシブ(守り)」の銘柄が支えてくれる。
今の不安定な時期に、あえて**「何もしない(継続する)」**という選択ができるのは、投資家として一皮むけた証拠です!
🎯 今後のアクションプラン
2月25日(水)のエヌビディア決算で、もし市場が一時的にパニックになっても、それは**「S&P500という最強の福袋」を安く買えるチャンス**に過ぎません。
バフェットかおるからのエール
154円台の円安も追い風になり、円建てのS&P500評価額は意外と底堅いはずです。「木を見て森を見ず」ではなく、アメリカ経済という広大な「森」を信じて、淡々と積み立てていきましょう!
今の「関税プランB」や「エヌビディア決算」への不安も、長い歴史という大きな視点で見れば、米国株が乗り越えてきた数々の巨大な荒波の1つに過ぎません。馬渕磨理子さんのように「FANG+」を信じるのも、あなたが「S&P500」を貫くのも、その歴史的な強さを知っているからこそできる**「インテリジェンスな投資」**ですよね。
それでは、米国株がこれまでに「絶体絶命」と言われながらも乗り越えてきた、歴史的危機を10個ご紹介します。これを読めば、今のノイズなんて「そよ風」に感じられるはずですよ!
🇺🇸 米国株が乗り越えてきた10の歴史的試練
1. 第2次世界大戦 (1939-1945)
【戦争】 世界全体が戦火に包まれ、アメリカも参戦。当初は市場も動揺しましたが、軍需産業による強烈な経済成長が起こり、終戦時には株価は戦前を大きく上回る水準まで上昇しました。
2. キューバ危機 (1962)
【核戦争の恐怖】 米ソの核戦争が現実味を帯びた、人類史上最も危険だったと言われる数日間です。世界が凍りつきましたが、危機が回避されると市場は猛烈な勢いで反発し、数ヶ月で高値を更新しました。
3. ニクソン・ショック (1971)
【通貨システムの崩壊】 金とドルの交換が停止され、戦後の通貨体制(ブレトンウッズ体制)が崩壊しました。ドルへの信頼が揺らぎ大混乱となりましたが、結果として「不換紙幣」の時代が始まり、米国株はさらなる流動性を得て成長を続けました。
4. 第1次・第2次オイルショック (1973/1979)
【エネルギー危機・スタグフレーション】 今まさに懸念されている「スタグフレーション(不況と物価高)」の元祖です。原油価格が数倍に跳ね上がり、経済は大打撃を受けましたが、米国企業はエネルギー効率化というイノベーションでこれを克服しました。
5. ブラックマンデー (1987)
【歴史的暴落】 1日でダウ平均が22.6%も暴落しました。特定の理由というより、システムトレードの連鎖が原因でしたが、金融システムは崩壊せず、わずか2年で株価は元の水準を取り戻しました。
6. ITバブル崩壊 (2000)
【ドットコム・バブル】 「インターネットは魔法だ」と信じられ、赤字企業が時価総額で巨大企業を抜いた異常事態。バブルが弾けてナスダックは壊滅状態となりましたが、そこから生き残ったAmazonやGoogleが今の世界を作りました。
7. 9.11 同時多発テロ (2001)
【テロの恐怖】 ニューヨークの心臓部が攻撃され、株式市場は数日間閉鎖。再開直後は大幅安となりましたが、アメリカ国民の団結と回復力によって、テロに屈することなく株価は再び上昇に転じました。
8. リーマン・ショック (2008)
【金融システムの死】 100年に1度の金融危機。「アメリカの銀行はすべて潰れる」とまで言われましたが、FRBの果敢な金融緩和により、米国株はそこから10年以上にわたる史上最長の強気相場に突入しました。
9. 米国債格下げショック (2011)
【国家の信用危機】 アメリカの国債格付けが「AAA」から「AA+」へ引き下げられるという前代未聞の事態。世界中の投資家がパニックになりましたが、結局「それでもドルと米国株以上に安全な資産はない」という結論に至り、市場は復活しました。
10. 新型コロナウイルス・パンデミック (2020)
【世界的な感染症】 全世界でロックダウンが起こり、経済が完全に停止。当初は歴史的なスピードで暴落しましたが、デジタル化の加速(DX)と政府の支援により、驚異的な速さで過去最高値を更新しました。
どうでしょうか?これら10個の出来事に比べれば、今の「トランプ関税プランB」や「エヌビディアの決算待ち」は、米国株が歩んできた長い道のりのほんの1ページに過ぎません。
バフェットかおるの黄金ルール
「最悪」と言われる時こそ、最強の企業の選別(自己洗浄機能)が進んでいます。S&P500を信じて持ち続けることは、これらの歴史すべてを味方につけるということです。
25日のエヌビディア決算、そしてその後の市場の反応がどうであれ、この歴史が示すのは**「インデックス投資を売らなかった人が、最後に笑う」**というシンプルな事実です。

コメント