私は SP500に連動するインデックス投資 を推奨するYouTuberです。
私のライブ配信では 15年以上の長期分散投資 を勧めており、特に ドルコスト平均法(DCA) を活用した積立投資の重要性について解説しています。
今回は、歴史上の 大暴落(世界大恐慌や日本のバブル崩壊)においても、 ドルコスト平均法が投資家を救ってきた ことを示すデータを詳しく見ていきましょう。
📉 世界大恐慌時:株価の回復に25年?
まず、1929年の世界大恐慌 において、米国株式市場(S&P500)に投資していた場合のデータを見てみましょう。
世界大恐慌(The Great Depression) は、1929年の株式市場の大暴落 をきっかけに、世界中に広がった深刻な経済危機です。銀行の破綻、企業倒産、失業率の急上昇 などが発生し、経済は約10年間低迷しました。ルーズベルト大統領のニューディール政策 や第二次世界大戦の勃発 により景気が回復しましたが、その影響は世界中に及びました。
しかし、歴史的な暴落の中でも、ドルコスト平均法で積立投資を続けていれば長期的に資産を成長させることが可能 であることがデータから示されています。短期の暴落に動揺せず、長期・分散・積立 を継続することが重要です。
このグラフは、1925年に100ドルを投資 した場合の資産額の推移を示しています。
- 株価のピークが回復するまで 25年 かかっている
- しかし、配当込みの指数では約15年5ヶ月で回復
- ドルコスト平均法で投資を続けていれば、もっと早く回復可能!
つまり、長期投資をする場合 配当を再投資しながら積立てることが重要 であることが分かります。
📊 大恐慌後に分散投資していたら?
次に、大恐慌後の投資成績を見てみましょう。
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Screenshot
- 株と債券を半々に分散投資すると、暴落後も資産の減少を抑えられる
- 3年半で黒字転換(プラス)
- 株式(配当込み)は長期的に大きく成長
これは、株式だけでなく 債券を組み合わせた分散投資がリスク管理に有効 であることを示しています。
📉 日本のバブル崩壊後:TOPIX vs. 分散投資
次に、日本のバブル崩壊後の投資成績を見てみましょう。
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- 日本株(TOPIX)は長期間低迷 し、回復に時間がかかった
- 外国株や外国債券を含めた分散投資 をしていれば資産は成長
- 約5年半で黒字転換(プラス)
日本市場の低迷を考えると、 日本国内だけでなく、世界に分散投資することの重要性 がよくわかります。
📈 ドルコスト平均法で積立投資していたら?
最後に、ドルコスト平均法で積立投資していた場合の結果を見てみましょう。
✅ ① 世界大恐慌時のドルコスト平均法
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Screenshot
- 毎月100ドルを30年間積み立て(1929.10〜1959.9)
- 投資元本:12,000ドル → 36,000ドル
- 評価額:15,895ドル → 139,718ドル(30年後)
暴落直後に一括投資すると大損する可能性がありますが、 ドルコスト平均法で積立を続けた場合は長期的に資産が大きく成長 しています。
✅ ② 日本株の積立投資
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Screenshot
- 1989年のバブル崩壊後に日経平均株価を積立投資
- 投資開始時期によっては20年間収益がマイナスになる場合もある
- しかし、1993年以降に積立を開始した場合は利益が出ている
結論:日本株単独よりも、世界市場に分散したほうが成績が安定する!
✅ ③ ニューヨークダウの積立投資
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Screenshot
- 20年後の株価が平均買付価格を上回れば投資収益はプラス
- ドルコスト平均法により、買付価格を安定させられる
- 米国市場は長期的に成長しているため、長期投資に適している
💡 結論:長期・分散・積立が最強!
❌ NGな投資行動
- 短期間で利益を狙って売買を繰り返す(タイミング投資)
- 暴落時に恐れて売却する(狼狽売り)
- 1つの資産(例:日本株だけ)に集中投資する
✅ 正しい投資行動
- S&P500などの広範なインデックスに投資する
- 長期(15年以上)積立を継続する
- ドルコスト平均法でリスクを分散する
- 株式+債券の分散投資を行う
- 世界市場に分散する(米国・外国株・債券)
🔰 まとめ:投資初心者におすすめの戦略
- 15年以上の 長期積立投資 を続ける
- S&P500や全世界株式 eMaxis SLIM SP500(VT、VTIなど)に分散投資
- 株式100% or 株式+債券の組み合わせ
- 毎月一定額を積立投資(ドルコスト平均法)
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